どんぴんからりん

昔話、絵本、創作は主に短編の内容を紹介しています。やればやるほど森に迷い込む感じです。(2012.10から)

だれのうんちが せかいいち?

2024年02月03日 | 絵本(外国)

   だれのうんちが せかいいち?/マリー・パブレンコ・文 カミーユ・ガロッシュ・絵 おがわ ひとみ・訳/評論社/2023年

 

 ある晴れた日の森の広場で ネズミがリスに、「せかいで いちばん すてきな うんちしちゃった」と、豆粒のようなうんちを自慢。

 それを聞いたリスが、「そりゃ、ちがう ぼくの うんちが せかいで いちばん!」と、小石みたいなうんち。そこへイタチ、ケナガイタチ、アナグマ、キツネ、オジカが、「せかいいち!」と、うんちの競い合い。

 そこへ猟師がやってきて 狙いをつけて・・・。

 決着は? 

 せかいいちのうんち?は、大きさかな、形かなと思ってると 意外な オチ。

 動物の危機を 助けてくれたのが うんち。なんとも、ウンのわるい猟師に同情。まあ、しっぺがえしですね。

 

 動物たちだんだんおおきくなり、どんどんふえていく様子が、楽しい。動物たちも落ち着いたタッチです。


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