ユニコムかつしかつれづれ日記

NPO法人ユニコムかつしかのパソコン教室活動などのよしなしごとを、そこはかとなくゆるりと書きしるしてまいります

嘘つきは大人の始まり

2013-08-18 | 日記


生まれた初めてついた嘘を覚えていますか?
わたしは残念?ながら、覚えていません。
小さいころからウソばっかりついてたせいだろ?
そう、生まれおちた時、天上天下唯我独尊と云ったくらいですから。

小さな子どもは意識的に嘘をつけないようです。
この年頃の子どもは、まだ、現実と空想が入り混じった世界にいます。
だから、こどもは空想世界のできごとでもそのまま口に出すことが多い。

自覚的?に嘘をつくのは、小学生になってからくらいだそうです。
だんだんと現実と空想の境界がわかるようになるからでしょう。
一方で、おとなのつく嘘もわかるようになります。
嘘をつくのも、嘘とわかるのも、おとなに近づいている証拠なのかもしれません。

嘘も方便、という言葉があります。
もともとは仏教の言葉で、難しいことがわからない民衆を、悟りに導くための便宜的な手立てを云います。
嘘をつくと舌を抜かれる・・・・なんてのもその一つ。
だから、政治家などは舌を何枚も生やして生まれてくる・・・・という嘘は許されるのでしょうか。

大人になるとややこしい世界で生きないといけません。
一生嘘をつかずに生きた人がいるかどうか知りませんが、まあ、難しいでしょう。
人を傷つけないために嘘をつくということだってよくありますから。

ややこしい世界で生きるには、嘘をつく心理もややこしくなってきます。
自分はほんとのことを言ってない、という意識がまずあります。
同時に、それが嘘であることを隠そう、という意識も働くはずです。

簡単に嘘と見破られない嘘を考えだす意識も働くでしょう。
ほんとであるように相手に思い込ませる言い方をしなければ、という意識も。

と考えてくると、たしかに小さな子どもには嘘は重荷かもしれません。
それにしても世の中のおとなのつく嘘の多いこと。
どうせつくなら世の中平和になる嘘をつきたいものですね。

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