星くず日記

お気に入りの音楽のことや日々チョットしたことをまったーりと綴っていきます

ソウルフード

2012-08-27 22:06:10 | 食べ物

今は、sUnさんの転勤で大阪や東京に住むようになった私ですが、北海道で生まれ、育った生粋の道産子です

そんな道産子・snowがオススメするソウルフードを紹介しちゃいます

 

北海道とうえば、まずラーメン

 

といいながら、出てきたのはインスタントラーメンでしたね

ラーメンはsUnさんも大好きなんですが、今回の旅行でラーメンを食べたのは、たったの1回だけ

それも、写真を撮るのを忘れたとういう大失態(だって、食べるのに夢中だったんだもの)

 

ちなみに食べたのは、美瑛で食べた旭川ラーメン/山頭火

旭川ラーメンといえば、オーソドックスな澄んだ正油ラーメンという印象でしたが、山頭火が有名になってからは、旭川ラーメンのイメージが変わってきちゃいました。

 

札幌で生まれ育った私にとってのラーメンは、やっぱり味噌ラーメン

味噌バターコーンラーメンなんていうのもありますが、私はシンプルに、もやしと玉ねぎを炒めた味噌ラーメンが好きです。

小さな頃、よく食べていた「糸末」というラーメン屋さんの味を引き継いだ「喜来人」に行って食べてこようと思っていたのですが、今年も行けませんでした

札幌の味噌ラーメンの特徴の一つに、アツアツというのがあります。

私にとって、アツアツじゃないラーメンは、ラーメンじゃねぇーーってくらいです。

 

ところがね、旭川の山頭火って、アツアツじゃないんですよね

最初、食べた時に「ぬるっ」って思ってマズイと思ったの。たぶん、大阪で食べたからヌルくてマズイんだと思ったのですが、熱々じゃないのが、山頭火のスープの特徴というか、美味しさのこだわりだったんですよね。(←長時間かけて出来上がったスープは、「旨みと香りを大切にしたい」という想いから、再沸騰させることはありません)

 

でも、美瑛で食べた山頭火のラーメンは、熱々でとっても美味しかったです

塩じゃなくって、味噌だったからかな~???

塩ラーメンは、函館や釧路系の透明スープでアッサリしたタイプが好みです。

 

 上の写真は、乾麺のインスタントラーメンです。生麺を低温でじっくり乾燥させたことによって、普通のインスタントラーメンとは比べようもないほど生麺に近い風合いです。

スープもオーソドックスな「旭川しょうゆ」「札幌味噌」の味で、懐かしいふるさとの味を味合えます。

 

 

続いては、コレ↓ 甘納豆のお赤飯です。

 

北海道のお赤飯は、食紅(色粉)でピンク色に着色して、甘い甘納豆がゴロンゴロンと入っています。

小豆のお赤飯もありますが、小豆で色を着けるのではなく、こちらも食紅でピンク色に。

 

内地では最初の土地だった仙台で、小豆で自然な色を着けたお赤飯を見て「汚~い」と思っちゃいました。

反対に、内地の人が北海道のお赤飯を見ると、ドギツイピンク色と甘納豆に衝撃を受けるとか

コンビニでは、このピンク色で甘いお赤飯のオニギリがあるほど、道民は甘納豆のお赤飯が大好き

別にお祝い事がなくても、おこわ感覚で、お赤飯のオニギリを戴きます。

 

私も家でお赤飯を作る時は、食紅と甘納豆で作ります。食紅の量で、鮮やかなピンク色にも、柔らかなピンク色にも、そこは家庭の色というか、お好みになるんですよ。

甘納豆の甘さと、ごま塩のしょっぱさが、クセになるお赤飯。北海道へ行かれた時には、ぜひご賞味下さいま~せ~。

 

フキとタケノコ

 

これが、私にとってのフキであり、タケノコです

フキは、ラワンブキとか呼ばれています。

大人の人もすっぽり隠れてしまう程、背丈が高く、茎の太さも5センチほどもあります。

フキの傘の部分も大きくて、雨降りには本当に傘の代りが出来そうです。トトロにでてくる感じです

 

タケノコは、根曲りタケとか呼ばれているそうです。ちょっと見、ホワイトアスパラガス。

大人の指位の太さです。食感はポリポリした感じで、内地に来てからタケノコと呼ばれている孟宗竹のタケノコとは、見た目も全然違うでしょ

全然高級でない庶民の品物なんですが、東京でコレを探すと結構なお値段するんですよ。

今回も、もちろん買ってきましたわ、オホホホホ

 

 

さてさて、トリを飾っていただくのは、アジウリ(甘露)

 

北海道でも、すっかり姿を見なくなったアジウリ

小さな頃、夏になると食べていたのが、アジウリとスイカ

スイカが苦手だった私ですがアジウリは大好きでした

まだ、メロンがこんなに世の中に出回る前に、プリンスメロンというのがあったのをご存知でしょうか?

庶民でも気軽にメロンが食べられるようにと、メロンとアジウリを掛けあわせて品種改良されたのが、プリンスメロンだと聞きました。

プリンスメロン、アンデスメロン(アンデスは、アンデス地方ではなく、「安心です」からのアンデスなんですって)、そして夕張メロンも気軽に食べられるようになって、すっかり出番がなくなったアジウリ

 

でも、私はメロンのようなガッツリ甘いあじではなく、アジウリの程よい甘さが好きでした。

いつの間にか、その数の少なさから高級果実のようになったアジウリ。名前もいつの間にか甘露になってました

 

食べ方は・・・

 

この種のまわりを、ワタというのですが、このワタの部分が美味しいんだよと言って、ワタごと食べる人がいますが、私は種は種でしょって感じで、ワタは食べません。

リンゴのように、皮を剥いて、食べます。

 

 

味というか食感は、メロンの皮に近い部分に似てるかしら!?

 

なかなか手に入らないと探していたアジウリですが、なんとsUnさんの親戚のオバサンが作っていました。

大好きなんだ~と言うと、来年も作ってやるよ~って

 

さて、この私とsUnさんのだいすきなアジウリ。私たちの熱弁に甥っ子も恐る恐る口にしてみました。

感想は・・・ やっぱりな~、メロンお味を覚えてしまった現代の子には、この甘さの奥行きがわからないのよね~

 

思い出が、必要以上に美味しいイメージを作るってことがあるのですが、これはやっぱり甘すぎず美味しいと思うんですが、どうなんでしょうね~

 

 


ガチャガチャのお土産

2012-08-27 16:42:56 | Weblog

コレ、なーーんだとお~もう  (正解者にプレゼントはできませんが

 

 

実は、コレ、新千歳空港で限定販売されている「北海道フィギュアみやげ」 

 北海道を象徴するものが、精巧なフィギュアとなって、全8種類。

カプセルの中に入って、1個300円のガチャガチャで販売されています。

 

何だか楽しそうなので、私も一つやってみました

狙うは、「初音ミク」 ミクが出たらイチローへのお土産にしよう ミクがダメなら、せめてクラーク先生。

 

エイッと強く念じながら、ガチャガチャを回してコロコロコロコロと出てきたのが。。。

なんだ?これは?ナニ、ナニ?これ、なーに?

 さっぽろ雪まつりの雪像(B☆B)

 

こんなんじゃー、わかりにくいよ よっしゃ、もう一丁、エイッ

 なに、コレ?

 

寝台特急北斗星だって

 

全種コンプリートとまでもいかないけど、せめて欲しい物がでてくる、まで買い続けたい。

そんな魔力が、ガチャガチャにはあるみたい

 

たかが300円、されど300円です。2回ガチャガチャしたら600円、3回ガチャガチャガチャしたら900円

ガチャガチャの前で「もう1回」って駄々をこねてる子どもの気持ちがよくわかります。

私も、本音を言えば「もう1回」でしたから。でも、オトナだから我慢したのダ

 

アナタも、新千歳空港をご利用の折は、記念にいかがですか?

フィギュア自体は、しょうもないものですが、ガチャガチャをしてる時、そして中を出す時のドキドキ・ワクワクした感じ、それが、とっても濃ゆい思い出になりそうですよ

 


すし善

2012-08-27 16:03:52 | 食べ物

北海道へ着いて、翌日8/10(金)の夕食は、お寿司を食べに行きました。

北海道では、握り寿司のことを「生寿司」(なますし)とも言うんですよ。

そう、新鮮な魚介類が豊富な北海道では、寿司ネタに火が通ったものなんて、考えら~れナイ

全部、「生」が常識です。

私も、内地へ行って、寿司ネタにアナゴやウナギがあるのにビックリ ましてエビが白い(火が入っている)って姿に、ウッソーーーと思いましたもの。

 

北海道の回転すしは、東京の鮨屋よりウマイなんて噂がありますが、本当に美味しいですよ。

でも、沢山食べることができないお年頃になってくると、シャリの大きさとかネタとのバランスなどなど、気に入ったものを食べたいという欲望の方が大きくなります。

 

数個でお腹満腹なるようなシャリの大きなものや、お皿からはみ出るような大きなネタは、私の好みじゃないのよね

 

そんな私のいまのお気に入りは、すし善さん

本店やすすきの店は、ちょいと高級で、有名野球選手の御用達になってるそうですが、そんな所はいくら「カード持ってるどー」って言っても行けるわけがありません。

でもね、円山店なら。。。って、いまは家族向けの円山店がなくなって、かわりに大通店がオープンしました。

 

大通店は、まさに大通りに面していて、北洋大通センター4階にあります。

昔、拓銀の本店があった所といえば、わかりやすいかしら。

 

拓銀があった所は、3丁目だったはずなのに、老眼の私は字が小さいとよく見えず、北洋大通センターの場所を西2丁目と見間違いして、歩くのが困難なふーちゃんを、沢山歩かせてしまいました。

せっかく、あまり歩かなくても済むようにって駐車場の場所を考えたsUnさんの想いを無駄にしてしまった悪妻とは、私のことです

 

やっとの思いで辿り着いたすし善さん。予約とかしていなかったのですが、スンナリお席に案内してもらってラッキー

 

もう食べる気マンマンのふーちゃん。もうスタンバイOKです。

 

 お飲み物は、すし善特製冷茶  本当は、ビールでも頼むところなのですが、下戸の私たちはお茶で。

冷たくって、でも味わいがあって、スッキリしていて、とっても美味しかったです。

 

 

 ただ葉っぱとプチトマトだけのサラダなのに、素敵な器に盛られているってだけで、とっても美味しそう このガラスの器も、キンキンに冷やされていたんですよ。サラダ一つにもひと手間、ふた手間です。

 

 

 

 

 

お寿司は、北海道の魚介類と小肌や穴子など江戸前仕込みのネタの10貫

ふーちゃんは、がんばって食べても4貫程度で、残りは私たち夫婦で食べなくてはならないので、本当はこれでも多すぎる量です。

 

ウニが大大大好物のふーちゃんは、まずウニからパクリ そして私のウニとアワビを交換してパクリ

私は、アワビが大好きで、ウニはそれ程好きではありません。

ふーちゃんは、sUnさんのウニももらって食べていたようで、もう大満足の顔。

いや~、そんだけ食べて満足じゃないって言われると、困ってしまいますが。

私にアワビをくれて、小肌を持って行ったsUnさん。あとで、ふーちゃんと小肌を絶賛していましたが、それにマグロも美味しかったと言っていたふーちゃん、アナタいくつ食べたの?

 

いくらも、まるで宝石のようでしょ

口にいれるとトローッと溶けて行く感じ。私、ぷっちんイクラはあまり好きではありません。

味付けも上品だけど薄すぎず、何か夏の爽やかさをプラスされたような、とっても美味しゅうイクラでした。

 

エビは、もちのロンロン。生でございます。プリッとしてて、モチっとしてて、おいちーです。

小さいエビが2匹ではなく、どーんと1匹のエビですわよ~~ん。

 

 生寿司のネタは冷たいものだと思っていましたが、すし善さんのお寿司でネタごとに最適な温度で出してくれることを知りました。

こんなこと、美味しいお寿司屋さんで食べている人にとっては当たり前のことでしょうが、私はこの年になるまで知らなかったというか経験がありませんでした。

ご飯がシャッコイのは、スーパーのお寿司ですが、ネタも冷たすぎないのが、お寿司を口に入れた時に、「シ・ア・ワ・セ」って味が口の中に広がります。

 

北海道らしい生寿司に気配りがプラスされたすし善さんを、私はオススメしまーす。

大通店やJR札幌駅近くの大丸店のランチタイムだと、庶民のお財布にも優しいメニューが揃っているので特にオススメですよ

回転ずしも美味しいんだけど、美味しそうなネタが沢山あって、ついアレもコレもと欲張って食べてしまってお会計の時にギャッってことになり兼ねませんからね。

 

どこへ行っても、何をしても「これが最後カナ。。。」なんて言うふーちゃん。でも、すし善さんのお寿司だけは、また食べたいな~ってすぐに言います。

ふーちゃん、元気でいて、また一緒に食べに行こうね

 

  すし善:http://www.sushizen.co.jp/


シルバーフェリー(クィーン)

2012-08-27 14:55:53 | お出掛け

 

さあ、いよいよ出港です。13時に八戸を出発して、22時に苫小牧に着くフェリー・シルバークィーンに乗って「いざ、北海道へ」

本当は、この日の22時発で、翌朝6時に苫小牧に着くフェリーに乗りたかったのですが、希望の部屋を取れなかったので、こちらの時間のフェリーに予定を変更。

何せ八戸までの距離が長いので、sUnさんは途中で渋滞とか何かに巻き込まれたらどうしようって、とっても心配だったらしいの。

でも、走ってみたら渋滞もなく順調に車は走り、ひとつ前の8:45発のフェリーにも悠々間に合っていたんですよ。

 

11時過ぎに乗船手続きを済ませ(たぶん1番で)、sUnさんは車に乗っての乗船なので、人間より少し早く行動開始になります。私は乗船待合室で、sUnさんは駐車場でと二人別々となった時間が長いこと長いこと

フェリーの部屋で使う物とか、車には置いておけない物とか、結構手荷物があって、おトイレどころか身動き一つできません。

居眠りなんてもってのほかです  何が辛かったって、あの待っている時間が辛かったな~。

 

八戸からのフェリーといえば、以前仙台や盛岡に住んでいた時に北海道へ帰る時に利用していました。

あの時は、どんな風に時間をつぶしていたのかしら?子どもたちが、とってもワクワクしていたのは覚えているのですが、全然思い出せません

 

   ○十年前のsUnさんとイチローとジロー 心配だった船酔いもせず、みんな元気いっぱい。お部屋も家族だけのお部屋だったので、快適快適

 

 

 そう、○十年前は和室でしたが、今回は洋室です。

どこかのビジネスホテルのようでしょ  展望風呂もあったのですが、女子の入浴できる時間帯がとっても短くって断念しました ちょっと楽しみにしてたんですけどね。でも、お部屋にお風呂がついていたのでシャワーもできて、さっぱりしてからベッドでオヤスミ~~~

 

 一晩、まるまる寝ていなかったので、ぐっすり眠ってしまいました。ふと、目を覚ますと夕暮れ時。船上から、海に沈む太陽を見るのを、とっても楽しみにしていた私です 寝過ごさなくって良かった~

 

  夕日が壁をオレンジ色にしてしまいました。思わず童心に戻って影絵遊びなんてしちゃって・・・犬のつもりなんですが、見えますか!?

 

 雲が厚く垂れこめていたので、期待していた夕日は見れませんでした

 

 あっという間に太陽は沈んで行って。。。

 

 ハイ、消えた。そしてあっという間に暗くなりました。

 

暗くなった所で、もう一眠り

だってね、海上ではテレビも映らないし、することなくて退屈なんだもの。眠れる時に寝る ←コレ大事なことです。

 

 さあ、いよいよ苫小牧入港。途中、ちょっと揺れた様なんですが、爆睡していた私たちは知る由もなく

車もほぼ一番乗りで乗船していたため、下船はほぼ最後の方でした。

この車の中で待っているのも、とっても長く感じました。

でも、作業をしている人の仕事っぷりや、これぞ職人技とでもいうべき詰め詰めのトレーラーの様子など、見てて楽しかったですよ。

 

 

 北海道上陸 真っ赤なハーフムーンが、出迎えてくれました。

 

この日は、真っ直ぐ私の母・ふーちゃんに向かいます。

ふーちゃん、待っているだろな~。いつもはもう夢の国のふーちゃんですが、早くに寝て、そして起きて待っていると言ってました。

「いいよ、いいよ、寝てても」な~んて言っていた私ですが、この時はまだふーちゃんの鍵を持ってくるのを忘れたことに気づいていません。

さて、私はいつ鍵がないことに気が付くのか 果たして、家に入れるのか

 

乞うご期待と言うほどでもないんですけど、頑張って色々な所にお出かけしてきました。

そして、色々な出会いもありました。

サプライズもゴージャスもないけど、この日から数日間の北海道を一緒に楽しんで下さいね。

 


蕪嶋神社

2012-08-27 12:08:42 | お出掛け

強風吹き荒れる種差海岸を後にあした私とsUnさん。海岸線をぐるりと回って次に向かったのは、八戸港の近くにある蕪嶋神社

 

 

N○Kの番組「鶴瓶の家族に乾杯」で、師匠が八戸を訪れたときに真っ先に向かったのが、確かこの神社さんだったような・・・

私たちも、これからの旅の安全を祈願することにしました。

 

 

 

 

うひょー、この階段を昇るのか

  階段の段数は数えませんでしたが、何せ急こう配で、段々足が上がらなくなります。途中で一休みして呼吸を整えてから、再アタック

 

やっと頂上に到着した時に、頬をなでた風が気持ちイイ~

まるで富士山の登頂に成功したような爽快感と充実感と言ったらオーバーみたいですが、それくらいこの階段は難敵でした。

 

さて、この蕪嶋神社ですが、御祭神 市杵嶋姫命(イチキシマヒメミコト)という弁財天様で、鎌倉時代にはもうあったとかなかったとか・・・という、とっても古い神社さんです。

イチキシマヒメというのは、天照さんとスササノウさんの間に生まれた神様のお一人で、日本神話に登場する水の女神だそうです。

イチキシマヒメは、広島の厳島神社の御祭神であられて、厳島(イツクシマ)は、姫様のイチキシマから転じたものとも言われているそうですよ。

 

商売繁盛や子授け、大漁豊漁、海の安全などなど、色々と御利益があるのですが、近年は蕪を株とひっかけて「株上り」に御利益があるとか

特に「かぶあがりひょうたんお守り」の人気が高いそうですよ

 

また、「運開き巡り」というユニークな参拝方法があって、島を三周回って参拝すると心身が祓い清められ、運が開けるとのことでしたので、もちろん試してみました。

 

 

 その途中で見つけたのが、コチラ。置物ではないのですよ、バッチリ、ポーズを決めたウミネコさんです。まるで「黙って見てるんじゃないよ さっさと写真に撮りなよ」って言ってるような気配がします。

 

そうそう、ここはウミネコの繁殖地として、この一帯は国の天然記念物になっているんですよ。

鳥居の上にも置物のようなウミネコさん。

ウミネコは、弁財天さんのお使いとして、大切に扱われてきた結果だそうです。

毎年二月の節分過ぎた頃からウミネコが集まり始め、四月産卵、五月孵化し子育てが始まり、六月末から巣立ち、七月末から徐々に飛び立ち八月上旬には全てのウミネコが蕪島から離れる、とのことでした。

多い時には、3~4万羽のウミネコが、この小さな蕪嶋にいるそうです。その時期だと、鳥が結構苦手な私は立ち寄ることができないわ~

 

  白く写っているのは、ウミネコさんたちのフンです。

 

繁殖期にウミネコさんたちからの爆撃ならぬフンをつけられると、運気が向上するらしいのですが、私は下降しても良いから、つけられたくありません。

 

私たちが行った日は、もう大方のウミネコさんたちが旅立った後で、そんな○万羽ではありませんでしたが、それでも多くのウミネコさんたちがいました。

ここにずっと居続けているウミネコさんもいるそうです。たまたま、境内では何やら作業をしている方々がいらっしゃって、「ホレ、あれは○十年」とか教えてくれるのです。ちなみにウミネコさんの平均寿命より、かなり長かったですよ。

 

 お参りを済ませて、改めて下から見上げますと、大きな海軍旗がはためいていました。

 

第二次世界大戦の末期、この蕪嶋の沖で、日本の軍艦が攻撃を受けて沈んだそうです。それで、毎年8月に、こうやって慰霊祭をずっとしているとのことでした。

 

 さて、この蕪嶋、お気づきでしょうが「島」ではありません。

 

 

ひょっこりひょうたん島みたい

周囲800m、高さ20mほどの陸続きの島です。というのも、後年、埋め立てをして陸続きにしたからだそうなの。昔は、ちゃんとした島で橋が架かっていたそうですよ。

 

 少しづつ青空が出てきました。ウミネコさんたちも波打ち際で遊んでいるみたい。昔、やりませんでしたか?こう、波が自分の足の所の砂をさらっていくのを見ていたり、波をギリギリで避けたり。。。

 

 

 と、ボンヤリ昔を思い出していたりしてましたらね、何やら人影が近づいてきます。それに、おまけに裸じゃないですか

裸といっても、海パンははいていましたが。

このオジサン、何してるの? 泳ぐの? う~ん、何だかわからなかったけど、ただこうして波打ち際を往復してました。

8月とはいえ、みんな長袖を着ていた朝です。オジサンさん、寒くないのかな~

 

 

 

海を眺めるベンチの側で咲いていたアジサイです。

アジサイが、まだこ~~んなに綺麗に咲いているってことで、1か月~2か月戻ったような気がしました。

こうして、私たちの旅は、時計が止まったような、時計が逆回転したような、季節が逆戻りしたみたいな、そんないつもとは違う世界に足を踏み入れたみたいな感じから始まったのでした。

 

 

 


8月26日(日)のつぶやき

2012-08-27 01:14:20 | Weblog
11:38 from web
BSの「グレートサミット」を観た。素晴らしい山の景色と山に挑む人たちの顔、山を下りた時の安堵の眠り。すべてが素晴らしいけど、それらをまるっと包み込む久保田さんのテーマ曲が、なんともいえない!

11:42 from web
昼の外の暑さは変わりないけど、奥の部屋のムアっとした空気が、少し和らいだ気がする。気のせいかな?

11:43 from web
パソコンの変換が、あまりにおバカで付き合いたくない。受け狙いとしか思えないけど、イラッとくる

11:46 from web
ルシアさんのコンサートに、坪さんがゲスト出演か。。。でも、平日なんだよね。前はマイクを使わないで演奏していたけど、坪さんが歌うということは。。。

11:57 from web
ぽてさらを、ぼくされと空目www 

16:57 from web
最近、飛行機雲がよく見える。旅客機は、あんなに高度の高い所を飛んでいたんだなー。へんな長い雲は、だいたい飛行機雲のなれの果てですよ~ん

by snow_mama on Twitter