キツツキのドラミング

思い付くまま, 気が付くまま・・

小泉、お粗末小池の二の舞を演ずるか?

2019-09-16 13:43:03 | Weblog

 11日発足した第4次安倍再改造内閣は麻生太郎副総理・財務相と菅義偉官房長官以外は入れ替える大幅な改造。初入閣が最多の13人。早速野党は「在庫一掃内閣」などと茶化している。首相にとってこれが最後の組閣だろう。西村康稔経済再生相、江藤拓農水相、河井克行法相、萩生田光一文科相の新閣僚は陰に陽に安倍長期政権を支えた論功行賞の人事だろう。新米大臣『沈黙は金なり』を守ればいいのに大臣になれた嬉しさの余り、記者の煽てに乗って生半可な知識で余計なことを喋る。これをテレビは繰り返して流す。さァ待っていましたとばかり野党が委員会で質問攻めで立ち往生、総理の任命責任だと嵩にかかって責める。これが今迄の新内閣の定番だ。特に立民は「初入閣組が多い。失言や不祥事が続発すれば、政府を追い込むチャンス」とてぐすねひいて待っているようだ。組閣の目玉した小泉環境相が就任時の記者会見でやった。東京電力福島第一原発の汚染水浄化後の処理水をめぐり、原田義昭前環境相が「思い切って放出して、希釈する他に選択肢はない、安全性、科学性からすれば、どうも大丈夫」と発言したことについて、関係者に謝罪をしたと述べた。東電は汚染水を専用の装置である多核種除去設備 (ALPS)を使って、汚染水からセシウム、ストロンチウムなど62種の放射性物質をおおむね取り除いている。ただ現在の技術では、トリチウムをきちんと除去することは困難。そこで処理水中のトリチウム以外の放射性物質が基準値以下であれば、水で希釈して、海水に放出しても問題ない。原子力規制委員会も認めている。実際トリチウムの海洋放出は世界中の原発で行われており、あの煩い韓国も海に流している。福島第一原発の汚染水は1日540トン(2014年度)出ていたが170トン(18年度)に減っている。現在の貯蔵量が約110万トン、高さ10メートルのタンク950基。2022年に置き場がなくなると言われている。この小泉発言は地元漁業関係者に対する情緒的なものであって、何等科学的根拠はない。今迄小泉は一自民党議員あって反安倍、石破支持だった。そこで無責任に国民大衆の向こう受けを狙って発言すれば良かったが環境相となれば立場は180度変わってオフェンス側からからディフェンス側の立場だ。今後はポピュリズム発言だけでは大臣の職務は務まらない。ミーハー人気で都知事になった途端、人気急降下した小池百合子、就任するや人気取りに豊洲市場移転問題では「安全だけど安心じゃない」との迷言を吐いて移転予定を二転三転させて先延ばし、業者に遅延保障金を払って都税の無駄遣い、オリンピック関連道路の環状2号線は手も付けられずの体たらく。小泉はこのお粗末都知事小池の二の舞を演ずるか。原田環境相は職務を離れるに当って、後任の援護としての苦悩の発言だったのではないか。若輩の小泉は端から原田発言を否定、現地に飛んでお詫びする浅薄さ。2日で地金が出ちゃった。お陰で『小泉珍(チン)次郎』などと揶揄されている。写真は14日満月。ミナトミライの遊園地


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