ノリの東京の友人の生きる糧(福岡編)

日々のちょっとした楽しみや悲しみを徒然に語ります。

立場が逆転!! 悪い人間を倒す怪物たち ~ OF ORCS AND MEN (英語版) ~

2012年11月07日 | ゲーム

 私が日本語訳されていない海外のゲームソフト(以下:英語版ソフト)を遊び始めたのはファミコンやメガドライブの頃からなので、趣味としては既に20年以上が経過している長い付き合いの生きる糧なのですが、ここ数年はプレイする本数が激減しています。

 激減している理由としては、「何か面白そうなソフトが入荷しているかなぁ?。」と、週に1回は気軽に立ち寄っていた輸入ゲームショップのある秋葉原に近い両国から埼玉に引越してしまった事と、面白い英語版ソフトの日本語版が以前に比べると数多く発売されるようになった事だと思います。海外での発売から数ヶ月くらい待つだけで日本語版が遊べるようになったのは本当に喜ばしい事です。

 そんな激減している英語版ソフトのプレイですが、ネットのゲームサイトを見て、「これはすぐにでも遊んでみたい。」とか「これは日本語版はすぐには出ないだろう。」と思ったソフトに関しては、秋葉原の馴染みの輸入ゲームショップに行って購入する事にしています。そんな想いで先日購入したのが今回紹介する『OF ORCS AND MEN(オブ・オークス・アンド・メン)』です。

 本作は、ファンタジーの世界では人間の敵役の定番のオーク(鬼?)とゴブリン(小鬼?)を操って人間達と戦い、最終的には悪い王(領主?)を倒すのが目的のロールプレイングゲーム(以下:RPG)です。この立場が逆転している設定を知った時点で私は、「このゲームは買いだ!!。プレイしたい!!。」と思って発売されるのを待っていました。
 そして、先週末に輸入ゲームショップに入荷したので購入してきました。価格は4,980円でした。XBOX360のソフトとしては日本のゲームよりも2,000円くらい安いですね。円高の影響ですかね?。

 購入後、早速プレイをしたのですが、10時間くらいでクリアしてしまいました。土日の2日間しか楽しめなかったですね。まぁ、面白かったので、しばらくしてから再度プレイしてみたいと思います。

 本作は、パワー攻撃が得意なオーク族の『Arkail(アーカイル)』と、暗殺術やナイフ投げが得意なゴブリン族の『Styx(スティツクス)』の2人(匹)が主人公です(下の写真の2人)。一緒に行動する2人をボタン1つで簡単に切り替えながら敵と戦って先に進んでいきます。操作していないキャラクターの方はAIで自動で動きます。

 ※オーク族のArkail
 

 ※ゴブリン族のStyx
 

 本作はフィールド上で多くの敵を倒しながら進めていく感じのゲームではなく、敵の町や城にコッソリと侵入して敵を撃破しながら目的地に向かい、囚われている仲間を救ったり、敵のボスキャラを倒すのが目的の少し地味目の作品です。マップ上に目的地が表示されているので迷う事はありません。
 敵は1回の戦闘で多くても10人くらいしか出てこないので、私の好きな無双系のアクションゲームとは全く違うジャンルのアクションゲームでした。まぁ、こう言ったステルス系のゲームは久しぶりだったので楽しかったですけどね。

 そう言う感じのゲームなので、姿を消して敵に忍び寄れるゴブリンで何人かを静かに倒して敵の数を減らしていき、ゴブリンが敵に発見されたら後ろに待たせていたオークを敵に突っ込ませて一掃する(ゴブリンは後方から投げナイフで援護)、と言う形の戦闘で私は最初から最後まで戦いました。
 尚、レベルアップすると覚える技やスキルが20くらいあるので、色々な技を組み合わせれば違う戦い方があるのかもしれません(オークがゴブリンを投げて敵を攻撃すると言うアストロ球団チックな技もあります)。違う戦い方に関しては次回のプレイで試してみるつもりです。

 そんな少し静かめの本作ですが、プレイして判明した誤算が2つありました。

 1つ目の誤算は、戦闘システムが『Xボタンが弱攻撃、Yボタンが強攻撃』と言った形ではなくて、使用するスキルと攻撃する敵を選んだら、後は自動で各キャラクターが動くと言う形だった事です。普通のアクションRPGを期待していたのですが、どちらかと言うとコマンド選択式風のアクションRPGでした。

 そんな戦闘システムだったので、「簡単操作でオークを使ってたくさんの人間をブッ飛ばしてストレス解消するぞ!!。」と言う私の願望は満たされませんでした。慣れたらこれはこれで面白かったのですが、無双シリーズのように直接キャラクターを操って攻撃できなかったのは本当に残念でしたね。

 もう1つの誤算は、主人公の2人が英語をガンガンしゃべりまくると言うところです。
 他の登場オークや人間達もしゃべりまくるので、英語が判らない私は物語を心底楽しむ事ができませんでした(だいたいの雰囲気は判りますが・・・)。今までの経験でオークやゴブリンは、「ウー。」とか「ギャアー。」とかしかしゃべらないと思っていたので、本作は英語力をあまり必要としないゲームだと思っていたのですが、これは完全に勘違いでした。固定観念はダメですね。
 本作では特にゴブリンが減らず口を叩いて狂言回しを演じている感じなので、彼が何を話しているのかを知りたいですね。時間があれば辞書を片手に字幕を翻訳してみる事にします。


 以上が、『OF ORCS AND MEN(オブ・オークス・アンド・メン)』の簡単な紹介と感想です。

 いつも遊んでいるゲームとは逆の怪物の立場で人間を倒す本作は新鮮でしたね。これで戦闘システムが普通のアクションRPGだったら☆4つの評価だったのですが、戦闘システムが地味で爽快感をあまり感じなかったので☆0.5マイナスで、私の本作の評価は☆3.5です。

 そんなオークとゴブリンの立場で人間と戦った私が次にプレイするゲームは『ウォーハンマー40,000:スペースマリーン』です。
 今日から私は宇宙海兵隊のエリートの立場で敵のオーク&ゴブリン軍団との激しい戦いに挑みます。なんだか私も節操がないですね。

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