キツツキのドラミング

思い付くまま, 気が付くまま・・

野田聖子ピエロを演じるか

2015-03-20 11:37:22 | Weblog

最近の政治屋は議員を辞めても、子分などを裏から教唆する生臭坊主がいる。その典型が古賀誠だ。今は宏池会の名誉会長で、会長は岸田外相だ。宏池会には属していない、永年目を掛けている野田聖子が9月の総裁選に色気をみせているので、古賀は「総裁選では有力な対抗馬になり得る」と煽てたり「首相に意見を言うのは立派だ」と褒めたりしている。野田の安倍批判は政調会長時代、集団的自衛権行使を限定容認する憲法解釈見直しに疑問を呈した。これは古賀の受け売りだ。その結果、選挙後は2期続いた政調会長から外された。現在の総務会長は二階俊博だ。野田は郵政民営化法案に反対票を投じので、当然自民党から公認されなかった。地元岐阜1区には自民党から佐藤ゆかりが刺客として送り込まれた。無所属になった野田は形振り構わず戦った結果96.985票と減らし、佐藤が健闘して81.189票とった。その後安倍首相の意向により郵政造反組の復党が検討され、野田は復党した。同じく民営化に反対した静岡の城内実は刺客の片山さつきにやられて落選、浪人していたが、その後当選したので現在は野田のシンパになっている。古賀は安倍首相の姿勢が右傾化していると見ており、面白くない。隣の中国、韓国ともギクシャクしている。媚中、媚韓の古賀としては、ここで安倍首相に一矢報いる腹積りだ。岸田派(宏地会)には約40人所属している。会長の岸田は現在外相だから9月に出馬しない。現在は関係のない岸田派の幹部は「野田を推すのは一人もいない」と素っ気無いようだ。総裁選出馬には20人の推薦人が必要だ。野田を支持しているのは浜田靖一、城内実、阿部俊子など7~10名が定例昼食会を毎週開いているようだが、支持が広がる気配はないようだ。ピエロを演じるにも20人の支持者が要る。写真はネコヤナギ。下はヒュウガミズキ