といってもわたしの寿命ではなく、我が家の電化製品の話。
このところ連鎖反応的に壊れ始めました。
最初は電子レンジから。プッシュ式で開ける扉の具合がよくありません。
とくにわたしの言うことをきいてくれず、開けようとしても、何度押しても開かない。
カミさんがやると開いていたのですが、そのカミさんがやってもお手上げ。
ついに、開かずの扉になってしまいました。お陀仏です。
次はドアホン。チャイムが鳴ったり鳴らなかったり。
先日は、配達のお兄ちゃんがドアの外でだいぶ待たされました。
お兄ちゃん、我が家の電話番号を知らず、ケータイ→店→我が家の電話リレーで気がついた次第。これもお陀仏です。
続いてオーブントースター。ヒーターが点かなくなりました。オシャカです。
それから炊飯器。炊き始めると10分ほどで炊けたよ~。もちろん炊けてはいません。寿命です。
あとは洗濯機に掃除機、これらも間もなく寿命を迎えそうな気がします。
というわけで、最後の二つは完全にダメになるまで使うことにして、ほかは買い換え。
みんな多機能になっていますが、どうせ使いこなせないので、シンプルな製品がいいです。
すぐ近くの馴染みの電器店のあるじに来てもらって、注文しました。
そこは粉飾決算の不祥事を起こしたT社の代理店。
オタクの商売には影響ありました?
「いえ、特にはないですね。もともと家電の売り上げはたいしたことない会社ですから」
でも、あの事件はひどいよね、上場取り消しもんですよ、誰も責任とらないし・・・。
「ほんとは原発なんてやめてほしいですけどね。でも、大きい企業だから潰せない」
金融機関もそうだけど、何やかやいってツブさない。だから同じことが繰り返される。
大きい奴ほど生き延びる?
といったところで、100年生き延びた大会社なんておそらくないでしょう。
長寿企業になるのは規模の小さな会社が多い。大男、総身に知恵が回りかね、だからかも。
買い換えた電化製品、いずれも20年~30年使ってきたものです。
今までと同じようなシンプルな製品を選びましたから、また長く使えるでしょう。
トラは死んで皮を残す。わたしは死んでレンジだの炊飯器を残す・・・ん?