ノリの東京の友人の生きる糧(福岡編)

日々のちょっとした楽しみや悲しみを徒然に語ります。

聖火騒乱に思うこと ~ 多人数の敵に有効な格闘技とは? ~

2008年04月29日 | 格闘技・プロレス
 全世界を騒がせている北京オリンピックの聖火リレーを見て思うことは多々ありますが、いち格闘技ファンとして、ふと思ったのは、「あの狂信的な群集を相手にした場合、格闘技は有効なのであろうか?」と言うことです。

 1対1の正々堂々とした格闘技の試合を毎日見ている私には、妄信的な群集の挙動は見ていて恐ろしかったですね。1人1人が弱くても集団になれば、あれこそ最強(最狂)ですね。

 興奮している相手を制圧するために、関節技を極めたところで、別の人間に囲まれてボコボコにされるでしょうし、打撃で1人倒しても間合いを一気に詰められてボコボコにされるでしょう。結局、ヒクソンでもヒョードルでもセーム・シュルトでも3人くらい倒したところでボコボコにされるのではないでしょうか。悲しいけど現実ですね。格闘技って実戦では役に立たないものなんですかね?。

 格闘技雑誌で『市街戦を想定した団体戦』とか『集団による団体戦』等を行なっている格闘技団体(流派)の記事を時々読んだりしますが、その練習を行ったところで、あの聖火リレーの現場では全く通用しないでしょうね。リアルな現実の前では、全てが空しくなってきましたね。

 と言ったようなことも考えながら、今回の聖火リレーを舞台にした乱闘の映像を見ていました。
 人間って集団になると個体の良さが消えて、原始的になってしまいますね。不思議です。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« それはないぜぇ ~ 真説・... | トップ | UWFの終焉と空手家の逆襲 ~... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

格闘技・プロレス」カテゴリの最新記事