高裁の開門判決に跳び付いたドンカン

諫早干拓で高裁判決が出た。潮受け堤防排水門の開門を命じた。喜んだのがグズカン、ギロチンなどと言って鉄板がドミノ式に落ちて潮受け堤防が閉め切られたのは印象的だった。それに跳び付いたのがトンチンカン、反対運動をやって長崎に行ってはやり直せと騒いでいた。総理になった今、開門しろの高裁判決が出たのだから欣喜雀躍、誰にも相談せず記者会見で「上告断念」を表明した。「私なりの知見は持っている。開門で海をきれいにしていこうという訴訟での高裁判断は非常に重い・・」だと。沖縄、尖閣、小沢などの諸問題には決断出来ず、センゴク、岡田、役人任せでリーダーシップを取れなかった空きカンが「政治判断」したのだが開けても農業のみならず漁業にも影響が出るようだ。今後様子を見ながら開門しないと虻蜂取らずになり大きな損害が出る可能性もある。熟慮と言ったり有言実行と見得を切ったが思慮分別ある頭脳があっての話。カンカン帽を被るのがアタマだが中身が肝心、空疎の頭脳でトップダウンやっているとそのうちに取り返しの付かぬ事態にならぬか。法人税軽減も財源も考えずに決めたようだ。明日も判らぬアッケラカンがとても数年いや数ヶ月先を見通せる筈がない。直ぐ新年を迎えるのにお先真っ暗どうも初日の出はないらしい。さてこのキツツキの戯言も回を重ねるうちに訪問者が三桁になって嬉しい限りもしコメントがありましたら一筆敲いて下さい。写真は紅葉、日当たりもあれば日陰もある。