キツツキのドラミング

思い付くまま, 気が付くまま・・

民主党だと礼賛、自民党だと批判

2016-09-29 12:53:17 | Weblog

民主党政権は政権から引き摺り下ろされるまで、幼児性は抜けなかった。大臣になれた嬉しさ、ただそれだけで責任感もなかった、功績、結果を残した閣僚は皆無だろう。枝キリバサミの江田は『みんなの党』に入って分裂させ、『日本維新の党』も壊した。デストロイヤーの面目躍如、その破片の連中が民主党に引っ付いて民進党と党名を変えさせたが、その小児性はそのままだ。最も国籍が台湾か日本か、それとも二重国籍かも不明だった『私は誰でしょう』のレンホウを党代表にしてしまう程度の未熟政党だ。26日第192回臨時国会の衆院本会議で所信表明演説中、安倍首相が海上保安庁や警察、自衛隊に「今この場から心からの敬意を表そうではありませんか」と呼びかけ、演説を中断して拍手を始めた。これに呼応した自民党議員の多数がスタンディング・オベーションをした。20秒間ほど続けた為、大島議長が「ご着席下さい」と注意した。これに自民党副総裁高村「演説の最中のスタンディング・オベーションは経験上初めてだ」日本維新の馬場幹事長は「異様な光景だった。落ち着いて真摯に議論しあう状況ではない」生活の小沢は「今までの日本の国会ではやらなかった。北朝鮮か中国共産党大会みたいだ」と批判した。民進党幹部は「品がない」と切捨てた。翌27日の衆院議運委理事会で民進、共産、維新3党が自民党に抗議、同党の高木筆頭理事が「適切ではなかった」と認め、再発防止を図ると約束、首相にも抗議があった旨伝えると物分りのいい対応だ。公明党議員総会でも自民党議員の行動を揶揄した意見が幹部から出たそうだ。これが衆院本会議で初めてのスタンディング・オベーションだろうか。先例があった、自民から政権を奪って成立した民主党、社民党、国民新党の連立政権、2009年10月26日第173回衆院本会議でルーピーポッポが初の所信表明演説中に「そうだ」と合いの手を入れたり、終了時にはスタンディング・オベーションをやらかしている。立ち上がっての大拍手は鳴り止まず、議場に響き渡った。議長は民主党の横路孝弘(北海道知事、地方博ブームに踊って開催した『世界・食の祭典』は90億円の赤字を計上)だったが注意はしなかった。演説は「国民の皆様、議員の皆様・・・諸国民に愛され、信頼される日本をつくりたい。140年前、明治維新という一大改革を成し遂げた国であります。鳩山内閣が取り組んでいることは、言わば『無血の平成維新』です。今日の維新は、官僚依存から、国民への大政奉還であり、中央集権から地域・現場主義へ、島国から開かれた海洋国家への国のかたちの変革の試みです・・・」長いが空疎な演説は竹下内閣以来最長の53分、文字数12950字だった。先日亡くなった弟の邦夫は「若い女性向けの少女マンガのシーンみたいな話ばっかりだ」「兄弟だから1.2割は共感するが、あとはタダの美辞麗句だ。辞書の中から美しい言葉ばかりを全部引っ張ってきたような作品だ」と酷評していた。確かに爺さん譲りの「友愛の精神」から命、絆、愛などの羅列だ。今回の自民党を批判している小沢は当時民主党幹事長だった。忘れたのか忘れた振りだろうか、無責任、信用皆無の男だ。その頃の若手野党議員は選挙の荒波を喰らって、殆ど消えてしまった。民進党幹部が「品がない」とは笑わせる。国会議事堂開闢以来『ガソリン税廃止』のプラカードを掲げてデモしたのも民主党だけだ。その後何かあるとプラカードを掲げて廊下は元より、委員会室にも持ち込んでデモっている。国会の品位を一番汚しているのは民主党だろう。レンホウが参院事務局を騙してフアッション雑誌のモデルで小遣い稼ぎしたのは記憶に新しい。維新の馬場は議員ではなかったので民主党の品のなさは知らない。時間潰ししている民放テレビ、その頃のコメンテーターは民主党議員の行動を賛美していた。今回は天敵の自民党だ、優秀で才能が溢れ、経験豊かなトウシロ・コメンテーター連中はヒトラーだ、北の金のようだとケナシまくるだろう。写真はカラスアゲハ、下はキアゲハ。