Ragged_Kingdom_Horse

シルク・キャロット・東京TC・ロードで長年一口馬主をしています。
いつかは理想の活躍馬に巡り会える事を夢見て。。。

インプロヴァイズも引退★

2016年07月11日 | 引退した出資馬たち
引退ブログ継続中・・

ちょっと遅くなりましたが先週引退勧告を受けたインプロヴァイズです。
レース後の調教師さんの万策尽きた感じのコメントからもうそろそろ
かなあとは思ってましたが、やはり早かったですね。
*****************************************************************
2016/06/27 <レース結果>
インプロヴァイズ  
6/25(土)東京11R 夏至S 1600万下(混)[D1,400m・16頭]12着[10人気]

出たなりで中団に付け、道中は12番手あたりを追走、馬群の中でレースを
進め、残り400m付近で外目に捌いて前を窺いましたが、思うような伸びは
見られず中団のまま流れ込んでいます。
津村明秀騎手「レース前は砂を被ると逆に燃えてしまうんじゃないかと心配な
部分もあったのですが、全然そんなことなかったですね。返し馬の感触も良か
ったですし、レースでは確かに行きたがってはいましたが、コントロールが
全然きかないというほどではなかったです。ただ追い出すと、フッと気持ちを
抜いてしまって、自分で走るのを止めてしまっている感じでした。
芝・ダート云々というよりも精神的な部分の問題なのだと思います。以前だと
道中ガーッと行ってしまっても最後伸びてきてくれていたのに、今日は乗り
やすいんだけど最後伸びてくる感じがなかったです。こういうタイプの馬は
前半から抑えられないぐらいの行きっぷりの良さがないと、終いの伸びに
繋がらないのかもしれないですね」
堀宣行調教師「返し馬では落ち着いていましたし、体のこなしも良く、
乗り役も良いイメージで競馬に臨んだそうです。砂を被った分なのか、引っ
掛かり方も以前ほどではなかったと言っていました。ただ直線で追い出し
てから、突っ張ってしまって反抗している感じだったそうです。こういう
場合、普通の馬でしたらブリンカーを試すところなのですが、インプロ
ヴァイズのあの気性では非常に危険だと思います。今回は調整も比較的
上手くいき、ここ数戦の中では一番良い状態だったと思います。正直、
手詰まり感がありますね。また、レース後に左前球節から出血があり
ました。クモズレか追突したのか分かりませんが、美浦に帰って良く
チェックしてから今後のことを考えたいと思います」

2016/06/30 <近況>
堀宣行調教師「球節の外傷はクモズレから出血していたようで、大したこと
はありませんでした。また馬体にもそれほどダメージはないようです。昨年の
夏頃からずっと二桁着順が続いていることを考えると、もどかしいと同時に
これ以上現役を続けることに疑問が湧いてきます。かつてはあのシャープな
切れ味から重賞級の器と考えていたのですが、どこでどう歯車が狂ったのか、
あの気性を悪い方に向けることになってしまいました。結果的にこの馬の能力
を最大限発揮させることができなかったかもしれません。申し訳ありません
でした」 レース後、近走の成績を考慮して今後について協議した結果、誠に
残念ではございますが、このまま引退させることと致します。近日中に抹消
の手続きが取られ、7月7日のサラブレッドオークションに上場する予定です



2016/07/01
1(金)に抹消の手続きが取られており、来週7(木)のサラブレッド
オークションに上場する予定です。

2016/07/08 <最新情報>
1(金)に抹消の手続きが取られ、7(木)のサラブレッドオークションで3,211,000
円(税込3,467,880円)で落札されています。この落札額から手数料等を差し引い
た金額が引退精算時(8月度精算・9月27日振替)に分配金の対象となります。
*****************************************************************

サラブレッドオークションにかけられた馬の中では高額で取引されました。

今までの思い出は色々ありすぎるぐらいありますが、もうちょっと上手く
行っていれば、OPは勝てる素質はあったと思います。

当時の印象は 『一歩進めば二歩下がる』『またまた振り出しに戻る』

ってところでしょうか。

よくスゴロクに例えてました(笑)


調教師さんが一生懸命距離を持たせる工夫をされたりして、ちょっと
進歩あったかなって思ったら、次のレースで騎手が台無しにしてしまったり(^^;;
色々イライラした事がありました。

お陰で 気性が悪くなる事を『 インプロ化 』とか『 女インプロヴァイズ 』とか
色々造語が出来ました(笑)

今となっては一緒に当時の事を語るお仲間さんも居ませんが、苦しくも
楽しい思い出でした。


雲行きが悪くなってきたのが、4歳のシルクパーティに合わせた冬の阪神遠征。

あの時大敗して以来、脚部不安や更に硬さが出て調子落ちが続きました。

最近では馬にも走る気が無くなった印象。

これもウォーエンブレムのなせる業か。。。


兎に角、今後も地方で走る事になるでしょう。

怪我なく無事競走馬生活を全うしてもらいたいものです。

今までお疲れ様でした、そしてありがとう。




最終クラス : 1600万
成績 : 4-1-5-17
27戦 4勝


これで永遠のゼロ厩舎 98 頭目 の引退。
今年に入って 12頭目 の引退馬となりました。