月曜日は整形外科を3カ月ごとに受診する日だった。それと通院していた町内の内科医院が11月末で閉院したので、この病院へ転院することにした。市民病院は患者数が多いから待ち時間が長くなるけど、一ヵ所で済むから有難い。
玄関を入るとすぐに職員が体温測定、番号札を渡された。しばらくすると番号を呼ばれ、受付を済ませたが、並んで待つにも適当な距離をとるよう職員が目を光らせている。
血液検査と骨密度検査をすませ待っていると、先に内科から名前を呼ばれた。担当医は優しい方で、「こんな時期なので外出は控えたい。次も整形外科と同じ日に来たいので、できれば投薬は3ヶ月分頂けたら…」とお願いしたら聞き入れてくれた。ラッキー!
しばらく待っていると整形外科の順番がきた。骨密度検査は半年前より1%上がっただけだが、今の状態を維持できればそれで良しとする。
やはりみんなコロナ感染が怖いようで患者数が少なかった。11時前には抱えるほどの薬をもらって帰宅。これで3ヶ月は大丈夫、ああしんど!
病院へ行く前、少し時間があったので、毎週月曜日に掲載される医療健康サイト「MEDICA 」を開いたら、岡山赤十字病院の整形外科副部長の「本当に怖い大腿骨近位部骨折の話」という記事があり、それを読んでいると怖くなった。(要点のみ抜粋)
大腿骨近位部骨折は80歳代の高齢者に多い、股関節や足の付け根の骨折である。骨粗鬆症があると折れやすくなり、ちょっと転んだだけでも生じる。 ほとんどの人は手術が必要となるが、もともと持っていた心臓や肺の病気などのため手術ができなかった人は歩けなくなって寝たきりになる。
では、手術がうまくいけば元通りに生活ができるようになるか? これまでに行われた大規模研究では、けがをする前に屋外歩行できていた(買い物などに外出ができていたなど)人が、同様の歩行ができるようになるのは50%とされ、半分の人は手術がうまくいったと言われても杖が必要になったり、介助がなければ外出できなくなったりする。また寝たきりで介護が必要な生活になると、認知症やうつになる人も少なくない。
さらに怖いことには、一度大腿骨近位部骨折をしたことがある人は反対側を骨折する危険性が3~4倍になると言われ、これを「骨折の連鎖」とか「ドミノ骨折」という。
この悪い連鎖を断ち切るためには骨粗鬆症の治療が有効だ。骨粗鬆治療薬は骨塩量を維持、増加させるだけでなく骨折予防効果もあり、続けていると次の骨折を予防してくれる効果が期待できる。
担当医にこの記事の話をしたら、「骨粗しょう症の人は骨密度を高めるため毎日きちんと治療薬を飲み、適度な運動を続けること。それにつまずいて転ばないように気をつけることだよ」と言われた。
大腿骨骨折がこれほど怖いとはなあ。知れば知るほど冷や汗がでそうな話ばかりで、「知らぬが仏」でいた方が気が楽かも・・・。
それにしても、転ばないようにと気をつけながら歩くのは、体力的にも気分的にもすごく疲れる。が、動かないでいて歩けなくなるのはもっと怖い。何とかウオーキングだけでも続けたい。がんばろう
チョット躓くが大腿骨近位部骨折に繋がる懼れも有るなんて骨粗鬆症予防につきますね。
良質たんぱく質+ヨーグルトやスキムミルク、ビタミンD、日光浴と散歩やストレッチ!
思いつくまま取り入れていても年齢加算には勝てないのが、現代の高齢者でしょうか?
矢張り長生きし過ぎですね。
とは言え自分の脚で最期までが理想、頑張りましょう!
骨密度測定をされましたか。自分の骨密度がどのくらいかは知っておくべきですね。
私の知人は85歳、骨密度は高く骨は丈夫だからと言っていましたが、最近歩けなくなったそうです。やはり日頃から運動して足の筋肉を鍛えておかなければならないのだと思いました。もう毎日の仕事は運動することのようです。長生きも楽ではありませんね。
一度骨密度測定してみたらどうですか。もし低ければ自分の行動に注意するようになります。それこそ「転ばぬ先の杖」ですよ。
ポックリ逝くまでは自分の足で歩きたい! ボケたくない! この先元気で暮らすことが「生きる」こと。なんて「生きる」ことの意味がないですね。