どんぴんからりん

昔話、絵本、創作は主に短編の内容を紹介しています。やればやるほど森に迷い込む感じです。(2012.10から)

とうさん とうさん いかがなものか?

2023年02月28日 | 絵本(日本)

   とうさん とうさん いかがなものか?/穂高順也・作 西村敏雄・絵/あかね書房/2010年

 

 表紙はちょっと おしゃれな三人。裏表紙では、この三人が なにやら おどっています。

 というのも、今日は マーガレットのマーレンちゃんと蝶、アジサイのむらさきちゃんとでんでんむしの同時の結婚式!!!。マーガレットも、アジサイも 花屋のとうさんの 大事な花。蝶は、八百屋のとうさんの大事な菜っ葉についていた あおむし。でんでんむしは、石屋のとうさんの大事な石についていました。

 この三人のとうさん、店が連なって みんな 仲良し。

 花屋の むすめは たいそう きだてもよく 町の人気者。若者は、目をハートにして 見つめていました。そこへ八百屋の菜っ葉と石屋の石が名乗りをあげて、「およめに ほしいが いかがなものか?」と、とうさんが 乗り出したのでした。

 そりゃあ はなむこが 菜っ葉か 石では ねえ 悩みようにも どうしようもないはず。

 二転三転して、結婚式になるのですが、どうしてこうなったかは、見てのお楽しみ。

 ナンセンスですが、テンポがよく いつの間にか 引き込まれてしまいます。


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