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気まぐれ日記。

桜花賞の回顧(まとめ)

2011-04-11 09:01:21 | 競馬
マルセリーナが直線鋭く伸びて快勝。
タイムは1.33.9。
昨日までの馬場の感じでは、もう少し速くなっても良さそうだが、良馬場でも微妙に昨日より馬場が
重たくなっている感じもあり、一応、桜花賞としては水準のタイムだろう。
道中は内で溜めて、直線、狭いところを割って抜け出してきたあたり、鞍上の巧さも光った。
また、実力に加え、馬のレースセンスも感じる。
それと大一番、包まれる危険もあったが、勝つ馬というのは前が開く運も持っているということだろう。
マルセリーナの勝利で、ディープインパクト産駒は初年度からクラシック馬を誕生させたことにもなる。

ホエールキャプチャは、大外枠で終始外を回り、4コーナー手前から大外をまくって動いていった。
マルセリーナと比べるはコースロスは相当。
直線、マルセリーナの決め手に屈した形だが、内容は互角と見て良いだろう。
逆にホエールキャプチャはG1を(好走はするが)勝つには底力がない印象も感じる。

トレンドハンターも後方から先に動いたホエールキャプチャを追いかける形でよく伸びてきた。
一旦は2着もあるかという場面もあったので、2頭には若干見劣るレース内容だが、今後の逆転は
あるかもしれない。
特に距離に不安がなさそうなので、オークスに向けては視界良好だろう。

4着以下は、着差以上に力差を感じる内容。

6着、7着に敗れたハブルバブルとダンスファンタジアは能力はこんなものではないが、
ハブルバブルについては桜花賞の臨戦過程としてはあまりに強行群なローテーション。
状態がよければ、オークスでは楽しみなタイプだと思うが、それが可能なのか?...疑問が残る。
また、賞金的に微妙になる可能性もあるかもしれない。
ダンスファンタジアはポジションは絶好だったのに、直線はじけなかった。
精神面を考慮してのものだと思うが、馬なりの調教で乗り込んできたが、G1を勝つには
もっと追い込まなければ無理だったように思う。
強めの調教をしたら、気性難が増してもっとダメだったかもしれないが・・・。
フェアリーS、クイーンCを使って直行のローテーションも微妙だったと思う。
いずれにしても、桜花賞を勝つのは無理だったということだろう。
桜花賞だけがすべてではないので、今後の奮起に期待したいが、基本的にG1では底力不足な
レースぶり。
母系(母ダンスインザムード)は問題ないが、父ファルブラヴではG1では厳しいと思う。
せっかくの牝系なのだから、もっとG1で勝負になる種牡馬と掛け合わしてほしい。
ちなみに下の2歳馬はシンボリクリスエス、1歳馬はチチカステナンゴ。ともに牡馬。

その他、トライアルで好走した馬たちなどは、G1で勝負できる感じの馬ではなさそう。
レーヴディソールがいなくなったこともあるが、この世代の牝馬全体のレベルは低そうに感じる。


まとめ
連対馬の傾向
一応、2頭とも残っていた馬だった。

3着馬の傾向
トレンドハンターは残せなかった。

・前走、1800m以上。

・前走、1800m以上。ただし、重賞1着馬は除く。

に変更か。


オッズバランス編
フレンチカクタス、スピードリッパーはこれまでの善戦ぶりから考えると、人気がなさ過ぎに感じたが、
結果は惨敗に終わった。


馬券は・・・
超保険の馬連は一応GETしたが、収支は大幅マイナスで完敗。。。