どんぴんからりん

昔話、絵本、創作は主に短編の内容を紹介しています。やればやるほど森に迷い込む感じです。(2012.10から)

むしさん なんの ぎょうれつ?

2018年10月21日 | 絵本(日本)


    むしさん なんの ぎょうれつ?/作:オームラ トモコ/ポプラ社/2017年


 「むしさんへ いいものあげるから のぼっておいで!」さあ さあ はやいものがちですよー

 ハチの呼び声で、絵本を縦にみながら、とにかくのぼっていく 虫、虫、虫

 その数50種類(虫に〇〇番とある意味がわかりませんでしたが、巻末に「おきゃくさんメモ」として一覧表がありました)。

 とにかく虫好きの子にはたまりません。

 虫たちの叫び声も動きも軽快そのもの。

 ネコにねらわれ、雨が降ったり、スズメにねらわれたりと、上までのぼるのも大変。

 のぼる面々は、アリ、テントウムシ、ダンゴムシ‥、ホタル、ハエ・・、スズムシ、カナブン・・、セミ、クワガタ、カブトムシ、トンボ、チョウ。
 そしてムカデ、ゴキブリ、サソリなども。

 なにがまっているか、わくわくしていると、のぼったさきには、なんと4ページにわたる とにかくでっかいスイカ。巨大なスイカに小さな虫がむらがって、最後はスイカのタネで「ごちそうさまでした」と、大満足です。

 夏頃読みたい絵本でした。


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