凡峰の徒然日記

 日々の出来事や普段考えていることなどを自由に書き記していきます。(山や旅の話題が多いけれど…)

北アルプス 鷲羽岳、水晶岳

2019年08月04日 | 日本百名山

8月1日(木)~2日(金)、夏季休暇を利用して北アルプスの核心部に位置する百名山の鷲羽岳(2,924.4m)と水晶岳(2,986.0m)へ。ハイシーズンの最中、山小屋渋滞が苦手な私は、約45キロの距離を1泊の強行軍で挑みました。
新穂高温泉登山口を4:15に出発します。

わさび平小屋着5:25です。中高年の登山者が大勢います。

小池新道を息を切らしながら鏡平へ。鏡池から望む槍の雄姿が素晴らしい。

8:50、鏡平山荘で小休止です。イチゴのカキ氷が実に美味かった。

弓折乗越が遠い。

ようやく双六小屋が見えてきました。

双六小屋で水分補給し、双六岳の巻き道ルートを進みます。

三百名山の三俣蓮華岳(2,841.4m)が見えてきました。

鷲羽岳をバックに今宵の宿「三俣山荘」が見えてきました。

14:30、三俣山荘に到着です。かなり混みそうです。ふとん2枚で3人とのこと。
居住環境は想定通りでしたが、夕食のジビエシチュー(ニホンジカ)はとても美味しかった。


翌朝は5:00に出発です。メインザックを山荘にデポし鷲羽岳に向かいます。鷲羽岳はガスの中です。

急登を登り、5:45に鷲羽山頂に到着です。

水晶に向かう途上、ワリモ岳(2,888m)を巻いて進みます。

岩峰の水晶岳が近づいてきました。

ハシゴも登場します。

7:30、水晶岳(黒岳)に到着です。

次第にガスが晴れてきました。

クリアな水晶岳が…

鷲羽岳も見事に…

帰路、黒部源流ルートを辿るとライチョウと遭遇。

三俣蓮華岳もこの通り。

黒部源流標です。

三俣山荘への登り返し、きついが眼前に迫る鷲羽岳が美しい。

10:00にメインザックをピックアップし、三俣蓮華岳へ向かいます。さらば三俣山荘よ。

11:15、三百名山の三俣蓮華岳に到着です。三俣とは、長野、岐阜、富山の三県にまたがるということでしょうか。三角点が県境になっています。

北方には鷲羽岳、水晶岳が揃い踏み。

鷲羽岳の麓には三俣山荘。

西方には黒部五郎岳の雄姿。今回はちょっと行けませんでした。

東方の槍、穂高は雲の中です。

双六池のキャンプ場まで戻ってきました。

この後、天候が崩れ雨模様に。
新穂高温泉には19:00に到着、次第に暗くなる中の豪雨、最後はびしょ濡れになりました。
今日の移動距離約28キロ、3座を辿る5時から19時までの14時間歩行、さすがに疲れました。
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