能登でココロもどる旅

ぶなの森エコツアーのスタッフブログです。
能登の海・山・里で日本の原風景に帰る旅を楽しみましょう。

スタッフブログ

インタープリター山崎の日常、スタッフブログ「ゆらりぶらり」も日々更新中です!

新スタッフのご紹介

2010年04月06日 | おしらせ・情報
私が能登事務所に着任してから1年。この地でエコツアーを立ち上げるべく
フィールド観察や試行ツアーの実施、能登の情報発信などを行ってきました。

さて、いよいよエコツアーを本格的に始動するために金沢本社からスタッフがやってきました。
これから共に「鉢伏山のエコツアー」を展開していきます。それでは自己紹介、どーぞー!

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春から能登のスタッフになりました今井です。
エコツアーのスタッフとして働くことになりました。

私は能登で生まれ、能登の自然の中で育ちました。
私のお気に入りの能登を少しでも知っていただけるように、
能登にどっぷりつかって情報発信していきます。
どうぞよろしくお願いします。
 
只今、こちらの田んぼや畑では農作業が急ピッチで始まっています。
あたたかい陽気の中で、せっせと仕事をするおじいちゃんやおばあちゃんの姿を見ると
春だな~と季節を感じます。そしてついつい目を奪われ、よそ見運転に・・・。
そういった能登の暮らしぶりもご紹介できればと思っています(^^)

春とは言え積雪が多い能登 柳田です。
こちらの桜はもうちょっとかかりそうです。

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鉢伏山 エコツアーの意義

2009年12月17日 | おしらせ・情報
日本の里山の自然「放置」が進んでいるのは私たちの暮らしの変化が原因です。
山の幸はスーパーで買うようになり、土や肥料はホームセンターで買い、
暖をとる薪の変わりに灯油を使い、炭は家庭から忘れられ、
そこの山の木を家に使うこともありません。

私たちの暮らしが山を、身近な自然を必要としなくなったのです。
暮らしを元に戻せない以上、過疎化とともに里山の荒廃はこれからもすすむでしょう。

それならば違う仕組みを使って、身近な自然や里山と人々の関わりを回復できないか。
世界につながる今日的なテーマで、その価値を再確認してメッセージすることはできないか。
人々が再び自然に目を向け、里山の暮らしを語り、遠くから人が訪れる地にならないか。
都会の人と能登の人が共に過ごす時間をつくる。
鉢伏山のエコツアーはそのためのささやかな試みです。

自然の生態系や地域の課題を楽しみながら学び体験するプログラムを構築し、
都会の方を対象に「能登びと」による有償ガイドツアーを行います。
1回のツアー人数を6名程度の少人数にすると深い体験を共有できます。同時に、
環境負荷や地域住民の負担に配慮することもできるので丁寧に長く続けられるプログラムになります。
自然環境の保全や地域物産への貢献にもつながる地域に根差した活動。
だからこその「能登らしさ」を味わってもらいたい・・・。

鉢伏山のエコツアーは来春(2010年)から、いよいよ始動します!