昔はいつも梅雨が始まる前の晴れた日に衣服の入れ替えをしていた。だが2019年に大腿骨を骨折して以降、一人で歩いて外出することが困難になって、新しい衣服を買うことがなくなった。
昨年、衣服の断捨離を思いついて、ウールの黒コートや、ブラックフォーマル夏・冬用2着、あまり着ていない外出着などを、「着られるモノは着て、あとは処分して」と姪に頼んだ。
親友たちがもらってくれるのが一番いいのだが、親友は背が低く小柄で、Mサイズは大きすぎるらしい。もう一人の友人は縦横デッカイ女偉丈夫だ。3人合わせて3で割ればちょうどいいのだが…。
先日、いいお天気だったので、久しぶりに洋服ダンスとクローゼットを全開、風通しをした。
クローゼットにはシーズン関係なく色々ぶら下がっている。右手の奥には陰干しした冬のジャケット類、真ん中は夏物が少し、左端は合い着、これでオールシーズン間に合うのである。
シーズンが終わると、普段着のTシャツやパンツは洗って押入れの衣装ケースに、次のシーズンに必要な衣服と交換する。衣装ケースは4個、中にはまだ一度も手を通していない衣服もあるが、出して着ることはほとんどない。
70㎝幅の洋服ダンスにはスカートとパンツだけ。もう何年もウエストゴムのパンツばかり履いていたらたるんでしまって、もうはけるモノはひとつもない。最近、ちょっとお腹がへこんだような気がするのでスカートをはいてみた。あっ入った! と喜んだのはつかの間、ウエストがダメ。もう5、6㎝細ければ…なあ。
またいつかはけるかも、と淡い期待を抱いていたが、ウエスト63㎝にはもう絶対に戻れない。たとえ痩せてはけるようになっても、ロングスカートでヨボヨボ歩きなんて無様で見られたものではない。ミニスカートとハイヒールをはいて颯爽と歩いた頃もあったのに…。みんな夢の中だ!
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