キツツキのドラミング

思い付くまま, 気が付くまま・・

ア~ァ都知事選が羨ましい

2016-09-06 14:45:52 | Weblog

丸で鮭のように関東から台湾付近まで南下、大きく育って戻ってきた台風を始め、次々発生した台風が九州や北海道に上陸、各地に被害が出ている。その報道に忙しいメディアは天下の大勢に影響の無い民進党代表選の取扱いは本のお印程度だ。淋しい限りだろう。2日日本人記者クラブで民進党代表選候補者3人が記者会見した。最後に3名が揮毫した色紙を披露した。一番下手だったのが『初心』の2文字のレンホウ。レンホウは台湾(中国)と日本の二重国籍ではないかと疑惑を持たれている。会見で「生まれた時から日本人」「高校3年、18歳で日本人を選んだ」と公言、産経のインタービューでは「『帰化』ではなく、日本国籍の取得」とも述べている。「台湾籍は抜いた」としているが、その除籍の時期を明らかにしていない。二重国籍について質すと「質問の意味が判りません」と白を切って逃げた。日本の野党第一党の代表に立候補している立場、現国会議員だ。それが国籍を疑問視されるようでは基本的にアウトだろう。民進党には外国人が帰化した議員が多いから曖昧でお茶を濁している。だらし無さは各政党と比較しても、ずば抜けている。次に前原誠司は色紙に『任愚政乱 用哲民親』本人は中国の故事で「愚かな人に政治を任せると混乱し、哲人が用いられると民は親しむ」と説明した。これは聖武天皇、座右の銘で、ご遺愛の鳥毛篆書屏風(第四扇)である。八文字夫々一文字を篆書と楷書で上下二文字に並べてある。篆書部分は鳥毛(ヤマドリ、キジ)を貼って表現している。(正倉院御物だ)意味は『愚に任せれば政乱れ。哲を用うれば民親しむ』口だけ番長前原センセイ”能ある鷹は爪を隠す”の慣用句があるが、能ある豚が臍を出してしまった。背伸びをして人口に膾炙していない難解な語句は使わぬ方が良い。前原の言う通り民主党政権、ハトポッポ、空きカンのお粗末さは筆舌に尽くし難い。懲り懲りした国民は民主党を見限ってしまった、現在進行形で続いている。レンホウに後れを取った前原。頼りにしていた細野はさっさと裏切り、敵レンホウ支持に回ってしまった。これでソロバンが狂った前原、20人の推薦人を集めるのに四苦八苦、切羽詰って形振り構わず、節操もなく犬猿の仲の生活・小沢一郎に急接近、民進党内の小沢シンパの支援を頼み込んだ。これで松木謙公、鈴木克昌などが推薦人に名を連ねたのでやっと20人以上になった。前原はこれで小沢に借りを作ってしまった。今後小沢の言動を無視できない。3人目の玉木雄一郎は20人集めに徹夜で東奔西走、この窮状を嗅ぎ付けた空きカンが推薦人になってやっと20人。玉木は民主党政権、負のイメージがあるカンだけには頼まぬ心算だったが背に腹は変えられず、毒まんじゅう・カンを食らった、食後の食中毒が恐ろしい。届けたのが締め切り1時間前だったそうな。この玉木も聞き慣れぬ四字熟語だった。『光被四表』書経の『光被四表 格干上下』の引用。本人は四方から光を当てる、と説明。意味は『太陽光線が四方に被い 天地まで至った』となる。玉木は当ブログ6/2の「♪ア~ちょいと出ました・・」で取り上げた。英国のタイムズが掲載したEU離脱派のジョンソン前ロンドン市長の諷刺画を安倍首相と取り違えて「あの大馬鹿野郎から逃げようぜ・・」ともっともらしい説明をしていた。会合で来ていた財務省の役人から「それはジョンソン前ロンドン市長ですよ」指摘され柿沢未途、大串博志などと赤っ恥を掻いた張本人だ。玉木センセイのオツムから有り余る教養が迸っているのは先刻承知だ。これからもドンドン難解な四文字熟語をどんどんご披露したら如何か。 今日レンホウが台湾籍を放棄する書類を台北駐日経済文化代表処(大使館に相当)に提出したと時事通信の報道があった。各紙が無視していた二重国籍疑惑は産経新聞の指摘通りだったようだ。レンホウは元より民主、民進党が如何にいい加減で、デタラメな党、信頼できぬ政党だとはっきりさせてくれたのは怪我の功名だった。