だれのうんちが せかいいち?/マリー・パブレンコ・文 カミーユ・ガロッシュ・絵 おがわ ひとみ・訳/評論社/2023年
ある晴れた日の森の広場で ネズミがリスに、「せかいで いちばん すてきな うんちしちゃった」と、豆粒のようなうんちを自慢。
それを聞いたリスが、「そりゃ、ちがう ぼくの うんちが せかいで いちばん!」と、小石みたいなうんち。そこへイタチ、ケナガイタチ、アナグマ、キツネ、オジカが、「せかいいち!」と、うんちの競い合い。
そこへ猟師がやってきて 狙いをつけて・・・。
決着は?
せかいいちのうんち?は、大きさかな、形かなと思ってると 意外な オチ。
動物の危機を 助けてくれたのが うんち。なんとも、ウンのわるい猟師に同情。まあ、しっぺがえしですね。
動物たちだんだんおおきくなり、どんどんふえていく様子が、楽しい。動物たちも落ち着いたタッチです。