令和2年9月8日 i-JAMP
自民総裁選が告示
石破、菅、岸田氏が立候補
◇菅義偉氏略歴
菅 義偉氏(すが・よしひで)法政大法卒。総務相、党幹事長代行、官房長官。衆院神奈川2区、当選8回。71歳(無派閥)
◇岸田文雄氏略歴
岸田 文雄氏(きしだ・ふみお)早大法卒。党国対委員長、外相、党政調会長。衆院広島1区、当選9回。63歳(岸田派)
◇石破茂氏略歴
石破 茂氏(いしば・しげる)慶大法卒。防衛相、党幹事長、地方創生担当相。衆院鳥取1区、当選11回。63歳(石破派)
安倍晋三首相の後継を決める自民党総裁選が8日告示され、石破茂元幹事長(63)、菅義偉官房長官(71)、岸田文雄政調会長(63)が立候補した。
7年8カ月に及んだ安倍政権継承の是非が争点。
新型コロナウイルス対応、経済対策、外交、憲法改正などをめぐって論戦を交わす。
3候補は各陣営の出陣式に臨み、所信を訴えた。
石破氏は「日本をつくり替える。新しい日本をつくる。そのために全身全霊を尽くす」と強調。
菅氏は「この国難を解決しなければと思い、熟慮を重ねて決心した」と述べ、
岸田氏は「国民の心を一つにできると信じている」と語った。
立候補の受け付けは8日午前10時から党本部で行われ、3陣営が20人の推薦人名簿を添えて届け出た。
3候補は午後1時から所見発表演説会に、午後3時から共同記者会見に臨み、基本政策や決意を訴える。
投開票は14日の両院議員総会で行われ、新総裁を選出。国会議員票(394票)と47都道府県連代表に各3票が割り当てられた地方票(141票)の計535票を争う。
ほぼ全ての都道府県連で党員による予備選を行い、3票の投票先に反映させる。
新総裁は16日召集の臨時国会で首相に指名され、新内閣を発足させる。
政治空白をできるだけ避けるとの執行部方針のため、全国一斉の党員投票は見送られた。
新型コロナの影響で全国遊説も実施しない異例の総裁選となる。
菅氏は、岸田、石破両派以外の5派閥と無派閥議員グループの支援を受けて国会議員票で優勢。
地方票での支持拡大が課題だ。
第2次安倍政権発足後、内閣の要である官房長官として首相を支え、総裁選でも経済政策「アベノミクス」や新型コロナ対応も引き継ぐ立場を訴え、
「政権の継続」「安定感」をアピールする。
岸田、石破両氏は議員票での劣勢を認めており、地方票での上積みを目指す。
両氏ともアベノミクスを評価しつつ、不足部分を補うべきだとの立場。
岸田氏は格差是正のための分配政策に力を入れ、石破氏は低所得者への対応を重視する。
総裁選では安倍首相が目指した憲法改正や拉致問題解決、官邸主導の1強政治への評価なども争点となりそうだ。
岡山県の予備選挙投票用紙が届く
9月13日 正午締切り
自民総裁選が告示
石破、菅、岸田氏が立候補
◇菅義偉氏略歴
菅 義偉氏(すが・よしひで)法政大法卒。総務相、党幹事長代行、官房長官。衆院神奈川2区、当選8回。71歳(無派閥)
◇岸田文雄氏略歴
岸田 文雄氏(きしだ・ふみお)早大法卒。党国対委員長、外相、党政調会長。衆院広島1区、当選9回。63歳(岸田派)
◇石破茂氏略歴
石破 茂氏(いしば・しげる)慶大法卒。防衛相、党幹事長、地方創生担当相。衆院鳥取1区、当選11回。63歳(石破派)
安倍晋三首相の後継を決める自民党総裁選が8日告示され、石破茂元幹事長(63)、菅義偉官房長官(71)、岸田文雄政調会長(63)が立候補した。
7年8カ月に及んだ安倍政権継承の是非が争点。
新型コロナウイルス対応、経済対策、外交、憲法改正などをめぐって論戦を交わす。
3候補は各陣営の出陣式に臨み、所信を訴えた。
石破氏は「日本をつくり替える。新しい日本をつくる。そのために全身全霊を尽くす」と強調。
菅氏は「この国難を解決しなければと思い、熟慮を重ねて決心した」と述べ、
岸田氏は「国民の心を一つにできると信じている」と語った。
立候補の受け付けは8日午前10時から党本部で行われ、3陣営が20人の推薦人名簿を添えて届け出た。
3候補は午後1時から所見発表演説会に、午後3時から共同記者会見に臨み、基本政策や決意を訴える。
投開票は14日の両院議員総会で行われ、新総裁を選出。国会議員票(394票)と47都道府県連代表に各3票が割り当てられた地方票(141票)の計535票を争う。
ほぼ全ての都道府県連で党員による予備選を行い、3票の投票先に反映させる。
新総裁は16日召集の臨時国会で首相に指名され、新内閣を発足させる。
政治空白をできるだけ避けるとの執行部方針のため、全国一斉の党員投票は見送られた。
新型コロナの影響で全国遊説も実施しない異例の総裁選となる。
菅氏は、岸田、石破両派以外の5派閥と無派閥議員グループの支援を受けて国会議員票で優勢。
地方票での支持拡大が課題だ。
第2次安倍政権発足後、内閣の要である官房長官として首相を支え、総裁選でも経済政策「アベノミクス」や新型コロナ対応も引き継ぐ立場を訴え、
「政権の継続」「安定感」をアピールする。
岸田、石破両氏は議員票での劣勢を認めており、地方票での上積みを目指す。
両氏ともアベノミクスを評価しつつ、不足部分を補うべきだとの立場。
岸田氏は格差是正のための分配政策に力を入れ、石破氏は低所得者への対応を重視する。
総裁選では安倍首相が目指した憲法改正や拉致問題解決、官邸主導の1強政治への評価なども争点となりそうだ。
岡山県の予備選挙投票用紙が届く
9月13日 正午締切り