東北で一番高い山は? 鳥海山でも岩手山でも岩木山でもありません。尾瀬にある燧ケ岳(2,356m)です。
私は、小学生の頃から地図を見るのが大好きで、我が鳥海山(2,236m)より高い山が東北地方にあることを知り、少し悔しくなった思い出があります。
あれから40年以上経過し、ようやくその悔しさを晴らす(=登覇する)ことができました。
燧ケ岳は、福島県の南西端の桧枝岐村にあります。今回は、「尾花沢山の会」の大先輩と一緒に登ります。
山形を金曜日の深夜に立ち、4時間以上かけて登山口の尾瀬御池に到着です。
現在5:58、御池登山口を出発します。何だか想定以上に雪がありそうです。ストックに代えてピッケルを持ちます。
案の定、数分で雪道です。残雪登山が冬山登山になってしまいました。登山道が雪で見えないため、GPSで位置を確認しながら慎重に足を進めます。
単独山行でなくて良かった。
7:55、熊沢田代付近に到着です。山頂はガスで見えません。
ようやく山頂(俎嵓)が見えてきました
山頂の俎嵓(2,346m)に到着です。現在9:45、4時間近くかかりました。
実は、燧ケ岳はツインピーク(双耳峰)で、もう一つの柴安嵓の方が2,356mで10mほど高いのです。
こちらです。山頂は見えませんが急登の雪壁が立ちはだかっています。でも、ここまで来たら登るしかありません。
一旦下ります。鞍部から振り返ると俎嵓が綺麗に見えてきました。
柴安嵓直下です。まさに雪の壁です。40度以上はありそうです。軽アイゼンを装着します。
キックステップで慎重に足を進め、ようやく柴安嵓山頂(2,356m)に到着です。
この後、雪の壁を降りる際に油断して30mぐらい滑落しました。途中のブッシュで止まりましたが岩場だったらと考えるとぞっとします。冬山は下山の方が危険です。
俎嵓に戻ります。尾瀬沼がこの角度で見えるのです。素晴らしいですね。
帰りは、グリセードorシリセード?で軽快に下ります。
熊沢田代から見た山頂。こう見えたんですね。
尾瀬と言えばミズバショウですね。こちらはまだ咲き始めのようですが、尾瀬ヶ原の方はどうでしょうか。
登山口には、12:56に到着しました。7時間の山行でした。
ロッジに併設のネイチャーセンターです。
センターの方の話では、雪解け期に低温が続いたため、この時期としては例年になく雪が残っているとのこと。確かにルートの90%以上が雪に覆われていたように感じます。
尾瀬のシンボル「燧ケ岳」、名峰ですが侮り難しですね。記憶に残る山行になりました。
そして、残雪登山では、アイゼン、ピッケル、GPSは必携であると痛感しました。
私は、小学生の頃から地図を見るのが大好きで、我が鳥海山(2,236m)より高い山が東北地方にあることを知り、少し悔しくなった思い出があります。
あれから40年以上経過し、ようやくその悔しさを晴らす(=登覇する)ことができました。
燧ケ岳は、福島県の南西端の桧枝岐村にあります。今回は、「尾花沢山の会」の大先輩と一緒に登ります。
山形を金曜日の深夜に立ち、4時間以上かけて登山口の尾瀬御池に到着です。
現在5:58、御池登山口を出発します。何だか想定以上に雪がありそうです。ストックに代えてピッケルを持ちます。
案の定、数分で雪道です。残雪登山が冬山登山になってしまいました。登山道が雪で見えないため、GPSで位置を確認しながら慎重に足を進めます。
単独山行でなくて良かった。
7:55、熊沢田代付近に到着です。山頂はガスで見えません。
ようやく山頂(俎嵓)が見えてきました
山頂の俎嵓(2,346m)に到着です。現在9:45、4時間近くかかりました。
実は、燧ケ岳はツインピーク(双耳峰)で、もう一つの柴安嵓の方が2,356mで10mほど高いのです。
こちらです。山頂は見えませんが急登の雪壁が立ちはだかっています。でも、ここまで来たら登るしかありません。
一旦下ります。鞍部から振り返ると俎嵓が綺麗に見えてきました。
柴安嵓直下です。まさに雪の壁です。40度以上はありそうです。軽アイゼンを装着します。
キックステップで慎重に足を進め、ようやく柴安嵓山頂(2,356m)に到着です。
この後、雪の壁を降りる際に油断して30mぐらい滑落しました。途中のブッシュで止まりましたが岩場だったらと考えるとぞっとします。冬山は下山の方が危険です。
俎嵓に戻ります。尾瀬沼がこの角度で見えるのです。素晴らしいですね。
帰りは、グリセードorシリセード?で軽快に下ります。
熊沢田代から見た山頂。こう見えたんですね。
尾瀬と言えばミズバショウですね。こちらはまだ咲き始めのようですが、尾瀬ヶ原の方はどうでしょうか。
登山口には、12:56に到着しました。7時間の山行でした。
ロッジに併設のネイチャーセンターです。
センターの方の話では、雪解け期に低温が続いたため、この時期としては例年になく雪が残っているとのこと。確かにルートの90%以上が雪に覆われていたように感じます。
尾瀬のシンボル「燧ケ岳」、名峰ですが侮り難しですね。記憶に残る山行になりました。
そして、残雪登山では、アイゼン、ピッケル、GPSは必携であると痛感しました。