おかずさんの読書

ビジネス・歴史を中心に読んだ本の感想を記載

望郷

2015-04-05 17:28:32 | 小説
「望郷」 森瑤子著 角川文庫

 竹鶴政孝の妻リタの物語。史実に沿った小説で、二人の愛の強さがよく描かれている。夢中で読んでしまった。
 家族に反対されても竹鶴と結婚し、日本に来たリタ(後年、英国を訪ね和解)。流産の悲しみ、養女サラの育児(最終的に仲たがい)
 戦前・戦後の日本において国際結婚のつらさがわかるととともに、それにもまけず幸せに過ごした2人。感動
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竹鶴とリタの夢

2015-04-05 17:16:25 | 社会
「竹鶴とリタの夢」 千石涼太郎著 双葉社

 「マッサン」の最後のあたりを見た私。感動したので、すぐ書店に行き、買った一冊。
 リタが亡くなったあたりを読み、再び涙が出た。冷たくなったリタの唇にキスをし、大粒の涙を出すマッサン。火葬場にもいかず、丸二日自室にこもったマッサン。

 本書の面白いところは、筆者が実際に、竹原、山崎、余市など現地を訪ね、現在の姿から、当時を回想しているところ。
 最後に余市や余市蒸留所の解説があり、行きたくなる。
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