ねがいのいえ理事長 藤本真二のブログ

障害を持つ方たちに寄り添い支援する日々の中で感じたこと、そのほか伝えたい話題などを、思いのまま日記風に綴ります。

街はクリスマス

2008-12-24 00:15:54 | Weblog
 チームバチスタ、終わってみれば大したストーリーでした。原作を読んだときには他のトリックは考えられない、その場にいた関係者ならすぐにわかるはずだと思ったけど、結局、ふたりの犯人を創作して原作以外のトリックをふたつ考え出してしまった、しかも高度な医療知識を必要とする話。これはすごいことです。しかも最後のシーンで原作者が出演したというおまけつき。考えたのも脚本家ではなく原作者だったのでは。というわけでミステリーマニアもけっこう満足しました。

 新聞テレビは連日雇用の打ち切りを報道しています。日本は、世界は、一体どうなるのでしょうか?新宿の野宿者支援団体がインタビューを受けていた際に、野宿のかたが確実に増えていると伝えていました。

 公共事業が減り工事関係者の仕事もなくなったと報道されていました。しかしこれに関しては、もともと不必要な工事が多すぎた今までの政治。福祉や医療で困っている人たちを切り捨てて工事関係者に支払われていた税金が、本来救済されるべき人に回るのなら、それは甘んじて受け止め、次に何の仕事をするのか考えるべきです。

 その仕事を失った人たちが、人手不足で困っている福祉分野へ入ればいいのではないでしょうか。もちろんいい加減な人は勤まらないので、真剣でない人は淘汰されると思いますが。

 今日は本を買いにステラタウンへ行きました。街はすっかりクリスマス。幸せそうな家族連れがたくさん歩いていました。障害のお子さんを育てている母子家庭の利用者のお母さんは、毎日休みもなく仕事をしています。それぞれにいろいろな事情があって大変な境遇になったわけだけど、だれにでも幸せなひとときが舞い降りてくるそんな世の中であって欲しいと、行き交う人を見ながら願いました。

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