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北朝鮮凍結資金の半分解除

2006-11-21 00:44:45 | 時事問題
北朝鮮に関する六カ国協議は近々再開される。今まで米国は、北朝鮮が望む米朝直接対話や金融制裁解除についてはねつけてきた。しかしながらこのようなブッシュ政権の北朝鮮政策が、北の核問題の解決につながらないと判断され、中間選挙での敗退の一因なったと考えられている。

それゆえ問題は、米国が北朝鮮にどのように柔軟な態度をとるのかということである。換言すれば、米国は、北朝鮮に対していかなるエサ与えることができるのかということである。中間選挙敗退後の、例えばラムズフェルド国防長官の迅速な更迭など、ブッシュ政権の柔軟な態度を考えれば、北朝鮮問題でも何かが起きるかもしれないと考えていた。

すると今夜、バンコ・デルタ・アジアで凍結された北朝鮮口座の一部凍結解除が認められたという報に接した。もちろんマネーロンダリングに関係していない部分の解除なのであるが、事実とすればちょっとだけサブライズである。

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中国、北朝鮮凍結資金の半分解除

 韓国の聯合ニュースは北京発で20日、消息筋の話として、中国がマカオの銀行バンコ・デルタ・アジア(BDA)で凍結された北朝鮮口座の資金2400万ドル(約28億円)の半分程度を解除したことが明らかになったと報じた。

 同ニュースによると、中国当局は米国の了解の下で解除を実施。北朝鮮側は6カ国協議復帰の条件として金融制裁の解除を要求してきたが、米国が一部を受け入れた形で、6カ国協議再開にも良い影響を与えるとみられる。…
(11/21 00:02)
http://www.sankei.co.jp/news/061121/kok001.htm
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