「とん ことり」の音がして

暮らしの中で 絵本と私

ねこの救出

2009-01-31 16:55:40 | Weblog


           

             スーパーからの帰り道
                       何処から 猫の鳴き声
                       それも、とても緊迫した声の・・・

                       辺りを見回す
                    ますます、その鳴き声は 悲鳴みたいに強くなってきた。

                       あっ いた!
                       木の上に。 ビビリまくり震えている。

            どうやら、猫は木から降りることが 出来なくなったようだ。

              おい、 猫なんだから 降りられるでしょ ( 無意味な叱咤激励 )
                       にゃご~ にゃお~ん  ガリガリ ( 派手なパフォーマンス )
                      待ってね、 今、助けてあげる!( 自転車を塀に固定してから
                      サドルに立ってみるが ) おっと、届かないよ
                     ぎゃお~ん にゃんにゃ~ん  
                        仕方ないでしょう。私、チビだし 運動神経がないんだもの
                木のぼりは 出来ないよ。誰かを呼んでくるから・・・
                ぐ、ふ、ふ (笑声) そこに  おじさんが登場。。。おぅー  

           

           

                   お近くにお住まいの方のようで
                         脚立を持ってきてくださり  一件落着   

           

               少し離れた場所から、一部始終をみていた猫  よかったニャ~


『 ふきのとう 』

2009-01-31 13:20:58 | 書籍・絵本


               

                     ふきのとう

                            甲斐 信枝  作
                                 福音館書店


           ねむれ  ねむれ  うんと ねむれ
                  はるになったら   おきて   こい
                     とんがりあたまを  だして こい


            やっと、雨があがった。
                      風が 吹いている。
                      さっきから ワンコが もう散歩にいこうよ
                      とばかりに 私にまとわりつく。
                うん、行こうか。。。
                   スーパーへいったら 売っていた 「ふきのとう 」
                      ちょっと、高いなあ~

              
           

           

            おばあさんちの庭にいる外飼い?のら猫に こっそり餌を・・・
         


『 おじいちゃん 』

2009-01-30 16:06:48 | 書籍・絵本

             
                    おじいちゃん

                          ジョン・バーニンガム 著
                                     谷川俊太郎   訳

       おじいさんと女の子の別れ
             言葉では何も言ってないけど 何かがジワ~と伝わります。


            


        いま、貴女と別れてから 家で 「ケニーG 」 を聴いています。
            彼のサックスは やさしい。

            それはあまりにも 突然の出来事で・・・
            お父様の介護・ご葬儀と さぞ お疲れになったことでしょう。
            これから、帰って少し寝ようっと 言った貴女に ピッタリの
            「 ケニー・G 」の 音楽を。。。
            とても やさしいサックスの音色
            可愛い猫ちゃんたちがウトウトしている画像
            その姿を観ているだけで きっと、気分が和みますよ。

      You-Tube  「 Kenny G -Endless Love 」

            

『 おすしのせかいりょこう 』

2009-01-29 17:05:16 | 書籍・絵本

              

                 おすしのせかいりょこう

                          竹下 文子  文
                              鈴木まもる   絵
                                   金の星社

                    とろ、いか、えび、たこ、いくら ・・・

                    回転寿司のおすしたちが
                    ある日、とつぜん いいだしました。

        

       こんなくらしはもうあきた
             まわってばかりじゃ  めがまわる
             たまには まっすぐ いきたいね 

        こととん こととん こととん こととん
       さあ~    回転寿司のおすしたちの せかいりょこうが始まります。


        

       私は お鮨が 大好きで
             この絵本を図書館で見つけた時、おもわず ゴクリ。。。
            回転寿司店に 入ってしまいました。Ohhhー 
           

「 誰も守ってくれない 」

2009-01-28 18:21:45 | 映画


           

    映画 「誰も守ってくれない 」を観てきた。

          誰も守ってくれない 公式HP

     この映画は、殺人犯の妹を守る刑事の話です。
       物語の中では、今現在、この社会が抱えている矛盾が
       描かれています。
       未成年が犯す犯罪、家族という絆の崩壊、個を切り捨てる組織
       誰彼なしに糾弾するマスコミ、暴走を始めたネット
       匿名性の恐ろしさ、社会にさらされる個人。
       それは、現代の悪意とも呼べるものです。

       この映画は、その現実をドキュメンタリータッチで
       リアルにありのままに描いていきます。
       しかし、誰が悪い、何がいけないとは決して主張しません。

      主人公は傷ついた少女を守ります。
      守るということは、その人の痛みを感じることです。
      彼の心の旅が、テーマといえるでしょう。
      この物語は、人が人を守る大切さを描きます。

                            ( 監督・君塚良一 / 文 )


   実はね。
      映画 「踊る大捜査戦」の監督の作品という事で ”う~ん 、どうかなあ~”
      あの映画表現は好みでなかったので、少し迷いながらも 映画館へ行く。
      「誰も守ってくれない」は 良かった。
      事件の背景は いろいろな角度からの みかたがあるのだと考えさせられた。

      ごく平凡な4人家族だった。
      だが、兄が人を殺してしまった。
      突然 「殺人犯の家族」になってしまった妹。
      前半はドキュメンタリータッチで警察の捜査とマスコミの取材合戦を追う。
      犯罪者家族への誹謗中傷
      そしてインターネットでの 悪意に満ちた情報の暴走
      痛い、観ているのが辛く 怖いと思った。
      そんな中で 犯罪被害者の家族 そして 犯罪加害者の家族の
      傷はとても重い。
      人がそこから再生していくには・・・。
    「人を守るということは 同じ心の痛みを感じること」 
       この言葉が 後半に 明日への希望を感じさせている。

      佐藤浩市さん、志田未来さん、松田龍平さんら出演者の
    演技も光っていた。
      

     


『 3びきのぶたたち 』

2009-01-27 18:08:04 | 書籍・絵本

             
                        3びきのぶたたち

                        ディヴィッド・ウィーズナー  作
                                  江國香織     訳
                                      BL出版  

     おなじみの 『 3びきのこぶた 』  から 、こぶたたちが ぬけだして
         別の世界に旅立ちます。
         おおかみが家を吹き飛ばした時、ぶたたちもお話の向こう側へ
         吹き飛ばされてしまったのです。
         ぶたたちは、紙ひこうきにのって、ちがうお話にでかけ
         そのなかの動物たちと ともだちになっていきます。
         2002年のコールデコット賞作品です。

                                    ( 出版社紹介文より )  

         読んでとても 驚いた絵本だ。
         あの『3びきのこぶた』のお話の通り  3びきのぶたはそれぞれの
         おうちを建てる、そこにオオカミが来て・・・
         それからが、凄い!!
         ぶたたちは 絵本のページから出てしまう。
         これは絵本を見なくては分からないけど、ね。
         あ~、面白いなあ。。。
         ウィーズナーの四次元の世界! もうハマってしまうね。

          
                      

      グラタンが食べたくなって 「チーズ王国」へ チーズを探しに行った。
           そこで ぶたの形をしたイタリアの「スカモルツァ」をみつけた。

     

       なんとも、かわいいぶた。。。     しっぽがキュート 

        そのままで食べてもよくて、かまぼこみたいな食感
            あるいはスライスしてオリーブオイルでこんがりと両面を焼く 
            かわいいので、まだ紐に吊るしたままキッチンにいるぶたさん。

          
          

『 しょうた と なっとう 』

2009-01-24 15:15:19 | 書籍・絵本


              
                        しょうた と なっとう

                        星川ひろ子・星川治雄 写真/文
                                                     ポプラ社

     三歳のころ、あることがきっかけで 納豆が嫌いになった5歳のしょうた。
         夏のはじめのある日、おじいちゃんに誘われて畑に行き、青豆の
         種まきを手伝う。いつしか、それは しょうた の好きな枝豆となり
         秋の終わりには茶色くなっていた。
         そのさやの中に入っている大豆をむろにひろげる。
         それが何になるのか・・・

      大豆→ 枝豆→ 納豆
         昔からの知恵を孫の しょうたに 伝えるおじいちゃん。
         その温かいまなざし と しょうた の いきいきとした表情
         なんとも素敵な写真集だった。
         う~ん、納豆が食べたくなったね!

        納豆のホームページ

     昨夜、PM8:00
        お向かいで 一人暮らしのおばあさんの家にパトカーと救急車が止まる。
        慌てておばあさんのお宅に行ってみると
        お風呂場で体が動かなくなり倒れていたのを 少し開いていた窓から
        助けての声が聞こえて お隣のお嬢さんが 発見して通報したという。
        テーブルにあった”電話番号簿” を たよりに警察の方が親族に連絡を、
        救急の方は 搬送先の病院探しに ”てんてこまい”な状況。
        やっと、かかりつけの病院が「今は満床なので入院は難しいが診察は
        します。帰宅、あるいは他病院への転送を承知されるのなら来てください。」
        とのこと。救急隊員と相談のうえ おばあさんのきぼうもあって私が付き添い
        救急車に同乗する。

        落ち着け、私。。。
        警察の方の立会いのもと、とりあえず おばあさんの家にあったもの
        タオル・衣服・電話番号簿・お薬手帳・財布・スリッパを紙袋に詰め込んで
        救急車に乗り込んだ。
        おばあさんもだんだんと冷静になって落ち着いてきた。
        幸い、バイタルもしっかりしているという。
        おばあさんの手を握りながら 励ましている間に病院へ到着。
        診察、レントゲン撮影 などを受ける。
        「現状を考慮すると帰宅させるのは気の毒なので院長と病棟に交渉して
        みます。」 と診察をしてくれたDrが言ってくださる。
        それから、救急の診察室で待つこと2時間  看護師さんもこない。その間
        「トイレに行きたい」 と言うが 歩けないので病院からおむつをもらい
        「嫌だろうけど仕方ないね。」 と説得して それで排泄を済ませてもらう。
        ( 母の介護経験が役にたつ。オムツ介護クリア )
        静まり返った病院は 心細かった。

         

        やっと、ベットの確保出来た とDr がきてくれる。 ほっ・・・
        病棟へ移動する。
        6人部屋で ベットは2つ空いていた。
       ( なんだあ~ 満床ではないじゃん。でも、明日入院予定患者でもいるのか?)
        この時間になっても 何回電話しても 親族と連絡がとれない。
        「一晩、泊まれますか?」とDrに聞かれて 「はい 泊まります。」と答える。

       それから病棟の看護師さんがきて 点滴などをすると
       おばあさんはスヤスヤと眠り始めた。
       「お帰りになって構いませんよ~」 と看護師さんが 言ってくださる。 

       もう AM12:30をまわっている。
       駅までの道のりを看護師さんに聞く。
       すでに 終電には間に合わない。  でも、タクシーを拾う気にはならなかった。
       K駅からなら 徒歩30分もあれば帰宅できるはずなので歩く事にした。
       季節はずれに暖かい夜だった。歩く・・・
       夜の街は ほろ酔い加減で歩いている人たちでまだ賑わっていた。

    正直、少し気持ちが弱っていた。
       他者の痛み(孤独・老い)を肌で実感し、平然としてはいられないものを
       感じた。 そういう自分の弱さというものが不甲斐無く思えた。
       ちっとも強くない、自分が情けない
       大人になっても いつもオドオドしてドキドキして 
       誰かが弱っていると 自分も弱ってしまう・・・
       なんと、たよりないことか
       そんな自分に ぽろりと涙がこぼれた。

       家に帰りつくと 娘が起きて待っていてくれた。
       温かいコーヒーを入れてくれた。
       ハートのカフェ・ラテ
                                            
       今日は一瞬だけど ちらほらと 雪が舞った。
       空を見上げる。
       親族の方とは連絡が取れたのだろうか。
       これから、見舞ってあげなくては・・・

                                         
      

   
       
       
        
       


『 バムとケロのさむいあさ 』

2009-01-22 15:01:59 | 書籍・絵本

              

                 バムとケロのさむいあさ

                            島田 ゆか  著
                                      文渓堂

       とても寒い日に裏の池へ行ってみると、かちんこちんの池に
             アヒルちゃんが凍っていた。
             夜おそくまで星をみていたら、池と一緒に凍りついてしまったらしい。

       この絵本、とにかく絵が楽しい。
             グラフィックデザイナーだった島田ゆかさん、さすがです。

             

             今日は いつものさんぽで通る池が凍っていました。
             外がとても暗くて どんよりと冷えた雨の日です。
             吉祥寺のデパートに行くと北海道物産展をやっていて
             花畑牧場のブースには「生キャラメル」をもとめて人が並んでいましたが
             生キャラメルはすでに完売していたので、プリンを買ってきました。
             バルーンプリンはキャラメルソース付き、プチッとするのが楽しみ           

           

       田口ランディさんの「パピヨン」を読みました。
            癌で余命半年と宣告されているアルコール依存症の父親
            その看取りの経験が書いてあります。

            「パピヨン」はエリザベス・キューブラー・ロスが見たという
          蝶の絵を ポーランドの捕虜収容所までランディさんが探しに
            行くところから始まります。 そこに蝶の絵は・・・。 帰国すると
            庭師の父親が木から落ちて骨折、入院すると末期癌が見つかる。
            親の看取りとは・・・ そしてターミナルの人は・・・

        著者自身の経験であるだけに胸のつまる作品でした。
            読後、昂ぶった気持ちを抑えたくなって 「バルーンプリン」をプチッ!
              
            

         

『 しょうがレシピ』

2009-01-20 15:38:14 | 書籍・絵本

                

                   しょうがレシピ

                         石原結實 
                            日本文芸社

       ここがすごい、しょうがのチカラ
             からだを温めて病気を治す健康レシピ
                   
                          ( 本の内容紹介より )


                   

             しょうがジャムを友人から貰った。
             何に使うの?と聞いたら紅茶などに入れて飲むのよ、だって。
             家でも簡単に作れるとか・・・

       しょうが 100g
             砂糖     100g
             はちみつ  大2
             レモン      大2
             水      大1
             レンジで 5,6分チン。。。だそうです。 レシピを伝授してくれた。
           でも、今日は「 しょうが」 とにんにく入り餃子を作る事にした。

        きょうのさんぽみち    読みたい季刊誌があったので書店まで走る~

            

            

                 やっぱり、買ってしまった 「告白」
                 伊集院静の「羊の目」とさんざん迷ったが・・・

『 アンナの赤いオーバー 』

2009-01-19 21:25:36 | 書籍・絵本

             
                 アンナの赤いオーバー

                      ハリエット・ジイーフェルト 文
                      アニタ・ローベル             絵
                                         評論社

      「 戦争が終わったら 新しいオーバーを買ってあげようね。」
     アンナの古いオーバーは擦り切れているうえに小さくなって
           しまっていたから去年の冬、お母さんはそう言いました。

          ところが戦争がおわると お店には物がなく
          アンナの家にはお金もありませんでした。
          そこでお母さんがオーバーを手にいれるためにしたことは
          家にある古いものを使うことでした・・・

      
      街を歩いていると ” Sale Sale ”の文字が目につきます。
           わあ~コートも50%OFF! えっ これは 70%OFF じゃん  ♪
           赤いコート可愛い~
         今の時代
           物があふれているし、お金があれば なんでも手に入る。
           だから、物を手に入れるワクワク感が少ない気もする。
           「アンナの赤いオーバー」を読んで物を手に入れる過程を
           考えてしまった。
           セールを待っていたのだけど コートを買うのは 来年でいいかな・・・


           

        近くに梅林がある。
           まだ、ほとんど咲いていないが 早咲きの梅がちらほらと
           梅の蕾には ”春の神様” が宿っているとか・・・
           春を知る花、なにを思い浮かべますか? 梅 やっぱり桜?
           なんだか、まだ遠い春の風景が浮かんできます。
           明日は大寒。今日の東京は寒さが緩んだ1日だった。