キツツキのドラミング

思い付くまま, 気が付くまま・・

避けるべし『飛んで 火に入る 夏の虫』

2013-06-07 16:51:22 | Weblog

海江田民主党代表が安倍首相との党首討論の開催を求めたのに国会対策委員会など党内が動かない事態だと新聞が報じている。海江田が3日の党役員会で、高木義明国対委員長に対して党首討論を12日開催するよう与党に求めるよう指示したが、高木はこれを無視して手続きを取っていない。高木は衆院予算委に首相の出席を求めている。党首討論を入れると日程の先延ばしになるからだと記者会見で述べている。端から申し入れる気など毛頭ない、高木と海江田両者共、先の総選挙では選挙区では落選、比例で生き返ったゾンビ議員だ。高木は67歳で海江田より4歳年上で当選も8回、海江田の6回より2回多い。高木は議員経験も多いから上から目線で見ているのだろう。参院選迄1ヶ月を切っている、ここで党首討論を仕掛けて、安倍の反撃を食らって、ダラシなくTKOにでもなったら目も当てられない。その醜態をテレビ中継される、参院選挙も劣勢を予想されているし、それを肌で感じている執行部としては避けたい一心だ。勝ち目のない党首討論を避けるのが賢明だと判断したのだろう。4月17日開催された安倍対海江田の初めての党首討論、経済評論家だと自負している海江田は、攻めたつもりだったが、逆に安倍の反撃に遭って一方的に論破された。海江田が「大変な劇薬を日本は飲んだ。副作用がある」と懸念を表明、これに対して安倍は「何か新しいことを進めていく上において、特にそれが未知の領域である場合は様々なリスクがあるのは事実」と認め、「政策の実行で円高は是正され、株価は高くなっている」と切り替えされた。民主党政権の3年3ヶ月何も出来なかったではないかと攻められて、ぐうの音も出なかった。海江田は最近の株価下落などを受けて、党首討論で見せ場を作ろうとしたのだろうが、執行部は海江田の実力のなさを見抜いており、理屈を付けて党首討論を避けたのが真相だ。真夏の参院選挙だ、文字どおり『飛んで火に入る夏の虫』だけは御免蒙る。という次第。写真は世界最大のネズミ、カピバラ海江田に似ている。下は高木似のフンボルトペンギン。


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