やまゆり事件から4年が近づき、ニュースで組まれていた特集を見た。
20人を1人の夜勤で見守る施設職員はいつも緊張感と切迫感がいっぱいで、イライラしたり、虐待まがいの関わりが生まれたり。施設という環境の中に植松を生んだ要因がある、と自戒を込めた想いを伝えていた。
映し出された施設は、まさしく30年前、われわれが「こんな暮らしはやめよう」と地域生活宣言をした時代のままの姿だった。
その要因を一掃する方法こそが、私たちの「心のケア」に他ならないのだが、そのことに多くの専門家がまだ気づかないことが馬鹿げている。
ねがいのいえのグループホームしあわせそうでは。今夜も遅くまで眠らないショートステイ利用者に、優しく付き合い続ける2年目のスタッフ。うまくいかない時は手伝おうと控えているが、いつも出番なく、その優しさに安心した利用者が、日付が変わる前に眠りにつくのが通例。などと書いてる間にまさに今、眠りに着いたところ。
利用者の心が安心するから夜よく眠り、スタッフも仮眠8時間で疲弊せず、いつも笑いが絶えない現場に、植松が生まれる要素はない。
みんな、こうあろうよ
20人を1人の夜勤で見守る施設職員はいつも緊張感と切迫感がいっぱいで、イライラしたり、虐待まがいの関わりが生まれたり。施設という環境の中に植松を生んだ要因がある、と自戒を込めた想いを伝えていた。
映し出された施設は、まさしく30年前、われわれが「こんな暮らしはやめよう」と地域生活宣言をした時代のままの姿だった。
その要因を一掃する方法こそが、私たちの「心のケア」に他ならないのだが、そのことに多くの専門家がまだ気づかないことが馬鹿げている。
ねがいのいえのグループホームしあわせそうでは。今夜も遅くまで眠らないショートステイ利用者に、優しく付き合い続ける2年目のスタッフ。うまくいかない時は手伝おうと控えているが、いつも出番なく、その優しさに安心した利用者が、日付が変わる前に眠りにつくのが通例。などと書いてる間にまさに今、眠りに着いたところ。
利用者の心が安心するから夜よく眠り、スタッフも仮眠8時間で疲弊せず、いつも笑いが絶えない現場に、植松が生まれる要素はない。
みんな、こうあろうよ