星くず日記

お気に入りの音楽のことや日々チョットしたことをまったーりと綴っていきます

十七文字のラブレター

2008-08-31 12:02:23 | ゴスペラーズ
8月31日 NHK総合 NHK俳句特集「波郷とあき子~十七文字のラブレター」今朝8時からの放送でした。

昭和の代表的俳人・石田波郷と妻・あき子の夫婦愛を綴った感動的な物語に
酒井雄二さんが語りとして出演されました。


いつもは季節に合わせた俳句を詠んでいる酒井さんですが、今回は石田波郷さんと奥さんのあき子さんにスポットをあてた特別番組

いつもの酒井さんがゆったりと詠む俳句は心に染み入る感じ。

そして、今回のはご本人の写真や時代背景、そして石田さんの身に降りかかった出来事を通しての俳句の数々は心に響いてくる感じでした

人となりがわかって聞く俳句はとても生き生きとしていました。しかし、生き生きとこちらへ伝わってきたのは、酒井さんのナレーションの力があったと言っても過言でないと思います


波郷さんが新婚旅行先で携えていた高村光太郎の「道程」は若い頃の私の愛読書でした。もう一度読んでみようかな


今日は久しぶりにもあがって、青空が覗いています
お天気がいいと気持ちがいいですね


酒井さんがナレーションをする、ということで見た番組でしたが、とても爽やかな気分になりました。



石田波郷さんを少し紹介しますね

1913年生まれ。水原秋桜子に指導を受け、中村草田夫らと共に人間探求派と呼ばれる俳人。
30歳で召集されたが、結核を発病し闘病の末56歳で没す。



子どもを思っての句や奥さんを思っての句を酒井さんが詠むのですが、何でこんなにグッとくるんでしょうね

あき子さんの句を詠んでいた女性のアナウンサーの声が少々固くてイメージが違っていたのが残念でした。


ドラマや映画のような派手さはないけれど今回のような企画がまたあればいいな、と思いました

そして、「世界遺産」のような酒井さんのナレーションの番組を期待したのは、ゴスペラーズのファンだけではないと思いました。
NHKさん、ど~か一つそこのところヨロシクお願いします



こちらのサイトでお二人の俳句を紹介してましたので興味を持たれた方がいらっしゃったら覗いてください風鶴山房」波郷は清瀬の国立東京病院に入院し、あき子は自身も狭心症などを病みながら病院通いを続けた。2人の3句集から病夫と見舞い妻の相聞句です。


NHK繋がりでもう一つ

9月6日 NHK「おはようサタデー 九州沖縄」(7:36~8:13)※安岡 優インタビュー出演 ※九州、沖縄地方のみの放送となります。

のお知らせがありましたが、はて何でしょうね、ってことでホームページへ

話題の人、九州沖縄ゆかりの人との「サタデートーク」
多くの作詩を担当してきた安岡さん(福岡県出身)に、歌に込める思いを聞く。

へぇ~、へぇ~、へぇ~  
私の地域では見れないので、後日どんなんだったのか、教えてもらえるとうれしいな

それでは、今日のNHK俳句特集を見逃しちゃったという方、いらっしゃいましたら、水曜日朝5:30~6:00とかなり早い時間ですが再放送がありますよ