ルーピーポッポ、カンカラ、野田ドジョウと続いた民主党政権の御粗末さに呆れ、愛想尽かしをした国民が自民党以下の政党に投票したので各党が衆院、参院選挙で議席を伸ばした。(最近、参院選を総括した民主党は『自民・公明・共産が勝利したのではない、民主党が敗北したのだ』と訳の判らぬ負け惜しみを言っている)民主党と連立を組んだ社民、国民新党、民主党を割って出来た未来・小沢の生活第一は同じ穴の狢だと見抜かれて消えてしまったのから解党寸前の体たらくだ。渡辺アジェンダのみんなの党も民主党大敗のお零れに与った口だ。お陰で衆院18人、参院18人と政党らしくなった。折角36人になったのにアジェンダが狭量なのか、猜疑心が強いのか党内がゴタゴタ揉めている。渡辺は我が党が中心でそれに他党が結集するのを期待している。一方の江田は維新や民主などの若手で新党結成を念頭に置き、野党再編を画策しようとしたとの理由で幹事長をクビにされた。同様な動きをしていた柿沢議員は離党勧告されて、みんなの党を離れた。柿沢と同じ会合に出ていた柴田参院議員、井坂衆院議員も渡辺に指示された浅尾幹事長から事情聴取されたようだ。アジェンダ渡辺は若手が他党議員と会合を繰り返した結果、みんなの党の分裂を招くのを恐れている。事情を聞かれた議員は「代表こそ党を割りかねない行動をしているのではないか」と指摘した。当初アジェンダ自身が維新の橋下に頼まれもしないのに選挙の応援に駆け付けて選挙カーの上から応援演説をしていた。橋下の維新と石原の日本が新党を結成してから、渡辺、橋下の関係は一転して犬猿の仲になった。それぞれ手ではソロバン弾いて、腹に一物の政治屋だ。海江田民主党は労組に縋るが、その連合からも「もはや、民主党の組織的な信頼は皆無といっても過言ではない」と厳しく批判を受け、冷たく突き放された。野党で議員数が多い民主党も相変わらず寄せ集めのガラクタ、維新、みんなもどんぐりの背比べで大政党の核になれる要素はないようだ。一時持て囃された二大政党による政権交代も収拾がつかない最低の結果に終わった。今後一強多弱の状態が続くだろう。写真は変化朝顔
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