星くず日記

お気に入りの音楽のことや日々チョットしたことをまったーりと綴っていきます

奇跡の地球物語#3月を見て

2009-10-19 14:36:25 | Weblog
昨日の夕方に放送された「奇跡の地球物語 #3 月」を見ました。


もしも「月」がなかったら・・・ 月と地球の関係を探るっという内容なのですが、と~っても面白かったです



まずね、私が「月」について知っていたこと

 生まれたばかりの地球に惑星が衝突して、地球がえぐり取られた。そして地球の軌道上に散らばった岩石などが集まって「月」ができた。

 月があるので、潮の満ち引きが起こる。

 惑星の衝突が起きて「月」が出来た時に、地軸が傾き四季が出来た。


ちょっと乱暴な言い回しですが、こんな感じです


テレビを見て更に判って面白かった点をメモメモ


まずね、月と地球の距離ですが、今は38万キロ離れているんですって ところがね、月の誕生間もない時は、わずか2万キロの近さだったようですよ

2万キロって、その当時は月はどんな大きさで見えていたんでしょうね。


それにね、いま現在でも年間3センチ程づつ月は地球から離れて行ってるそうですよ。

10年で30センチ、100年で3メートル。いやいや、ひょっとしたら突然ギューンっと離れて行っちゃうかもしれませんね


月と地球の距離って、地球の環境にも影響があるはずですよね。これから地球はどう変化するのか不安でもあり楽しみでもあります。



いまの地球の自転速度は、約24時間です。でも月が誕生したばかりの時の地球の自転は4~5時間だったそうです。

あいやぁ~、1日が4~5時間しかなかったら困りますね。 昼寝どころか寝てる時間がありません。忙しくて忙しくて、あわてんぼうの私は、自分のしでかした失敗の後片付けだけで1日が終わってしまいそうです


たった4~5時間だった自転速度だったのが、月が衛星になることで、少しづつスローダウンして今の24時間になる。

昼と夜が12時間で交代する。


衛星とした月がなければ、地球は安定せず4~5時間の自転でフラフラと惑星の間を漂っていたかもしれない。。。



地球に生命が誕生したのには、水と酸素の存在を挙げられますが、絶妙な太陽との距離・自転速度もあるような気がします。



月によって引き起こされる潮の満ち干き。それによって起こる

ザブンザブンと打ち寄せる波によって、生命が海から陸にあがったとすれば、ロマンが広がります。


太陽に比べて「陰」のイメージの月ですが、「月があるから私たちがいる」と思えば月は、とっても大切な存在に感じます。

太陽に憧れても太陽にはなれなかった私ですが、胸を張って「私は月が好き」っていえそうです

オリオン座流星群

2009-10-19 12:05:39 | Weblog
もうすぐ、オリオン座流星群の極大日(10/21)を迎えます。

世紀の天文ショーなので、ぜひ見て欲しくてちょっとグダグダしゃべりますね。


流れ星にお願いをってロマンティックですが。。。


流れ星が1時間に50~60個も出るとあっちゃ、見逃せねぇ~。でも、願い事がそんなに出てこない貧乏性の私

おまけに、流れ星っていってもね、アレは星とは違うっしょやと、つい云ってしまう無神経な私


私ったら「オリオン座流星群」について何からお話していいのか、頭の中がこんがらがってる~ 間違ったことも混ざってるかもしれないので、興味を持ってくださった方は、是非自分でも調べてみてね



まずね、オリオン座流星群の正体とは

それは、ダスト(塵)です。ハレー彗星が放出したダストの群れを地球が横切って、そのダストが地球の大気に飛び込んで発光したものなんですよ。

彗星の軌道と地球の軌道が交差するっていうだけでも、ドキドキすることですが、なんとなんと2006年頃から急に流星の数が増えた

色々調べたら、3千年ほど前に放出されたダストが比較的大きな物で、それと地球の軌道が交差したため、なんですってよ

そして、その大きなダストの集まりと交差するのは、来年までなんですって。


来年を逃すと次は70年後らしいのです。70年後というと、私はこの世にいません


よし、チャンスは今年と来年なのネ



ところが、ここで観測に重要なのが月の存在です。

月明かりが眩しくて、流星を見つけられなかったことが何度か。。。そんな経験ありませんか

しか~し、今年はダイジョウブイ

昨日は、新月で闇夜だったでしょ。これから少しづつお月様が太ってきても月の出が朝なので、夕方には沈んでしまうのです。

月の明りを心配せずに、空を眺めることができるのですよ


でもね、来年は月の明りに邪魔されそうなので、流星を見るなら今年しかないのですよ



それでは、どうやって流星をゲットするか~ですよね。

まず、オリオン座の形を覚えましょう。大きな鼓のような形をしていて、真ん中の辺りに3つの明るいが目印です。

オリオン座の周辺から、星が流れるのですから、オリオン座ができるだけ真上(頂点)にある時の方が見えやすいです。


という訳で、オリオン座が頂点付近にある夜10時~朝4時頃が見えやすい様ですよ



極大日は10/21(水)といわれていますが、今晩あたりから夜空を眺めてみませんか。

よく、ちょこっと夜空を見て「見えね~」と言う人がいますが、目を暗い所に慣らすのが必要なので、是非15分以上は見ててくださいね。


どうですか? よ~し、流星観察をしてみようって気になってくれましたか。

星の観察には、月の存在も重要ですが、もう一つ忘れてはならないのがお天気です。

概ねで良好のようですが、何せコンビナートがある我が町、風向きによっては、コンビナートの煙突から出る水蒸気が雲に変わります。


ぜひとも世紀の天体ショーを楽しみたいですね 

都会のお住まいの方ですと、町の灯が空を明るくして邪魔をしますね。この時だけでも、ネオンとか灯を減らしてくれるといいのに~。


もう一つ、観測に大事なことがありました 観測で外へ出ると意外と冷え込んで寒いので、しっかりまかないをして(暖かい格好で)風邪など引かないよう気をつけてください。


みんなの夢が叶いますように せめて1個だけでも流れ星と出会いたいナァ~。


  国立天文台オリオン座流星群解説ページココ