もう麻生さんのネタでブログを書くことはなかろうと思っていたが、まあこれが最後か…。
8日の自民党の両院議員総会での麻生さんを見ていると、この人は本当にノーテンキでお気楽な人なんだなと、その図太い神経をうらやましくも思う。
麻生さんは「われわれは野党になるんだから、その決意をきちんと示さねばならない。戦う政党として決意を新たに政権の奪還を目指していく。そういう政党に生まれ変わっていく。一致団結をお願いする」といった。よく言うよ。今回の惨敗のA級戦犯は麻生さんであり、その麻生さんの口からこういう言葉が出ると何だか白けてくる。それに、二度にわたり政権を投げ出したB級戦犯の安倍さん、福田さん、その2人はこの総会を欠席したそうである。まあ、当たり前の神経の持ち主なら面目なくて、とても大きな顔をして座ってはいられまいが、まさか批判が怖くて欠席したのではあるまいなあ。
麻生さんは、最初のうちこそ神妙な顔をしていたが、だんだんと笑顔が戻っていった。首相指名選挙の人選に、「若林さんで異議はないか」という細田幹事長の言葉に、「本人の意見も聞いてやれよ」と笑いながら若林さんにマイクを向けた。が、あの言葉遣い、あの態度はどうみても無礼である。そして、多数決で若林さんに決まってほっとしたのか、総会が終ったあとは背広を肩に引っさげ、満面の笑みで閣僚たちと談笑している姿には品性のかけらもなく、「敗軍の将」の謙虚さもまったく見られなかった。

それにしても、総裁になるわけでもない人に首相指名で投票するとは、白紙投票とたいして変わりはないように思うが、こんな茶番で収拾を図ろうなんてあきれる。評論家の三宅さんが、「敵に塩を送るという意味で、鳩山さんに投票するという度量の大きさがないのかね。政治にもロマンがあっていいのに…」と言ったが、もしそうなったら世間も自民党を見直したかもしれないネ。
麻生さんは相手をみて態度や言葉遣いを変えるところがある。以前から気になっていたのだが、麻生さんは自分のことを「俺」という。「俺」という言葉は、男子が同輩または目下に対して用いる言葉で、若者ならいざ知らず、社会的地位のあるいい大人はほとんど使わない。そして、麻生さんは相手が若者たちの時はいつも言葉遣いがぞんざいになる。だが、たとえ相手が若者であっても、主権者たる国民に向かって一国の総理が「俺」がと、べらんめえ調で話をするのは相手をバカにしているようで聞き苦しい。
また、麻生さんはその時の気分次第で態度が豹変する大人気ないところがあるようだ。衆院選後初めてのぶら下がり会見でも回答拒否や嫌みを連発、番記者に八つ当たりしていたのはニュースでも見た。昨日の『週刊新潮』の発売予告に、“番記者に八つ当たり”「麻生太郎、人間の器はお猪口大」とあったが、お猪口並みの器では総理大臣は務まらないはずだ。
麻生さんが選挙後すぐに辞任して、首相指名選挙までに総裁選を行っていればこうまで党内が紛糾しなかっただろう。また、昨日の新聞に、「(昨年)10月に選挙をやっていれば、こんなに負けていなかったかもしれないが……」とぼやいているという記事があった。が、これも自身の決断力のなさが原因だとは気づいていないようである。麻生さんは、選挙演説で祖父の吉田元総理を引き合いに出し、『負けっぷりはよくせにゃいかん』と言っていたが、自身の負けっぷりはちっともよくない。
麻生さんは閣議で、「閣僚の全メンバーが帰ってきてくれてうれしい」と言ったそうだが、ほとんどが比例との重複で、本来ならばみんな落選だったのである。ということは、閣僚や派閥の領袖、執行部の威光は以前とは大きく衰退しているのは確かで、「そういう人たちには引いていただきたい」という若手議員の声を心して聞くべきである。
河野太郎さんが「総裁選の推薦人の数を10人に…」と動議を出しても、賛成はわずか20人ほどでアッサリ否決。その他にも改革を唱える議員はいたが発言するたびに「必要ない!」の野次があちこちから飛ぶ始末。結局、総裁選前倒しの意見も出ず、我こそはと手を挙げる人もいなかった。
が、これには裏があったという。両院議員総会の直前にある若手グループの代表と細田幹事長がすり合わせをしていたというのである。自民党はガタガタしていると見られるのは良くないからと、結局、若手中堅グループは鎮圧、懐柔されたというのである。
世論調査で、「自民党再生に期待する」という人が70%以上もいるというに、党内で「世代間闘争」をやっているようじゃあ、党の再生なんてとうてい無理だろうね。

8日の自民党の両院議員総会での麻生さんを見ていると、この人は本当にノーテンキでお気楽な人なんだなと、その図太い神経をうらやましくも思う。
麻生さんは「われわれは野党になるんだから、その決意をきちんと示さねばならない。戦う政党として決意を新たに政権の奪還を目指していく。そういう政党に生まれ変わっていく。一致団結をお願いする」といった。よく言うよ。今回の惨敗のA級戦犯は麻生さんであり、その麻生さんの口からこういう言葉が出ると何だか白けてくる。それに、二度にわたり政権を投げ出したB級戦犯の安倍さん、福田さん、その2人はこの総会を欠席したそうである。まあ、当たり前の神経の持ち主なら面目なくて、とても大きな顔をして座ってはいられまいが、まさか批判が怖くて欠席したのではあるまいなあ。
麻生さんは、最初のうちこそ神妙な顔をしていたが、だんだんと笑顔が戻っていった。首相指名選挙の人選に、「若林さんで異議はないか」という細田幹事長の言葉に、「本人の意見も聞いてやれよ」と笑いながら若林さんにマイクを向けた。が、あの言葉遣い、あの態度はどうみても無礼である。そして、多数決で若林さんに決まってほっとしたのか、総会が終ったあとは背広を肩に引っさげ、満面の笑みで閣僚たちと談笑している姿には品性のかけらもなく、「敗軍の将」の謙虚さもまったく見られなかった。


それにしても、総裁になるわけでもない人に首相指名で投票するとは、白紙投票とたいして変わりはないように思うが、こんな茶番で収拾を図ろうなんてあきれる。評論家の三宅さんが、「敵に塩を送るという意味で、鳩山さんに投票するという度量の大きさがないのかね。政治にもロマンがあっていいのに…」と言ったが、もしそうなったら世間も自民党を見直したかもしれないネ。
麻生さんは相手をみて態度や言葉遣いを変えるところがある。以前から気になっていたのだが、麻生さんは自分のことを「俺」という。「俺」という言葉は、男子が同輩または目下に対して用いる言葉で、若者ならいざ知らず、社会的地位のあるいい大人はほとんど使わない。そして、麻生さんは相手が若者たちの時はいつも言葉遣いがぞんざいになる。だが、たとえ相手が若者であっても、主権者たる国民に向かって一国の総理が「俺」がと、べらんめえ調で話をするのは相手をバカにしているようで聞き苦しい。
また、麻生さんはその時の気分次第で態度が豹変する大人気ないところがあるようだ。衆院選後初めてのぶら下がり会見でも回答拒否や嫌みを連発、番記者に八つ当たりしていたのはニュースでも見た。昨日の『週刊新潮』の発売予告に、“番記者に八つ当たり”「麻生太郎、人間の器はお猪口大」とあったが、お猪口並みの器では総理大臣は務まらないはずだ。
麻生さんが選挙後すぐに辞任して、首相指名選挙までに総裁選を行っていればこうまで党内が紛糾しなかっただろう。また、昨日の新聞に、「(昨年)10月に選挙をやっていれば、こんなに負けていなかったかもしれないが……」とぼやいているという記事があった。が、これも自身の決断力のなさが原因だとは気づいていないようである。麻生さんは、選挙演説で祖父の吉田元総理を引き合いに出し、『負けっぷりはよくせにゃいかん』と言っていたが、自身の負けっぷりはちっともよくない。

麻生さんは閣議で、「閣僚の全メンバーが帰ってきてくれてうれしい」と言ったそうだが、ほとんどが比例との重複で、本来ならばみんな落選だったのである。ということは、閣僚や派閥の領袖、執行部の威光は以前とは大きく衰退しているのは確かで、「そういう人たちには引いていただきたい」という若手議員の声を心して聞くべきである。
河野太郎さんが「総裁選の推薦人の数を10人に…」と動議を出しても、賛成はわずか20人ほどでアッサリ否決。その他にも改革を唱える議員はいたが発言するたびに「必要ない!」の野次があちこちから飛ぶ始末。結局、総裁選前倒しの意見も出ず、我こそはと手を挙げる人もいなかった。
が、これには裏があったという。両院議員総会の直前にある若手グループの代表と細田幹事長がすり合わせをしていたというのである。自民党はガタガタしていると見られるのは良くないからと、結局、若手中堅グループは鎮圧、懐柔されたというのである。
世論調査で、「自民党再生に期待する」という人が70%以上もいるというに、党内で「世代間闘争」をやっているようじゃあ、党の再生なんてとうてい無理だろうね。
推薦人20名なら大派閥の長か、それに準ずる人しか立候補できず、志ある若手は永遠に黙らざるを得ないことになります。 惨敗してまで、いつもの長老の支配を続けると自民党は再生できませんね。 選挙に負けてからもう10日以上経つのに、現実認識の出来ない右往左往はガッカリしています。
とは言っても、自民党に若手の人材がほとんど見当たりません。 私が不勉強だからでしょうか?
古狸には引いてもらいたいが、若手・中堅の中にこれと言った人材がいない。
比例の重複で生き返った古狸のおかげで優秀な若手たちが落ちているようです。
推薦人20人が集められないような人に総裁をやらすわけには行かないそうですが、それだとまた派閥の数の論理が優先します。
こうなってはもう自民党は解体して、若手・中堅は新党を作ればいいのにと思います。
こちらではお久しぶりです。
お元気ですね。
北海道は楽しかったですか?
麻生さんには、ほんまガッカリしましたよ↓↓
その辺のおっちゃん見たいで(笑)
自民党も若手議員さん達が中心になれば、再生できるかも?知れませんよね。
ところで、民主党の若手議員・よこくめさんのサイトをリンクしました。
あの小泉ジュニアの選挙区です。
ブログの方に3回投稿して、承認されましたよ♪
良かったら、覗いて下さいね。
誠実な青年です。
ほんと、お久しぶりです。
すっかり秋の気配がしてきましたね。
お忙しかったようですね。
選挙も済んで静かになるかと思えば、色々とありますね。でも、これで麻生さんの顔を見なくて済むかと思うとホッとしますよ。
横粂さん、知ってますよ。動画で小泉ジュニアに無視された人ですよね。あれにはムカッとしましたね。
でも、当選してよかったですね。誠実そうな人柄に好感がもてそうです。
これからの政治の世界は世代交代が必要です。特に自民党は、ネ。