日常茶飯事になったメールですが、時に使う言葉が気になることがあります。
それは、相手からのメールで、わかった、理解した、という時に、どういう言葉を使うかということ。
わかりました、承知しました、了解しました、了承しました・・・。
実際には、それらを深く考えもせずに、その時の気分?で、使っています。
ただ、わかりました、とは殆ど書きません。書き言葉としてはふさわしくない感じがするからです。
頻度的には、承知、了解が多く、了承は滅多に使いません。
それぞれにニュアンスの違いがあるような気がします。
だから、相手によって使い分けているかな、と考えてみましたが、そうでもないようです。
ニュアンスの違いも、どこがどう違うかと訊かれるとうまく説明できません。
そこで、類語辞典を調べてみました。
了承の項には、承知すること、と書いてあって、何だ同じじゃないか。
承知の項には、許すことと書かれていて、ふ~ん、許す、という意識では使っていないなあ。
ウソをつくと承知しないぞ、という言い方はあります。
その時は、許さない、ということでしょう。
だから、承知しました、と言う時には、許す、許さない、は無関係なのでしょう。
結局、使う状況や前後の文脈で、使い分けるということでしょうか。
たしかに、依頼か、報告か、単なるお知らせか、などによっても使い方は変わります。
それを厳密に考えだすと、メールひとつ簡単に書けなくなるので、これ以上はやめましょう。
ただ、こんなことが書いてあるのを眼にしました。
相手から何かを頼まれたときに、了解しました、というのは軽い感じがする。
だから、ビジネスなどでは、承知しました、を使うケースが多くなってきている。なるほど。