星くず日記

お気に入りの音楽のことや日々チョットしたことをまったーりと綴っていきます

Nature of Year 2010最終章&こぼればなし

2010-01-19 15:59:11 | 細坪基佳
長くお付き合いいただき、ありがとうございます


やっと終わります。あと、もう少しですよ


アンコールはにぎやかに


みんな、ツアーTシャツで登場です。

坪さん黄緑、レタス色
久保田さんオレンジ、人参色
ツルさんレッド、トマト色
平賀さんブラッグ、イカ墨色
大石さんピンク、ピーチ色


アンコール1曲目は、「思い出通り雨」+「風来坊」+「影法師」をミックスした思い出風来法師。


あれっ、いま音が外れたと思ったら、それは次の人へのバトンタッチの転調です


噂には聞いていましたが、生で聞けて大満足です


続いては、普通に会場に来ていたNSPの中村さんを会場にいる人みんなの熱意でステージに上げてしまって歌った夕暮れ時はさみしそう


初めて生で聞く本家本物の「トッツルツー」のコーラスに大興奮の私

私の周りにはNSPファンの方が多かったようで、中村さんや平賀さんのボーカルに感激の涙を流されている方がたくさんいました。



今年のコンサートのタイトルは「思い出は風の中に~」から「夢のつづきを・・・」になりますと1曲。


盛大な拍手とともに、客席には明りがつきます。

お客さんもゾロゾロ出口へ向います。


うそでしょ~、私の印象ではアンコールになってから坪さんの調子が最高になってきたような気がするんですけど


3階席はまばらなアンコールの手拍子だったのですが、1階はどうでしたか?


3階の人は、早くアレを買い求めに行きたかったのだと思うのですが。。。


メンバーで練習してきたのは、もうないので練習無しでもできる3人でって、坪・ツル・久保っちの再登場。


明るい元気な歌で、ヨシ・ガンバロウって気持ちにさせてくれてのサヨナラでした。


あ~、全国から毎年、九段会館にファンが集うのがわかる気がします。

来年も絶対参加しよう、来年はどんな趣向で楽しませてくれるのかしらって感動と期待で2倍・2倍のコンサートでした。



さて、ココからは「こぼれ話」として覚えているMCをご紹介

順不同&箇条書きだけど、雰囲気だけでも受け取ってね。


夕焼けの翼 は、チェロの指使いが激しいのですが、Ayakoさんは息を止めて弾いてるようなんです。どうぞ「無呼吸奏法」をお楽しみください。


今日はバリッとした衣装です。これからはバリッとした衣装で臨みたいけど、その気持ち春まで持つかな

オレだってジャケットぐらい持ってるんだから!!

この衣装、何かに似てるって。えっ、伊勢丹の紙袋 坪さん、自分から言っちゃダメでしょ



坪さんと平賀さんの息の合ったボケ・突っ込み

歳時記→掃除機→さじき



二郎物語はなくて、「ユキオ&一平」物語がありました。

一平さんの趣味はつり 「一平さん、金がないのかい」って軽口を叩いて一平さんを怒らせる。
「何、釣ってんのさ?」「○○に△△に***」「ホ~ラ、やっぱり食う為に釣ってんだべさ」「馬鹿言うな」

一平さんは畑作りも趣味です。「何作ってるの?」「茄子とかトマトとかきゅうりとか」(自給自足でしょうかねぇ~)

ラジオにライブに忙しい一平さん。坪さんは忙しくて世話ができないので「枯れないのか?」って聞いたそうです。

そうです 一平さんは「金ないのか」って聞き間違って大変怒ってしまったそうです



室蘭でユキオさんとカレーラーメンを食べていた時。

「オイ、ツボ。オマエ、カレーうどんは食べるのか?」「」ええ、たまに食べますよ」

こんな会話をその後2回続けたそうです。

坪さんはユキオさんのと頭を本気で心配になったそうです

ところが、ユキオさんは「カレー丼」って聞いていたようで、鸚鵡返しに同じ返事をする坪さんのことを本気に心配したそうです。


昨年のネイチャーはオヤジバンドで、加齢臭が漂ってきそうでしたが、今回はキレイどころを揃えてみました

お客さんがたくさん集まったので、自分のリビングに細坪を呼んで歌わせている気分になってください。


坪さん、それは無理 そんな広いリビングを持っている人なんて、そうはいないから


でも、アコカフェもバンドも、どちらもとても寛いだとても暖かなよったりとした気持ちでいれました。


昨年のネイチャーのDVDを16日にみんなの手元に届けられるように頑張って作りました。

お値段、なんと3800円 安いでしょ それが今日だけ特別、3500円

ウソでしょ 私だって買って帰りた~い。




セットリストも実は2009年の方が好みです

そんなことを云うから、アンコールが終了した途端、みんな出口に殺到して我先に物販コーナーにむかったのよ

通販も出来るようですが、私は次のライブの時に買います。

次のライブは~というと、4月・5月・6月と毎月あるじゃないですか

横浜も鎌倉も捨てがたい。でも5月はもうスケジュールいっぱいだし~困った困ったこまどり姉妹




また、思い出したことがあったら追記しますね





ここでKOKIAさんのファンへ向けての私からのプチ情報。

KOKIAさんのデビュー当時のベースを弾いていたのは、河合徹三さんです。
今も、こうせつさんのところでベースを弾いていますが、元々は“ふきのとう”でベースを弾いています。
細坪さんのアルバムには、河合さんの素敵なアレンジ曲がたくさんあります

河合さんの少しゆるくて楽しい、そんなベースで、どこかお酒が飲めるパブのようなホロ酔いKOKIAさんの歌も聴いてみたいな。


同じ様に“ふきのとう”のサポートメンバーだったのが、都留教博さんです。
KOKIAさんの歌う「ネシアの旅人」は都留さんが担当したドキュメンタリーのエンディングでした。


今回、アコカフェのメンバーとしてチェロを弾いていたAyakoさんは、KOKIAさんのアルバムにも時々参加されている方です。

山本Pスケさんが、都留さんと一緒にアコカフェをやったりしてますからね。


私のいまの夢は、KOKIAさんと都留さんやAyakoさんたちアコカフェのコラボです。

都留さんのバイオリンは、バイオリンソロではしっかりバイオリンが歌い、伴奏ではそっと寄り添う。

音の色、タッチがより明瞭になって、いつもよりもっともっと自由の翼は広く羽ばたき心の旅を遥か彼方までさせてくれます。


Pスケさんも、「細坪君と三浦君」のアルバムのメンバーですから、ネイチャーにパーカッションが!!って聞いた時、Pスケさんの参加と勘違いして喜んでしまいました。

若い大石さんもいいですが、私はPスケさんの原始的な叩く・打つ・なでるという手法で奏でる音が好きです。

リズムだけでない、古代の魂に繋がる音が、楽曲にとてもアクセントというか、風や匂いを運んでくれるからです。


ずっと大好きだった細坪さんとKOKIAさんに、こんなにも接点があっただけでも奇跡なのに、まだありました。


細坪さんの大親友だったのはNSPのリーダー・天野滋さん。

そのNSPの後期のメンバーだったのは、あの澤近泰輔さんです。



こんな素敵な発見も出来るから、ブックレットのサポートミュージシャンから目が離せません。


KOKIAさんがただいま、絶賛レコーディング中ですが、どんな音楽が共鳴しあっているのか気になるところです。

ライブは無理でも、レコーディングだけでも都留さんの参加がないかなぁ~っていつも期待しています。


音楽だけでも素敵なのに、音楽の輪に触れるのも、とっても幸せな感じです。

続続続・Nature of Year 2010

2010-01-19 14:26:20 | 細坪基佳
1月16日、九段会館で行われた細坪基佳さんのコンサート「Nature of Year 2010」の様子を綴っています


このコンサートを見るのが私の夢の一つでした。

その夢のステージは思ったとおり、いやそれ以上だったので、私ポーッとしてしまい思い出そうにも思い出せないことばかり


一緒に参加した人と色々語り合えば、思い出せそうなんですが、一緒に参加していた相棒の旦那・sUnに聞いてもウ~ンと彼も思い出せないみたいで、全然役に立ちません


仕方がないので、自分の力で頑張ってみます



素敵なアコースティックカフェの演奏が終わると、衣装をチェンジした坪さんとバトンタッチ


少し前の私だったら、「○○さんを見に(聞きに)来たのに、△△の演奏なんていらないよ」って感じてたと思うけど、今はこういうのっていいなぁ~って思っています。


坪さんもお年だから、休憩を挟まなくっちゃキツクなったのかなぁ~
坪さんもトイレ休憩が必要なのかなぁ~。

冗談ですよ 普段のライブでは坪さん、休憩無しで3時間強歌いっぱなし(しゃべりも多いけど)です


ちょうどアコカフェのアルバムが昨年の12月に出たばかりなので、その宣伝にも一役
さり気ない坪さんの優しさに触れた気がしました

でも、そんなの関係なく前半と後半の架け橋にインストっていいと思います



楽器のセットチェンジの間を坪さんのMCで埋めてるようなのですが、「坪さん、準備OKですよ」って誰も声を掛けないものだから、坪さんしゃべる、しゃべる。

でも、あまりにノリノリでしゃべる坪さんを止められる人っていないような気がします。



バンドバージョンでの1曲目は風来坊

ツルさんのケーナのような縦笛、久保っちのマンドリン、そして平賀さんのベース。

メンバーは違うけど、そうだ、そうだ“ふきのとう”の時の風来坊はこんなんだったなぁ~って、とっても懐かしくなりました。


欲をいえば、せっかくのパーカッションがいるのだからもっとパーカッションの存在感があっても・・・。

でも、ひょっとしたら私の座っていた場所が悪かったのかもね。



赤い糸の伝説、あせ と2曲、NSPの曲が続きました。

私はNSPの曲をほとんど知らないのです。

sUnさんは「それほどファンではなかったけど、歌を聞くととっても懐かしくってつい口ずさんでいたよ」って云っていました。


当時、ラジオの音楽番組をよく聞いていたsUnさん。

ラジオからどれくらいNSPの音楽が流れていたのでしょうね。とっても人気のあったグループだったんですね。


あせ のボーカルは平賀さん。

平賀さんに何か歌ってよとお願いしたところ「できねぇ~よ」と即答されたそうですが、2~3日して「この歌ならいいよ」と返事がきたのがあせ


ボクが歌っている間にに行ってもいいよ~ 我慢してると体に悪いし、それに段々近くなってきたでしょ。

優しいナァ~、平賀さんって


でも、この歌短くって3分しかないので急いでね、行きたい人は遠慮しなくていいから早く行って!!

でも、いくらなんでも3分じゃ無理ですから、平賀さん



宵の口 では「ヨイッショ」の掛け声が途中に入るけど、その時のみんなの顔に注目 ちゃんと楽しそうに「ヨイッショ」って云ってるかどうかです。

3階席からは残念ながらチェックすることはできませんでした

DVDをお買い求めの方は、一人ひとりのアップがあるので見てみてね みんな、こ~んな顔してるんだよって坪さんが言ってましたが、そう言われると気になりますね~。



メンバー紹介の時に、「バンマス」と紹介されたギター・久保田さん。

久保田さんは「いやいや、今日のバンマスはツルさんです。」と言っていました。

確かにツルさんは前半・後半ともに出ていて、久保っちは後半のみでした。


しかし、出演時間に関係なく久保っちのギターは冴えまくっていました。


坪さんと二人の時は手を抜いている

いやいや、そうじゃなくって、ライバルがいるからこそミュージシャン魂に火がつくというか、いつもの演奏よりアクセルをグッと踏んでいるような気がしました。


坪さんの歌と歌の間に奏でられるバイオリンもしっかり歌っていて、それがとっても素敵だったのですが、ギターも負けじにかなり歌っていました。


春雷 の時の照明が良かったなぁ~

バイオリンもパーカッションも良かったナァ~

この歌は、スケールが大きくて舞台栄えする歌だなぁ~。


私は、坪さんの高音がひっくり返るところが好きじゃないのですが、近年の春雷は、坪さんの低音がゾクゾクするほどいいなぁ~って思っています


アルバム「思い出は風の中に」の中で、まだ歌ってないのがあります。

コーラスが厚いうたなので、久保田さんの二人では感じが出ないのでお披露目されてなかったようです。


仲間に囲まれて、分厚いコーラスを堪能させてくれたのが君の心を詩にしよう


私、この詩のライトな感じが好きだったので、またしばらく生では聞けないのかと思ったら少しショック

聞けただけでも超ラッキーだったのに、「何をいう~」と怒られちゃいますね。



歌詞の中に、「誰もが心の中に言葉にならない美しい詩を抱いている」とあります。

その言葉にならない想いを詩にして歌ってくれているのが坪さんなのよね


坪さんの歌を聞いていると、喉に引っかかっていたような想い、胸に押し込めていたような想い。そんなものがストン・ストンと音を立てて落ちていくような、「そうだったんだ、こういうことだったんだ」って思うことがよくあります。



雲のわだち では、コンサートで自然発生的にお客さんが「思い出は風の中に 君の中に歌の中にある~」って歌ってくれて坪さん、ググッときたんですって

よかったら歌ってくださ~いと云われちゃ、歌うしかないっしょや


音痴の私が歌う気マンマンになるなんてそうないんだよ


歌おうって思ってたのに~

私ポロポロ、ポロポロ泣き出しちゃって歌えなくなっちゃいました


前触れはあったのよ

普段は聞き飽きたって感じで、コンサートでも聞き流しているような春雷とやさおも


特にもうアナタにあえなくなる~って聞いた時、私の心は完全に札幌の厚生年金会館のコンサート会場にありました。

もうアナタにあえなくなる~ってなると、コンサートは終り、また来年まで会えなくなってしまう~ってとても切なくなったその時にタイムスリップです


あ~、あれから30年以上、人生の半分が過ぎました。


通い慣れた道も 心一つで いつもと違う景色に変わる


いつもは、かったるく好きじゃない歌なんですが、妙に一語一語が胸に染みた歌でした。


新アルバム収録曲/雲のわだち/細坪基佳