1/10虫

2010年01月10日 | 虫写真
2007年8月写真。
温故知新。
ときには古きをたずねて新しきを知ることも必要なのです。

というわけでハエ。
申し分なしにふてぶてしくて、不潔感マックスのハエ。


ウスバカゲロウ?
意外と大きくて目を引き、ひらひらと舞うさまは幻想的ですらあるのですが、一度押された「薄馬鹿下郎」の烙印は、一生消えることがありません。


「薄馬鹿下郎」と罵られ続け、目に危険な光を宿しつつあります。
こうしてひとは犯罪へと走らされるのかもしれません。


が、こうしてザトウムシにすら捕まってしまうのが、カゲロウの運命。


古きをたずねても、代わり映えのしない写真ばかりというのが判明しただけのようですが、それもまた収穫です。
己にとって益となること、快をもたらすことを続けるだけなら、サルでもできます。
こういう無意味なことを継続することにこそ、真の輝きというものが宿るのかもしれません。