おかずさんの読書

ビジネス・歴史を中心に読んだ本の感想を記載

幻庵

2020-09-21 16:21:03 | 囲碁・将棋
「幻庵」 百田尚樹著 (株)文藝春秋

 面白い。上・中・下で1000ページを超えるが、読み始めると止まらない。一週間で読破。
 江戸時代に活躍したプロ棋士の十世井上家当主幻庵因碩の生涯を描いた小説。
 幼少期に服部因淑にその才能を見いだされ、数多くの棋士と戦いながら名人を目指すもかなわなかった生涯。弟子の死や妻の駆け落ちなど様々な困難に遭いながら、ひたすら囲碁の修行に励み、数多くの棋譜を残している。
 江戸時代の棋士の育成・生活・お城碁の位置づけなど、様々な情報が盛り込んであり、囲碁好きにはたまらない。コミや時間制限がない江戸時代の碁は、一手に何時間もかけれるし、何日でも続く。体力が必要で、まさに命をかけている。
 すごく、囲碁が打ちたくなる一冊。
 
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50代からの人生戦略

2020-09-13 11:24:17 | その他
「50代からの人生戦略」 佐藤勝著 青春出版社

 50代の私。びっくりするような戦略はないが、共感できる箇所が多々あった。
  ・50代は運の要素が大きく左右する。男のプライドは捨てる
  ・同窓会が人脈再構築のいい機会
  ・子どもに見返りを求めない。  などなど

 
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ワークマンはなぜ2倍売れたのか

2020-09-06 14:54:16 | ビジネス
「ワークマンはなぜ2倍売れたのか」 酒井大輔著 日経BP

 ワークマンの快進撃は、経済雑誌などでよく目にするが、実際に店舗に行ったことがない私。それでも、ワークマンの
成功の秘訣がよく分かる(今度、店舗に行って自分の目で確認してみよう)。

 通常、ビジネスの成功は社長のリーダーシップで語られることが多いが、本書ではほとんど社長は出てこず、三井物産
を退職後に入社した土屋哲雄専務の改革を中心に記載されているのが面白い(理由は不明)。
 ・全社員がエクセルを学び、データ分析の重視
 ・業務のシステム化をすすめ、仕入は完全自動化
 ・既存の商品の陳列などを変更することで、新しい顧客層を獲得
 ・低価格で高機能なPBの開発 など

 勝てば官軍のビジネス界。やはり勝っている企業のサクセスストリーは楽しい。
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