キツツキのドラミング

思い付くまま, 気が付くまま・・

木に竹を接いでも・・・

2014-03-08 10:47:34 | Weblog

日本維新の会が石原発言で揉めている。日本とトルコ、アラブ首長国に対する原発輸出に関する原子力協定に、日本維新の会は党大会で反対することを決定した。これに不満の石原慎太郎共同代表が本会議の採決には賛成すると講演で喋った。これに反発した衆院大阪15区の浦野靖人議員(40歳)が「反対なら出て行ったらよろしい」と噛み付き、大阪系の若手から「そうだ」「出て行け」と一斉に声が挙がった。鼻っ柱が強い石原も多勢に無勢で勝ち味がないようだ。太陽族の石原は昔から我が儘を押し通して来た。都知事時代も週1回の登庁で済ましていたそうだ。西の『大阪維新の会』と東の『太陽の党』が合併して『日本維新の会』になったが、そもそも木に竹を接いだような無理があった。両頭の蛇で石原、橋下を共同代表にしてお茶を濁している。自民党の中でも古狸だった連中と橋下の俄人気の波に乗って当選した1年生議員では格が違う。”お多福かぜ”で膨らんだ頬っぺたが、熱が下がった途端に萎んで元に戻ったような橋下人気は一過性だった。次の選挙ではその殆どが落選して戻れないだろう。『みんなの党』から枝(江田)分れした『結いの党』は日本維新の会と組もうとしているが維新の会内部で東西対立が続いており収拾が付かない。一強の与党に対して多弱の野党が離合集散を繰り返す。悪路を走るバスの中で子供が積み木をしている図だ。積んでは崩すの繰り返しだ。