東京大学医学部の教授の矢作直樹さんは「治る力」「生きる力」もすべて自分のなかにあるとメッセージを送る医師である。
「生かされている」ことに気づくと人生は変わる。
その指摘にも納得ができる。
東日本大震災の津波で家族のすべてを亡くした人もいるだろう。
耐えがたいほどの喪失感と絶望、そして自分だけが命を救われたと後ろめたさや罪悪感すら覚えている人もいるだろう。
「自分は死んだ家族の分まで、頑張って生きていくのだ」と気持ちを切り替える。
「私は生かされている」のだと肯定的に受けとめれば、元気が出るし、楽になるだろう。
「死んだ家族だって、残された者たちが悲観して生きていることを望まないはずだ」と受けとめるのである。
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