空想が実現できたらと思う一つが、もし姿がみえなったらということ。
「ハリーポッター」では、マントで姿が見えなくなります。
・日本の「天狗の隠れ蓑」は、天狗から蓑をだましとって、いたずらをしたり、料理を食べたりとやりたい放題。
・ぼうしをかぶると姿がみえなくなるのが「小人のぼうし」(黒いお姫さま/ドイツの昔話/上田真而子・訳/福音館書店/2015年)。
ぼうしは小人のおじいさんのぼうし。ぼうしをかぶった羊飼いが、村の結婚式に出かけ、小人と一緒にワインを飲んだり、肉屋おかゆをたべたり、ほしいだけ飲み食い。
こんな便利なぼうしをかえそうとしない羊飼。それはそうでしょうね。
小人は、花よめと花むこのまえの、おかゆがはいった大きな鉢にかがみこむと、おかゆの鉢が見えなくなるとたきつけ、羊飼いがかがみこんだとたん、頭から、ぼうしをとって、逃げ出します。
姿をあらわした羊飼いは、ふくろだたきに。
飲み物や料理が見えなくなるわけではないので、空に浮くさまは、どうクリアしたのでしょう。
姿が見えなくなったら、泥棒にも利用できそうですが・・・。