空も飛べるはず ～ アイアンマン（海外版） ～ プレイ雑感

　人間誰しも「空を飛んでみたい」と言う想いがあると思いますが、その想いを擬似体験できるゲームが『アイアンマン』です。

　パワードスーツを着込んではいますが、ほぼ生身の格好で、高層ビルの乱立する都会の空や、大自然に囲まれた山々の空を、音速を超えて飛ぶ様は、快感以外の何物でもありません。新たなストレス発散ゲームとの遭遇です。


　この数ヶ月、輸入ゲーム屋さんの店頭から消えていた、セガが開発＆販売しているxbox360用の『アイアンマン（海外版）』を、先日ようやく入手しました。
　映画の公開にあわせた日本語版の発売を期待していたのですが、それは叶わぬ夢だったようです。今回も英語版に挑戦することになりました（字幕が出ないので、ヒアリング力の弱い私には結構辛い戦いになっています）。

　今年の４月にデモ版をダウンロードして遊んでいたので、面白さは判っていたのですが、実際に製品版を遊んでみても感想は変わらないですね。
　映画と同じように、１号機、２号機、３号機の３機種を操ることが出来たり、資金を貯めて３号機をパワーアップしたりすることが出来るので、飽きがこないように作られています。

　ゲームの流れは、映画＋オリジナルストーリーのシナリオから構成された約１０ステージのそれぞれのクリア目標をこなして先に進む形の、昔からよくある面クリア型の作品です。映画には出てこない大型戦車や戦艦やロボットのような敵も出てきます。

　アクションに関しては、アイアンマンを操るだけなのですが、

　・空を普通に飛ぶ
　・空を音速で飛ぶ
　・空中に浮遊する（ホバリング）
　・地上を歩く＆走る
　・手の平から光線を出して敵を攻撃する
　・身体からミサイルを出して敵を攻撃する
　・胸から光線を出して敵を攻撃する（波動砲みたい）
　・敵の戦車を殴って破壊する
　・敵の戦車の砲塔をもぎ取って破壊する
　・ヘリコプターを真っ二つにへし折る
　・敵のミサイルを空中でつかんで投げ返す

等の様々なことができます。操作は簡単なので戦っていて楽しいですね。空中にホバリングしながら眼下の敵を破壊しまくる様は、天罰を与えている神のようです。まさにワンマンアーミーですね。

　と言った感じで楽しみながら遊んでいたのですが、映画にも出てきたラストの敵が倒せなくて手詰まり状態になってしまいました。
　戦いの最中に敵がやたらと話しかけてくるので、その言葉の中に攻略のヒントが隠されていると思うのですが、英語のヒアリングが出来ないので意味が判りません。瀕死状態の敵にとどめが刺せない状態で止まっています。

　最後の手段として海外のゲーム攻略サイトを覗いてみたのですが、辞書を片手に自分で翻訳しても、翻訳ソフトを使用しても、ラストの敵の倒し方の方法は判りませんでした（訳せるのですが、凄く変な文章になってしまうので、全く意味が判りません）。英語版のソフトで進退窮まるのは久しぶりですね。

　と言う状況なので、ゲームの攻略本（英語）を海外から取り寄せることにしました。
　過去に購入した『コナン』や『ハルク』の攻略本と同じ出版社が出しているので、写真付きでラストの敵の倒し方が載っていると思います。１ヶ月くらいしたら届くようなので、プレイは一旦やめて、その本を待つことにします。


　それにしても、セガさんは、次世代ゲーム機用の秀作ソフトを、数多く開発＆販売していますね。
　今年プレイしたxbox360の海外版ソフト『バイキング』『ハルク』『アイアンマン』、プレステ３の日本語版ソフト『戦場のヴァルキュリア』『龍が如く、見参』の合計５本は、どの作品も満足しています。さすが老舗ですね。

　セガさんとカプコンさんのソフトは、私のゲームライフに欠かせない存在になっていますね。あとは、コーエーさんとバンダイナムコさんの２社に頑張って頂くだけです。