ユニコムかつしかつれづれ日記

NPO法人ユニコムかつしかのパソコン教室活動などのよしなしごとを、そこはかとなくゆるりと書きしるしてまいります

最小限という難しさ

2015-12-16 | 日記

 

教室サイトのリニューアルをしたいと考えています。

ですが、なかなかいい知恵が浮かびません。

方向としては、できるだけシンプルなものを考えていて、必要最小限のものに絞りたい。

 

数年前からすでにミニマルデザインという流行が始まっています。

それが日々の暮らしにも入って、モノをできるだけ持たずに生活するスタイルも生まれています。

どんなことでも過剰が過ぎれば、ベクトルは逆向きになるということでしょうか。

 

Webサイトでは、フラットデザインもミニマルの流れの中に位置づけられます。

アイコンなどが、物をリアルに見せることから、シンプルな図形に変わってきている流れ。

サイト全体を1ページで作ってしまうのも同じ流れの上にあるものでしょう。

 

昔のシステム開発の経験からいうと、たとえば機能を増やすのは簡単です。

とくに経験が浅いうちは、あれもこれもと盛り込みたくなって、ついつい過剰設計に陥ります。

それだとソフト作りが期限に間に合わなく、無理して作るとよくない品質のものが出来上がる。

 

そんな経験があったのですが、パソコンを教え始めた頃も同様の過ちを犯してしまいました。

初心者の人に、ついつい、あれもこれもと教えてしまうのです。

それが相手の消化能力を考えてのことならいいのですが、それはやってみないとわかりません。

 

また、必要最小限に抑えることも、実は、けっこう大変なことです。

ミニマムが分かるには、マキシマムがどのくらいか見当がついている必要があります。

つまり、取捨選択ができる状態でないといけないということ。

 

と、考えて、ハタと気づきました。

ミニマルを指向していて、いい知恵が浮かばないとうことは、もともと引き出しが無いということ。

デザイン過剰を経験するにはあと100年・・・ミニマル指向はそのあとでやりましょう。

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