おかずさんの読書

ビジネス・歴史を中心に読んだ本の感想を記載

ハヤブサ消防団

2022-09-24 18:29:30 | 小説
「ハヤブサ消防団」 池井戸潤著 集英社

 筆者の得意とする銀行を舞台とする権力や財産の争いの話とは全く別物で、東京から田舎へ引っ越した小説家が火事のミステリーを解く話。
 田舎の景色の描写や濃い人間関係などが丁寧に描かれており、田舎出身の私には小説の舞台が目に浮かぶ。
 後半のストーリーが二転三転し、一気に読み終えた。
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The HOPE 50歳はどこへ消えた?

2022-09-18 20:31:26 | ビジネス
「The HOPE 50歳はどこへ消えた?」 河合薫著 プレジデント社

 引用が多く、話も重複したり、話が広がったり、なかなか読みにくい。でも、2回読み返した結果、なんかこれからの人生幸せになれる感じが残る。
 役職定年制など、思い描いてきた人生と違う50代になったときに、どう人生を進めていくべきか。本書では、身近な人とのつながりの大切さを説く。
  ・働くことは、自分と社会をつなぎ、幸せになる手段。働く場所は決して会社だけではない。
  ・しんどい時は、他人の傘にすがればよい。人は強さではなく弱さに魅せられ、その人間くささに共感する。
  ・50代はまだ人生の途上にある。また、50代、消えてたまるか。
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資源カオスと脱炭素危機

2022-09-03 14:40:00 | エネルギー
「資源カオスと脱炭素危機」 山下真一著 日本経済新聞出版

 高騰する資源(石油、石炭、ガス、銅、リチウムなど)や食料の現状を分かりやすく解説(日々の日経新聞の内容を
まとめたような感じ)。
 脱炭素に向けて化石燃料への投資が減る一方で、需要は簡単には減らない。EVなどに金属の需要が高まるが、環境問題などから観点に鉱山の開発は進まない。ここのロシアのウクライナ振興。
 環境対策を「善」、資源確保を「悪」と単純化するだけでは、問題が解決しないことを問う。
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