国際学どうでしょう

私が気にしている情報のメモ

「政治家なんて使い捨て」

2006-11-07 23:55:34 | 時事問題
「ハアー?」な記事を見た。

「政治家なんて使い捨て」=造反組復党に理解?-小泉前首相
 小泉純一郎前首相は7日、自民党本部で開かれた同党の若手育成機関「日本夢づくり道場」(塾長・武部勤前幹事長)の会合に出席し、新人議員らに「一回一回の選挙ごとに使い捨てされることを覚悟しないといけない。甘えてはだめだ」と政治家としての心構えを説いた。
 道場は、昨年の郵政解散に伴う衆院選や2年前の参院選で初当選した議員らが対象で、会合には「刺客」候補として郵政民営化造反組と戦った小野次郎、佐藤ゆかり両衆院議員ら約60人が参加した。小泉氏はこれまで、造反組の復党には否定的な立場だと見られてきたが、同日の発言は復党に一定の理解を示したとも受け取れるだけに憶測を呼びそうだ。 
(時事通信) - 11月7日23時0分更新
「政治家なんて使い捨て」=造反組復党に理解?-小泉前首相

この記事によれば、小泉氏は、いわゆる「刺客」議員に対して、君らは使い捨てになることを覚悟しろと言ったと解釈されているらしい。小泉氏は、自分をも含めて(さらに郵政反対派議員も含めて)政治家全体に対して、使い捨てになることを覚悟しろ言っているのだと私は推測するのだが。

私は読む気はないが、amazon.co.jpに掲載されている『小泉純一郎の暴論・青論』の書評によれば、同書の中で、小泉氏は同様のことを仰木彬氏の前でも語ったという。

「運なんです。どういう時代に生きるかというのも含めて。・・・どんなにいい政策を持っていても、選挙に勝たなければ仕方ない。そのためには、政策が時代にあっているかどうかということも問題になるんです。政治家なんて使い捨てにされる職業ですからね」。

政治家には運が必要であり、さらに時代にあった政策も必要だ。政策実現のためには政治家は捨て石になる覚悟が必要だという意味だと思う。

時事通信の名前で発信しているんだから、いい加減な記事書いてウケを狙うなよ。あるいは特定の政治的意図でもあるのかな?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする