マスゾエ狂想曲の幕が閉じました。
解散を選ぶかと思っていましたが、外れて辞職でオワリでした。
英字のsekoiが世界で流通するかもしれないことが、最後の功績?でしょうか。
数々の言い逃れで気になったのが、違法ではないが不適切、という言い回し。
元都知事、元へ、まだ都知事の最大の罪は、一言でいえば「公私混同」。
これはリーダーとしては絶対にやってはいけないことでしょう。
小さなグループや組織のリーダー経験しかない私でもそのくらいは弁えています。
それをやったらリーダーの資質以前に、人間として信頼されなくなるでしょう。
バカとは思えない人に、なぜそんなことがわからなかったのか?
なんて、大それた口が利けるほど、わたしも信頼される人間だと思ってはいませんが。
それはともかく、いつものことながら、マスコミ報道自体も狂想曲。
それも重箱のスミをつつくばかりで、コトの本質への言及が見当たりませんでした。
信頼ということでいえば、もっと悪質なのが首相です。
前にもちょこっと書きましたが、新しい判断、という言葉。
正確に書くと、「約束とは異なる新しい判断」です。
これは正しい日本語で書くと、「わたしは約束を破りました」ということ。
約束を破ったのなら、次に続くのは、申し訳ありませんでした、と続くのが常識です。
ところが、この人の場合は、新しい判断、という青天霹靂の言葉が続く。
とにかく常識が100%通用しない人なので、今さら何を言っても、またか、なんですけどね。
約束を破っても謝らない、これまたリーダーとしての資質を欠いています。
そういう首相や都知事がそれなりに支持を得ている、いた・・・恐ろしい世の中です。