Whatever will be, will be.

気まぐれ日記。

天皇賞・春の展望-その4

2011-04-28 17:15:35 | 競馬
調教編。
グリーンチャンネル水曜放映分から


・ペルーサ
 美浦芝73.3-59.3-46.2-34.3-12.6
 3頭併せ。2頭追走から馬なりで若干先着。
 6Fのタイムが若干遅い点が物足りなくもあるが、馬なりだし、タイムを出す馬でもないので、こんなものか。
・トーセンクラウン
 美浦D81.5-66.0-51.4-38.0-12.9
 単走馬なりから直線強める。。
 この馬なりに順調。
・トウカイトリック
 栗東坂路55.0-39.6-25.9-xx.x
 2頭併せ。一杯に追う。調教はそんなに動くタイプではない。特に変化なし。
・ヒルノダムール
 栗東坂路53.5-38.9-25.6-12.5
 単走馬なりからラスト一杯に追う上がり重点。
 良い意味で平行線。
・コスモヘレノス
 栗東坂路55.2-39.6-25.8-13.2
 単走一杯に追う。早め栗東入りしての追いきり。いつもとの比較は出来ないが、タイムが平凡すぎる。
・ナムラクレセント
 栗東坂路51.1-38.5-26.1-13.4
 単走一杯に追う。
 首の高いのはいつもどおり。最後は一杯になっていたが、タイムは51秒台と優秀。好調キープ。
・ローズキングダム
 栗東坂路52.1-38.3-25.5-13.0
 単走強めからラスト一杯に追う。
 回転のフットワークで上ってきたが、最後、追ってからの反応がイマイチ。もう少し伸びてほしかった。
 でも前走よりは良い気はする。
・フォゲッタブル
 栗東坂路54.5-39.8-26.5-13.6
 2頭併せ。一杯に追う。
 僚馬が馬なりなのに手応えに断然見劣り、見栄えが悪いのは否めない。
・ビートブラック
 栗東坂路53.7-39.4-25.8-xx.x
 単走馬なりから強めに。
 この馬にしては若干タイムは遅いが、中2週を考慮して先週52秒台が実質本追い切りで直前控え目か。
・オウケンブルースリ
 栗東坂路52.6-39.6-27.1-14.2
 2頭併せ。一杯に追うが大きく遅れる。
 本調子ではないだろう。好成績のときはもっと伸びた。
・エイシンフラッシュ
 栗東CW84.2-67.6-52.2-37.7-11.6
 2頭併せ追走から馬なりで並び、一杯に追って突き放す。
 上積みがありそうな感じで好感。
・コスモメドウ
 栗東DP79.8-63.0-49.4-37.1-12.8
 単走馬なり。
 Pコースということもあるが軽快な走り。この馬なりに順調。
・トゥザグローリー
 栗東CW82.8-67.6-52.4-38.0-11.9
 3頭併せの内。中にはマイネルキッツと併せ馬の形で直線一杯に追い半馬身先着。
 直線一杯に追って11.9。上がりタイムは良いが、抜群に反応が良いわけでもない。良い意味で平行線か。
・ジャミール
 栗東DP62.0-48.7-36.7-12.1
 2頭併せの内。一杯に追い突き放される。
 鞍上が助手。併せた相手がファリダットで鞍上が騎手だから、遅れても仕方がないが、強調材料なし。
・マイネルキッツ
 栗東CW81.9-66.-51.4-37.8-12.3
 3頭併せの中。内のトゥザグローリーと併せ馬の形で直線一杯に追い半馬身遅れる。
 そんなに動くタイプでもないし、相手がトゥザグローリーだから遅れは仕方がないか。
 しっかり追い切りが出来ているので、休み明けの前走からの上積みがありそうな気配。



良かった馬
エイシンフラッシュ

順調や叩いた馬積みがありそうな馬はたくさんいるが、調教だけで良いとなるとこの馬だけ。

リバウンド

2011-04-28 15:28:10 | テレビ番組全般
頑張って痩せてはみたものの、リバウンドで元に戻ってしまった女の子と恋絡みの話。

相武紗季が特殊メイクをして、さらに話し方、歩き方など、デブっぽい特徴をだして熱演。
それにしても相武紗季はよく引き受けたものだ。
近年は悪女にも挑戦し、幅広い役に挑戦する意欲は評価したい。

ただ、肝心のドラマはもう少しな感じはある。
特にリバウンドというタイトルから、女性視聴者はリバウンドに至ってしまう真理などで、
共感したいと思っている部分もあるだろうが、その過程はケーキの食べすぎというだけ。
これからどれだけ話を膨らませられるにかかるが、内容的には厳しい感じも感じる初回。
初回視聴率は14%と健闘の部類だったが、これを維持できるか。

個人的にはコメディ的には悪くなく、そこそこ面白かったので、見て意向と思う。

天皇賞・春の展望-その3

2011-04-28 12:06:15 | 競馬
オッズバランス編。
寸評。

桜花賞、皐月賞は混戦模様でオッズも割れ気味となったが、こちらは戦前の人気では1強だろう。
その断然1番人気必至のトゥザグローリーから。

4走前の中日新聞杯からの成績は抜群で3勝3着1回。
3着は有馬記念で1,2着がヴィクトワールピサ、ブエナビスタ。
ここに来て、グンと力をつけている印象。

1番人気必至であるが、人気馬の良いところばかりみても、馬券には繋がらない。
人気のある馬は弱点を探す。
人気のない馬は良いところを探す。
これが馬券戦略の大事なところ。

ということで、トゥザグローリーに死角はないのか?
このレースの最大のポイントと思うのでその辺を追求してみたい。

まず、血統はキンカメにトゥザヴィクトリー。
超良血ではあるが、本質は2000mぐらいがベストなタイプだろう。
2000mの中日新聞杯を好タイムで圧勝し、マイルCSもレコード決着の0.5秒差。
これはそれを表している部分がある。
そうだからこそ、陣営はマイルCSを使ったのだろうから、長距離向きならマイルCSなど使わない。
また、近3走からの有馬記念、京都記念、日経賞はスローなレース。
タイムを見れば超凡戦である。
スタミナは要求されたレースではない。
それを好位追走からの抜け出すレースで勝ったり、有馬記念は3着と善戦した。
スタミナがあるところは見せていない!!
また、好位追走からの抜け出し型ということもあり、叩き合いでの差し脚で絶対的なものもないから、
他の馬と切れ味で特別に上回っている訳ではない。
3000m級がまったくダメとは当然思えないが、スタミナのいるレースになったら、不安がないわけではない。
スローになった場合も、今回はG1でメンバーも揃っている。
他の馬も本気で来るので、楽に勝てるような相手ではないはず。
また、この馬自身はずっと使い詰めだから、高いレベルでの安定はしているが、今まで以上はないと思うので、
この点でも他の有力馬が叩き良化がありそうなので、力関係は近走の結果とリンクはしない可能性はある。


2番人気はペルーサだろう。
出遅れ癖がなかなか解消されない中、強烈な末脚を見せて、その潜在力の高さを見せた。
ところが、出遅れが解消された有馬記念、そして前走の日経賞が、期待度を考えれば、案外な結果となった。
ただ、有馬記念はずっと調教とゲート練習を続けていてストレスもたまっていただろうし、さらに秋4戦目。
馬が心身ともにピークを過ぎてしまっていた部分は大きいと思う。
そして建て直しを期しての日経賞はトゥザグローリーに完敗であったが、これは体調万全とは
とても思えない状態だったはずだし、レースもトゥザグローリーがスパートをかけても動かず
(動きにくいところにもいた)、直線だけの競馬。
体調もレース内容も本気ではなく、参考外と見て良い。(それでも2着だが)
今回は確実に良くなってくるはずで、トゥザグローリーには有馬記念では0.1秒しか負けていないし、
青葉賞では完勝もしている。
天皇賞・秋、JCなど、これまで見せたパフォーマンスの高さではトゥザグローリーよりもペルーサの方が上。
問題はこの馬も3000m級の適正は微妙なところはある。
ただ、青葉賞を楽々と好タイムで勝った実績があり、青葉賞の感じのレースが出来れば、距離は持つ可能性は
十分あるだろう。

3番人気以下は人気は読みにくい。

とりあえず4歳の有力馬から。
JC勝ち馬のローズキングダム。
ここに来て、最強世代のトップクラスの1頭。
その割りに日系新春杯、日経賞の連続3着は物足りない結果。
最大の要因は有馬記念の取り消しという一頓挫あってからの2戦。
本調子ではない部分は大きいだろう。
どちらかというと斤量泣きするタイプでもありそうだから、他馬との斤量差の影響もあったかもしれない。
その点、2戦使っての今回だから、馬は良くなってきているだろうから、上積みへの期待と
他馬と同斤量はプラス。
問題はトゥザグローリー同様に、本質2000mくらいがベストのタイプだと思うので、距離適正の問題はある。
ただ、まったくこなせないことはないだろうし、これまでどちらかというと必要以上に人気になりやすい
タイプだったが、今回はそれを考えれば、トゥザグローリーが人気を背負う前提で、今までよりは妙味がある。

ダービー馬のエイシンフラッシュ。
ダービーは超スローでの勝利で、本来ダービーで求められる能力でないところで決着しているので、
実力を判断する上で勝利に価値はないし、これを除けば成績は善戦どまりだから、G1級の能力に疑問も感じる。
ただ、前走の産経杯は好タイム決着で、59キロを背負い、叩き台の1千だから本調子ではなかっただろうから、
大健闘の3着。
一応、秋のJC、有馬記念は菊花賞を取り消したあとだけに体調で微妙な部分もあったかもしれないし、
そのわりに着順ほど負けていない。
本当の意味で、ここに来て馬が強くなっているかもしれない。
そして、今回は人気では伏兵の立場かもしれないので妙味はある。

ヒルノダムールは前走の産経杯でようやく重賞勝利。
勝ちタイムも優秀だから、一応、能力は高い。
ただ、他のトップレベルの4歳馬との直接対決でこれまでほとんど負けっぱなし。
前走はインコースで脚を溜め、直線が短い内回りコースを早めに抜け出す巧みなレースぶりで、
力でねじ伏せたレースではない。
位置取りや斤量、状態を考えれば、3着のエイシンフラッシュのほうが断然強いレースぶり。
これまでのレースから切れる脚が長く続かないタイプだろうから、外回りコースは不向きかもしれない。
今回は3000m級のレースで、そこに望みはあるが、まともでは勝ち負けは無理だろう。

ビートブラックはトップレベルとは1ランク落ちる存在。
ただ、こちらは一応、菊花賞3着の実績。
ダイヤモンドSは出遅れて流れに乗れなかった中を猛追して4着。
距離適性はあるし、スタミナ勝負になったときにはチャンスが出てきそう。

コスモヘレノス、コスモメドウは距離適正はある。
ただ、G1級の能力には大きく不安があるタイプ。

ゲシュタルトは果敢に長距離レースを使っているが、レースぶりから3000m級のレースでは
スタミナ不足を露呈して、基本的に適性がない。

4歳以外。
まずはナムラクレセント。
6歳にして前走、阪神大賞典でようやく重賞勝利。
しかも近年の阪神大賞典では最も速いタイムでの勝利で完勝している。
3000m級の実績は抜群で、スタミナ勝負になったときにはチャンスはありそう。

一昨年の覇者(去年も2着)のマイネルキッツは前走は明らかに叩き台の作りで体が緩そうに見えた。
それでも調教は良く動いていたし、レースも形作りだけの適当な負け。
今回は大きく変わってきそう。要注意だろう。