おかずさんの読書

ビジネス・歴史を中心に読んだ本の感想を記載

残業の9割はいらない

2018-08-26 15:40:29 | ビジネス
「残業の9割はいらない」 本間浩輔著 光文社

 筆者はヤフーの常務執行役員。ヤフーの働き方改革には、「企業として勝つために」と「社員が幸せになるため」という目的があり、その具体的な内容をいくつか紹介。ライフの方がワークより大切であり、ワーク・ライフ・バランスという言葉に若干の違和感を覚えるという筆者(私も同感)。
 週休3日が選択できる「えらべる勤務制度」、テレワークの「どこでもオフィス」、3ヶ月の長期休暇が取得できる「サバティカル」など、様々な制度を導入している。
 これらの制度のベースは成果主義。成果をきちんと把握し評価すれば、勤務時間・勤務場所などは関係ないというもの。単に頑張っていることは成果ではない。そのとおりなのでが、成果の評価は難しい。
 
 
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下町ロケット

2018-08-13 07:46:08 | 小説
「下町ロケット ガウディ計画」 「下町ロケット ゴースト」 池井戸潤著 小学館

 東京往復の飛行機・新幹線の中で読み出したらとまらず、2冊まとめて読んだ。最後は技術を追求し、正義を貫く佃製作所が勝つと分かっていても、ハラハラどきどきで本当に楽しい。
 ゴーストは、次回に続くといった終わり方。
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宇喜多の楽土

2018-08-13 07:30:32 | 歴史小説
「宇喜多の楽土」 木下昌輝著 文藝春秋

 豊臣5大老の1人である宇喜多秀家の生涯を描いた一冊。関ヶ原の戦いで敗戦し八丈島へ送られ、86歳まで長らえ、1655年に死亡。波乱に満ちた生涯であり、色々と描き方が考えられる人物。
 本書では、流民のための干拓事業、豊臣秀吉に背き落ち武者を逃がす、八丈島において大名への復帰を打診されたが平和な世を望み拒否など、一貫して弱者の視点で考えている。
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