ノリの東京の友人の生きる糧(福岡編)

日々のちょっとした楽しみや悲しみを徒然に語ります。

思い出めぐり ~ 上野動物園 ~

2009年10月22日 | 街・旅行
 昨日は朝から天気が良かったので、4~5年ぶりに上野動物園に行って来ました。
 就職活動の状況によっては、田舎の福岡に帰る可能性があるため、20年間過ごした東京(関東地区)の思い出の場所を時間がある限り訪ねることにしました。その1つめが上野動物園です。

 開園時間の9時半を少し過ぎてから入園したのですが、幼稚園や小学校低学年の団体、5~6人組の学生服姿の学生、家族連れ、道いっぱいに広がって我が物顔で乳母車をおしているヤングママさんの団体、旅行者っぽい外国人、等で既に園内は賑わっていました。私のようなオッサン単体で来ている人もちらほら目撃できました。
 それにしても、子供達の楽しそうな声が響いている場所は平和で心地よいですね。癒されます。

 さて、久しぶりの上野動物園ですが、ジャイアントパンダのいない上野動物園に来るのは初めての体験です。

 「パンダ舎は空き家になっているのかなぁ?。」と思いながら入り口近くのパンダ舎に向かうと、そこにはレッサーパンダ達が古くからの住人のような態度でくつろいでいる光景が待っていました。群がる幼稚園児達には「パンダだ。パンダだ。」と大人気です。思わず「悲しいけど、これ現実なのね(byスレッガー・ロウ)。」と私は心の中でつぶやきました。少しショックでしたね。

 その後は、パンダ舎にいた幼稚園児達と抜きつ抜かれつ園内の動物達を見て回りました。
 ライオンやゴリラを見ていると「あっちに行ったよ。」とか「いないねぇ。」とか幼稚園児に何度も声をかけられました。どうやら『危ないオッサン』とは幼稚園児に認識されていないようです。1人の人間としては一安心ですね。私は孤独ではないようです。

 そんな感じで園内をゆったりと1周していたのですが、先月のギックリ腰が完全に治っていないせいか腰が痛くなってきたので、12時ちょっと過ぎに上野動物園を後にしました。約2時間半の訪問でした。

 上野動物園での特別な思い出はないのですが、気が向いた時に時々1人で来ていたので、やはり入場すると落ち着きますね。東京タワーに時々上っていたのと同じ感覚です。年々変わっていく東京の街並みとは違ってあまり変化がない場所だったのが田舎者の私には心地よかったです。

 その後、アメ横を通って秋葉原まで歩いて、そこから電車に乗って家に戻りました。このルートは毎週土曜日に上野で映画を観て帰っていた頃の私の一番のお気に入りの散歩コースです。上野の映画館が次々と潰れるまでの7~8年は毎週歩いていました。東京生活で最も歩いた道ですね。

 そんな事を思い出しながら馴染みの街を歩いた水曜日の昼過ぎでした。
 10月下旬だと言うのに夏のような熱い日差しでしたね。10年間で気候もすっかり変わってしまいましたね。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 世界最高峰 ~ アンチャー... | トップ | 見事なトリビュート作品 ~... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

街・旅行」カテゴリの最新記事