栗山求/望田潤監修「パーフェクト種牡馬辞典2016-2017」

日曜の重賞回顧~3強、それぞれの始動

2016-09-25 17:21:28 | 血統予想

阪神11R 神戸新聞杯
◎14.サトノダイヤモンド
○12.レッドエルディスト
▲8.ナムラシングン
△13.イモータル
×5.カフジプリンス
×6.マイネルラフレシア
注11.アグネスフォルテ
サトノダイヤモンドは今週の調教の動きや肉付きをみると、いずれはダノンバラードのような距離適性コース適性にシフトしてきそうな予感もあるが、ひとまずダービー2着ぐらい走れば勝てる相手関係。行く馬がソコソコ揃ったので超スローはないとみて、ピッチで走るエアスピネルを外回り2400で割り引いて、ヒモ穴狙いで6点流してみたい。マイネルラフレシアは大箱では常に強敵相手に食い下がっているし、アグネスフォルテは揉まれなければ京都新聞杯や大寒桜賞ぐらいは走る。

中山11R オールカマー
◎8.エーシンマックス
○6.ゴールドアクター
▲7.マリアライト
△11.ワンアンドオンリー
×1.サトノノブレス
×12.カレンミロティック
注2.クリールカイザー
注5.ツクバアズマオー
ゴールドアクターが勝つときは、ほとんど全て逃げ先行馬が馬券に絡んでいる。折り合いの不安がないので出していって好位に付けて抜け出すのが勝ちパターンだが、抜け出すときにとてつもなく速い脚を使うわけではないので前が共存しやすいという面はあるのだろう。エーシンマックスは新潟記念でも◎で狙ったが、ハナ争いすらできずしかも苦手の瞬発力勝負であえなく沈んでしまった。ここは行ききりたいと陣営は言っているし、クリールカイザーもサムソンズプライドもハナには固執しないだろうから、あとはスタミナはあるので中山2200m特有のロンスパ戦に持ち込めば見せ場以上もあるのでは。

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神戸新聞杯は道中13秒台のラップが一つもなく、上がり4Fが11.6-11.5-11.4-11.7、14年のワンアンドオンリーや12年のゴールドシップほどではないですが、そこそこロンスパで持続力も問われる競馬となりました

サトノダイヤモンドは好位の外から後続を待って追い出す横綱相撲、直線半ばではミッキーロケットがかなり斬れたので着差はクビでしたが、このクビ差はゴール板を過ぎてもいつまでも詰まらないという脚色

直線での加速はダービーのときとよく似ていて、一瞬の鋭さではミッキーロケット(マカヒキ)のほうが上なのですが、ゴールまで平均的に伸びつづけて抜かせない(差を詰める)

次号の『サラブレ』ではHaloクロスの歴史を概観するような原稿を書かせてもらう予定ですが、サトノダイヤモンドの意外にビュンと加速しない平均的な末脚は、他のディープ産駒でいうとヴィルシーナを2000~2400m向きにしたようなイメージで、Haloという血も代が遠ざかってサンデーサイレンスを通じて4×4・5ぐらいでクロスするようになると、軽さ俊敏さよりも柔らかさしなやかさとして表現されるようになっていくのだろうなあ…と、そしてその先にサンデーサイレンス3×4のダービー馬がいつか出るのだろうなあ…と、そんなことを考えさせられる神戸新聞杯のゴール前でした

たとえばNasrullahだってMr.Prospectorだって、3×3ぐらいでクロスしはじめたころはスピード馬ばっかり出たと思うんですよね

「Hペースの皐月賞でもヨーイドンのダービーでも同じ1~4着入線で決まったというのが、この世代のハイレベルというか層の厚さだろう」とMahmoudさんがラッ血対談で言ってましたが、マカヒキもディーマジェスティもサトノダイヤモンドも、着差は少しでしたが持ち味や凄みは十二分に見せた秋の始動だったのではないかと

ミッキーロケットは母がCaerleonにCozzeneにMiswakiにRivermanとナスキロ血脈だらけで、配合に素直なキンカメ産駒ですから柔らかなストライドで走るタイプに出たのは順当

春はつばき賞で◎にしたものの2人気のスプリングSでは印を下げたように外回り向きだと書いてきましたが、これぐらいのロンスパ戦で最後までシッカリ斬れるとはまた見直しました

これだけ力をつけてきたとなると、トゥザワールド(Hyperion+Lady Jurorのピッチ)とタガノグランパ(Mill Reefクロスのストライド)が14年クラシックロードで繰り広げた内回り外回りの後先みたいな関係性が、エアスピネルとミッキーロケットにも成立するかもしれません

レッドエルディストとカフジプリンスは末脚の持続力は十分感じさせる内容で、特にレッドは伸びない外を回っただけに青葉2着に匹敵する内容と言っていいかと

オールカマーはエーシンマックスが離して逃げましたが、後続は61秒ぐらいでまずまずのペース、58キロを背負ったゴールドアクターが勝負所からジワリと捲りにかかり、こちらも着差はつきませんでしたが横綱相撲で人気に応えました

種牡馬スクリーンヒーローの成功は、名牝ダイナアクトレス(その母モデルスポートがTom Fool≒Spring Run2×3)のTom Fool的なスピード体質走法を高確率で伝えていることが一つあげられ、その父グラスワンダーのようにドタドタ掻き込んで走る産駒はあまりおらず、モーリスもゴールドアクターも、トラストもミュゼエイリアンも前捌きがきれいで、字面の血統以上に高速馬場でのスピードにも優れているのが特長

良馬場で上がりが速くなるとマリアライトがどう乗ってもゴールドアクターにヒケをとってしまうのもそのあたりで、9/21のエントリでもそんな話を書いたので下記を参照してください
http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/31acb81de7f1a3815a5a32368392ec42

マリアライトはこの上がりなら最後もう少し詰めてほしかった気もしますが、いずれにしてもラトロ肩丸出しで走るこの馬がTom Fool的捌きのゴールドアクターに雪辱するには、やっぱり多少なりとも馬場が渋ってほしい

サトノノブレスはディープ産駒にしては斬れないのは相変わらずですが、斬れないままジワジワと地力強化してG2大将の地位までのぼりつめたのは、それはそれでHyperionらしい(母クラウウィズジョイはHyperion4・6・6×7・7・8)

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日曜のボツ予想~Bold Rulerの小脚、Sadler's Wellsのスタミナ、ホワイトマズルの前受け

2016-09-25 09:20:38 | 血統予想

第1回からさっさん会の幹事をつとめてこられたメテオさんが実家の種豚場を継がれたので、「スモークポットを買ったのでベーコン用の豚バラのええやつ送って~」とねだってみたらさっそく届きました(・∀・)



ちなみに嶋倉種豚場は名の通り種豚の生産が主力事業なので、肉質がいいデュロック種を扱う割合が多い、とのこと
今日は豚しゃぶで一杯やりますが、バラ塊はさっそくソミュール液に漬け込んで、これで至高のベーコンつくったりまっせ(・∀・)

芙蓉はこれ東京1800なら○レジェンドセラーのストライドでド鉄板と言えるのですが、少頭数でオッズとにらめっこしてもまあ買いにくいレース…
◎というか、馬券にしたいのはBold Ruler3本クロスらしい機動力があるショワドゥロワ
東京の新馬でサトノクロノスにちぎられてますが直線狭くなるシーンがあったし、出走馬のなかで最も小脚のきく馬が中山内回りで1番枠を得て鞍上北宏、そういう立ち回りは見せてくれるでしょう
ここから3連複で3点買っても700~1000円つきますが、2点に絞るならクロノスを消したい

中山6は◎セイカエドミザカ
母セイカカロブはダートで5勝をあげたオープン馬で、産駒にSadler's Wellsのスタミナをよく伝え、イーグルカフェを付けても札幌2600の鬼セイカプレストが出たり、サウスヴィグラスを付けても1800でしぶといセイカフォルトゥナが出たり
一つ上の兄セイカアヴァンサは父タイムパラドックスなので3/4同血の間柄で、これも中山2400で一度美味しい思いをさせてもらったし(・∀・)、父タニノギムレットの本馬も見るからにRoberto丸出しの掻き込み走法、中山の長丁場はズンドバとみました

ムーンライトは◎シャドウダンサー
前走は開幕週インベタということもあってミルコは積極的に出していって番手、そのまま緩みのないペースを流れ込んで2着
今回で7回目のコンビとなりますが、マイルで差してみても中距離でタメてみてもイマイチ味がなく、やっぱり中距離で前受けしてこその馬、という結論に達したんやと思うんですよね
アサクサキングスやニホンピロアワーズやシルポートと同じホワイトマズル×サンデー、母は桜花賞とヴィクトリアマイル勝ちですから「中距離×マイラー」、角居厩舎ならば5歳の秋に先行前受けでもう一皮むけても不思議ないバックボーン
○マキシマムドパリはアドマイス牝系らしい玉虫脚質で弱点が少なくてどこでも好走しますが、それだけに準オープンまでくるといつも2着か3着になりそうな
▲カゼルタは母系にディクタスが入るので、ベルーフと同じくBarbra≒Doronicのニアリークロスを持つハービンジャー産駒、母母父がMill Reef系なのでガウディウムと配合がよく似てますが(・∀・)、土曜の阪神はなかなかハービンジャー馬場やったのでこれが3番手

他のレースはこれから考えますが、「No.1予想」では神戸新聞杯を、「厳選予想 ウマい馬券」では神戸新聞杯とオールカマーを予想していますので、日曜もよろしくお願いします

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土曜のボツ予想~稍重の中山、デインヒル固めで

2016-09-24 09:37:16 | 血統予想

セプテンバーはまたまた◎メラグラーナで
前走は祐一必殺の中京後出しがズバリ決まりましたが、それにしても急坂を駆け上がるときのパワー加速は一頭だけケタ違い
近9走のうち7走で◎、オープン級の好配合だと言いつづけてきましたが、でも◎時の単回値355複回値110ですから打ちつづけてきて間違いではなかったし(1800で◎にしたのは間違いでしたが…)、このまま渋化が残りそうなのは△サザナミや△プレイズエターナルとの比較でもプラスでしょう

九十九里は◎アルカサル
前走は道中かかり気味だったのもありますが、上がり11.9-11.9と函館2600にしては速くなったのも敗因だったかと
やっぱりこの馬は配合どおり“大きなナカヤマフェスタ”というイメージで、タフなレースでこそ地力が輝くタイプやと思うんですよ
「3/4Northern Dancerクロス」でノーザンテーストの血脈構成をクロスしていて、兄のジェベルムーサにヒケを取らない好配合ですから、ここらで頭打ちということはないはずで、稍重の中山2500ならば折り合いをつけて捲りつぶしてほしい
というわけで、相手は◎が捲った後の○メゾンリーと☆レイズアスピリット

中山最終は◎サンクロワ
ヴィクトリーバンクの孫で、このライトバンクの牝系は芝良[17-12-11-119]連対率19%、重不[3-2-1-9]33%、父ハービンジャーなら渋った中山をエッチラオッチラ捲って本領でしょう
中山は3鞍ともデインヒル◎になってしまった(^ ^;)

阪神芝は特別戦の頃には良に乾くとみていますが、最終は先週突然復調したユタカの◎レントラーで
いつも同じことを書いてますが、ナスペリオンをクロスしていないハーツクライ産駒で、斬れ味がないので阪神内回りでしか狙えない馬(阪神内でもはなみずきぐらい上がりが速いと甘い)
ここから▲エルプシャフトがズッコケた際のヒモ穴を拾ってみたいレースで、その筆頭は前走出遅れて馬場の悪いインに突っ込んだ○オールドクラシック

「No.1予想」では夕月特別を、「厳選予想 ウマい馬券」ではききょうSと夕月特別を予想していますので、今週もよろしくお願いします

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「一口馬主好配合ピック」シルクから計10頭ピック

2016-09-23 22:20:34 | 共有クラブ

おかげさまで本年も好評をいただいている「一口馬主好配合馬ピックアップ(2016)」、先ほど望田潤がシルクホースクラブから5頭ピックしました
これで栗山求のピック7頭と合わせて、シルクからは計10頭のピックとなりました(ダブル推奨が2頭)
他にも配合だけならピックしたくなるような馬が7頭ほどいて、ひとまず保留としましたが、残口があるようなら後ほどピックする可能性はあります

現在ウインから3頭、キャロットから10頭(ダブル推奨2)、グリーンから2頭、シルクから10頭(ダブル推奨2)、ジーワンから9頭、東サラから6頭(ダブル推奨1)、ユニオンから5頭、ラフィアンから3頭、ロードから4頭ピックしています
http://miesque.com/c00037.html

土曜の「No.1予想」は夕月特別を入稿済、「ウマい馬券」のほうは明朝に前売オッズを見てから入稿しようかと…

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「一口馬主好配合ピック」栗山がシルクから7頭ピック

2016-09-23 15:07:38 | 共有クラブ

おかげさまで本年も好評をいただいている「一口馬主好配合馬ピックアップ(2016)」、本日栗山求がシルクホースクラブから7頭ピックしました(望田も本日中にはピックする予定ですが土曜になるかも…)

これで現在ウインから3頭、キャロットから10頭(ダブル推奨2)、グリーンから2頭、シルクから7頭、ジーワンから9頭、東サラから6頭(ダブル推奨1)、ユニオンから5頭、ラフィアンから3頭、ロードから4頭ピックしています
http://miesque.com/c00037.html

土曜のNETKEIBA系の予想はききょうSと、夕月特別がちょっと面白そうなのでただ今検討中

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