5/5虫

2012年05月05日 | 虫写真
去年秋に拾ってきたサナギから半年以上も経て羽化したのは、例によって寄生蜂。
クスサンのサナギということで、おそらくコンボウアメバチでしょう。
ヒメバチ科というわりに3センチ以上ある大型のハチ。


ガラスに張りつくハチというのは、なぜ決まって無実の罪で収監された囚人のようなポーズをとるのでしょう。


「長らく拭き掃除もしてないような、この汚い窓ガラスの向こうに、自由の空が……」
大きなお世話です。


黄金に輝くヤマブキの花に汚点のごときクロウリハムシ。
ちっちゃいハムシですが生意気にも成虫越冬するとか。


毛むくじゃらの春の妖精、ビロウドツリアブ。


同定する気もできる気も起きない、セントウソウの花に群がる2ミリ程度の甲虫。


クマバチのお尻。
あの無駄に威圧的な羽音は春の訪れを実感させてくれます。


「モズのはやにえ」というやつ?


古新聞に並々ならぬ関心をよせる、オオトビサシガメ。
カメムシといえど時代の趨勢には無関心でいられないようです。