ノリの東京の友人の生きる糧(福岡編)

日々のちょっとした楽しみや悲しみを徒然に語ります。

話が盛り上がるのはいいけれど・・・。 ~ 甘味処探索ツアー(番外編) in 宮崎、他 ~

2019年08月21日 | 街・旅行

 少し前の話になりますが、8月10日(土)から12日(月)の3日間は、広島から友人のIさんが九州に遊びに来たので、いつものように2人で馬鹿話に花を咲かせながら暑い夏の3日間を楽しみました。Iさんとは昨年の10月の私の佐賀の引っ越しを手伝ってもらって以来の再会です。

 話は逸れますが、結局、私の約10ヶ月の短い佐賀での生活の中で会った友人や知人はIさんだけでした。
 私は関東で約30年間暮らしていたこともあって、生まれ故郷の九州には連絡を取り合うような友人や知人はもういません。そんな状況なので新しい友人を作らない限り私の九州での孤独生活は続きます(親兄弟親戚はいますが・・・)。ただし、私は人付き合いの良い方ではないので新しい友人を作るのは厳しそうです。まぁ、私には色々な生きる糧(趣味)があるので孤独耐性は強いんですけどね(それはそれでニンゲンと言う生物としては寂しいのですが・・・)。

 さて、話は戻ってIさんとの3日間ですが、以下のようなスケジュールでした。 

 1日目 博多駅で合流。車で宮崎の温泉ホテルに移動。宿泊。

 2日目 宮崎から佐賀の私の自宅に移動。近所の温泉施設を利用。私の家に宿泊。

 3日目 佐賀から博多駅まで車で移動。解散。 

 上記のような車移動中心のスケジュールだったので、私の愛車のミニバンの3日間の走行距離は850Kmでした。正直疲れました。3日目にIさんを博多駅まで送った後に、家に帰る途中にある佐賀大和の映画館で『劇場版ワンピース スタンピート』を観たのですが、睡魔との闘いで大変でした(映画がイマイチだったこともありますが・・・)。結局、翌日(13日)の休みは家で1日寝て過ごしました。目が疲れました。 

 さて、今回の『走行距離850Km』ですが、実は2回ミスを私は犯したので、数十キロ余計に走っています。約10ヶ月ぶりの再会で話が盛り上がり、高速道路で2回、道を間違ってしまいました。Iさんは声が甲高いので、カーナビの音声案内の声を消滅させてしまうのもミスを誘発する要因です。

 1回目のミスは『久留米・熊本』方面に進むべきところを、いつもの癖で『佐賀・長崎』方面に行ってしまったことです。結局、途中の『東背振』で高速を降りて乗り直しました。時間とお金とガソリンのロスです(それさえも楽しいので気にしませんが・・・)。 

 2回目のミスは今でもはっきりと原因が判りません。
 熊本を過ぎて宮崎に入ってカーナビの指示通りに高速を降りて、近くのコンビニで飲み物を買って「さぁ、一般道でホテルに直行だ。」と車を再び走らせたところ、なぜかカーナビが再び高速に乗せようとします。

「乗っちゃマズい。」と思って高速の入り口の手前にあった迂回路みたいな道に入ってUターンしようとしたら、後ろにいた車がいきなり赤く回転するパトランプを車の上に乗せて「前の車、停まりなさい。」と拡声器で呼びかけてきました。
 すぐに私は車を降りて筋骨隆々の若い男性と向かい合うことになるのですが、話を聞くと、その人は警察官ではなくて高速道路のパトロール隊員の方でした(NEXCO西日本)。私は緊急車両が使う道でUターンしようとしていたらしく「今後は気を付けて下さい。」と注意されて放免されることになりました。 

 別れる前に「ここはどこですか。」と私が聞いたところ、隊員の方の答は「鹿児島です。」でした。思わず私もIさんも「えっ、鹿児島。」と絶句してしまいました。また道を間違ったみたいです。行き過ぎでした。カーナビが私を高速に再び乗せようとする理由が判りました。 

 その後、私達は急ぐ必要はなかったので鹿児島と宮崎の一般道を走ってホテルに向かいたかったのですが、隊員の方が「Uターンはさせないぞ。このまま高速に乗りなさい。」と言う無言の圧をかけながら親切に正しい高速の降り口を教えてくれたので、再び高速に乗りました。
 そして、解放されて高速に乗った途端、「鹿児島まで行っちゃった。佐賀、福岡、熊本、宮崎、鹿児島の5県制覇だ。残るは長崎と大分と沖縄だ。」と私とIさんは大笑いです。再び時間とお金とガソリンをロスしましたが笑えたので無問題(モーマンタイ)です。旅はアクシンデントがあった方が記憶に残りますからね。

 再び高速に乗った後は、結構な距離を熊本方面に戻り、えびのジャンクションで宮崎自動車道に移ってホテルの最寄りの出口で降りて、無事に4時頃にホテルに到着しました。
 どうやら2つ目のミスは、話に夢中になり過ぎて、えびのジャンクションの分岐に気づかずに九州自動車道をまっすぐ鹿児島に南下し続けたことが原因のようです。おそらくカーナビは何度も高速を降りるように発言していたのに、我々2人が話に夢中になって警告を無視してしまったみたいですね。1人で運転している時には絶対に起きないミスです。

 そんな感じで2回のミスで余計な時間がかかりましたが、ホテルの温泉は源泉かけ流しで素晴らしかったです。早目に着いたこともあって最初の30分くらいはお風呂が貸し切り状態でした。大満足です。いつもは烏の行水の私も今回はゆっくりと温泉を楽しみました。
 夕飯も宮崎の牛、鳥、豚の肉づくしの豪華なコース料理で大満足でした。ただし、いつもは夕食にアルコールを飲まない2人がなぜか勢いで生ビールの中を頼んだこともあって、コースの終盤で満腹になってしまい、せっかくの料理をベストコンディションで堪能できなかったのは残念でした。 

 尚、今回泊まったホテルに関しては、上記のように温泉も夕食も素晴らしかったので実名公開してお薦めするつもりだったのですが、部屋と朝食がイマイチだったので匿名にすることにしました。

 理由は判りませんが、我々の泊まった部屋はトイレが部屋の一番奥にあると言う珍しい間取りでした。今まで泊まったホテルや旅館は必ずトイレは入口の近くにあったので、部屋に入るなりIさんが「この部屋は変わっている。」と言ったのには納得です。チェックアウトする時に清掃中でドアの空いている別の部屋の間取りを確認しながらホテルの受付カウンターに向かったのですが、全ての部屋のトイレは入口の近くにありました。我々の泊まった部屋は特別仕様だったみたいです。

 そんな感じでトイレに対する小さな疑問はありましたが満足して宮崎を去り、佐賀の私の家に16時頃に戻りました。帰路はミスはありませんでした。

 私の家に戻ってからも話は尽きることなく、共通の趣味であるゲームやお笑いや映画の話、お互いの仕事の話で盛り上がりました。温泉好きのIさんは私の家のお風呂じゃなくて近くの温泉に行きたいとリクエストを出してきたので、暗くなってからIさんだけ温泉に行ってゆっくりしてもらいました(送迎は私の車で実施)。

 前日のホテルでは2人ともエアコンで部屋を冷やし過ぎたせいかあまり眠れなかったのですが、2日目の夜は隣りの部屋から聞こえてくるIさんのイビキで私が目を覚ますくらいIさんは熟睡でした。車は助手席に乗っているのも疲れますからね。運転している私が眠くならないようにIさんはしゃべりまくっていた感がありますからね。

 そして、3日目。10時過ぎに佐賀の家を出て、福岡の私の実家をIさんに紹介したり(この日は両親は不在で中には入れず)、Iさんが10年前に福岡で住んでいたアパートの近くを通ったりしながら過ごして、15時くらいに博多駅の近くで解散しました。2泊3日の夏の旅はこれで終わりです。あっと言う間に3日間が終わってしまいました。


 以上、私の8月10日から12日までの3日間の話でした。今回の旅は甘味の探索はなしでした。
 今回の3日間が私の佐賀での最後の大きなイベントになってしまいましたね。

 それにしても、来年の8月は何をしているんですかね。来年の今頃はちょうど東京オリンピックが終わって東京パラリンピックが始まる頃なので、海外からの観光客が多くて旅行どころではないかもしれませんね。

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