『 ガンバレ！！まけるな！！ナメクジくん 』

　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　ガンバレ！！  まけるな！！ ナメクジくん

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　三輪一雄 / 作・絵
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  　偕成社

　　　　　　　　ナメクジとカタツムリって よくにているね。
　　　　　　    カタツムリのカラをとるとナメクジになるのかなあ？
　　　　　　　  カラのないナメクジはなんとなくきもちわるい・・・
　　　　　　　　塩をかけられたりもします。
　　　　　　　　一方 カタツムリは詩も絵本もたくさんあって人気者！
　　　　　　　　でも、みんな、ナムクジのこと どのぐらいしっているかな？
　　　　　　　　じつは た・い・へ・ん な冒険家なんです。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（ e-hon 要旨）

　　　　　　　　最近、　カタツムリ とか ナメクジを見かけなくなった。と
　　　　　　　　友人に話したら＜家には庭にたくさんいるよ。　＞という
　　　　　　　　話から この絵本を紹介された。
　　　　　　　　楽しいイラストで 科学的に進化の過程が説明されている。
　　　　　　　　もともとは、海の巻貝だったのが、陸にあがりカタツムリになり
　　　　　　　　さらに身軽に動くためにカラを脱ぎ捨てたのがナメクジだって ！
　　　　　　　 
 　　　　　　　 イラストのナメクジくんのカワイイこと！ とても笑える絵。
　　　　　　　　もう、塩なんて絶対かけてはいけない。と思う。
 　　　　　　　 でも、ね。ナメクジくん　畑にとっては害虫らしい。
　　　　　　　　
　　　　　　　
　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　今日は母の４９日忌
　　　　　　　　　葬儀の日と同じように肌寒く雨が降り続いていた。
　　　　　　　　　線香の煙だけが揺らめいていて・・・

　　　　　　　　　　　尽七日忌　島崎藤村・三人の訪問者

　　　　　　　　　島崎藤村に”三人の訪問者”という随筆があります。
　　　　　　　　　これは住職さんがお話してくださったものです。
　　　　　　　　　ぜひ、心にとめておきたいと思いリンクしました。

　　　　　　　　　
　　　　　　　　　
　　　　　　　　　
　　　　　　　　

『 たなばたものがたり 』

　　　　　　　  　　　　　

　　　　　　　　　　　　　      たなばたものがたり

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　船崎 克彦　　作
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　二俣英五朗  絵
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　        教育画劇


　　　　　　織姫と彦星の物語が子どもたちに分りやすく書かれています。

　　　　　　七夕のお話、いろいろと説はあるようですが・・・
　　　　　　その昔、おりひめとひこぼしはとても仲のよい夫婦でした。
　　　　　　おりひめは機織りをして布を上手に織り、ひこぼしは牛を引いて
　　　　　　畑で一生懸命働いていました。
　　　　　　でも、二人は仲が良すぎて仕事を怠けるようになりました。
　　　　　　神様はそんな二人を怒り、罰として天の川の対岸に離れ離れに
　　　　　　してしまったのです。
　　　　　  二人があまりに悲しむので神様も可哀想に思い一年に一度だけ
　　　　　  会えるようにしましたとさ

　　　　　　　　
　　　　　 今日の図書室はいつもの 「絵本の読み聞かせ」のほかに
　　　　　 七夕飾りをつくるスペシャルデー　

　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　


　　　　　　　　　　　

　　　　　　
　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　折り紙で作った「　おりひめ ・ ひこぼし 」 が 出来上がり　
　　　　　　　　  それから、短冊にお願いごとを書きました。
　　　　　　　    字がまだ書けない子は ○や▲  －　～　なんでもありよ。

　　　　　　　　　　 　

　　　　　　　　 ホラ、図書室の入り口がきれいでしょ
　　　　　　　   短冊に書いた 「 ねがいごと」が叶いますように。
　　　　　　　   みんなが書いた願い事は約束どうり　内緒のナイショ　
　　　　　　　 

　　　　　　　　

『 エンソくんきしゃにのる 』

　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　エンソくん きしゃにのる

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　スズキコージ　　作
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　        福音館書店

　　　　　　　　　　エンソくんは緊張しています。
　　　　　　　　　　はじめてひとりで汽車に乗るからです。
　　　　　　　　　　摩訶不思議なエンソくんの旅におつきあいください！

　　　　　　　　　　一度、見たら忘れられないスズキコージさんの絵
　　　　　　　　　　ハマりますよ。


　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　今日は青い空 、 空が青いとスキップしたくなる。
　　　　　　　　　　　久しぶりに娘と「五右衛門」でパスタランチをした。
　　　　　　　　　　　紀州梅とささみのパスタ / 黒豚肉と茄子のパスタ
　　　　　　　　　　　娘、就活・・・　頑張っています。

　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　

『 赤毛のアン 』

　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　赤毛のアン
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　モンゴメリ　　著
　   　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　村岡花子　  訳
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　        新潮文庫


　　　　　　　　　ちょっとした手違いから、グリン・ゲイブルスの老兄弟に
     　　　　　　　引き取られたやせっぽちの孤児アン
　　　　　　　　　初めは戸惑っていた２人も、明るいアンを愛するようになり
　　　　　　　　　夢のように美しいプリンス・エドワード島の自然の中で
　　　　　　　　　アンは少女から乙女と成長してゆくー。
　　　　　　　　　愛に飢えた、元気な人参あたまのアンが巻き起こす愉快な
　　　　　　　　　事件の数々に、人生の厳しさと温かい人情が織り込まれた
　　　　　　　　　永遠の名作　　　　　　（ 出版社・要旨より ）



　　　　　　　　　　　　　　　　　　


　　　　　　　　　今日、郵便局へ行ったら  「Ａｎｎｅ Ｏｆ Ｇｒｅｅｎ Ｇａｂｌｅｓ 」
　　　　　　　　　赤毛のアンの切手を売っていた。（ 誕生１００年記念 ）
　　　　　　　　　あ～ アンに夢中になった昔々・・・　可愛い私がいた。　
　　　　　　　　　もういちど、読んでみよう。　可愛い私になるために・・・ 　ゲッ
　　　　　　　　　

『 発達と障害を考える本 ・全１２巻 』

　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　 発達と障害を考える本　全１２巻

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ミネルヴァ書房

　　　　　　① 自閉症　② アスぺルガー症候群　③ ＬＤ （学習障害）　他
 　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　シリーズ発達と障害を考える本


　　　　　　発達障害などさまざまな障害を子ども向けに解説した絵本
　　　　　　例えば、２巻「アスぺルガー症候群」
　　　　　　掃除の時間になっても読書に夢中の「つよしくん」が友達に
　　　　　　掃除しろよと言われても動かず、肩をたたかれると近くにあった
　　　　　　バケツを蹴飛ばしてしまう。
　　　　　　好きなことをしているときに別のことをしろって言われても
　　　　　　周りの声はよく聞こえない。
　　　　　　障害の特性から混乱するつよしくんの心の声が解説される。


　　　　　　図書室の選本（購入する本を選ぶ）でこの本を手にとった。
　　　　　　「アスぺルガー症候群」を知らなかった私でも理解することが
　　　　　　出来たように思う。
　　　　　　障害のある子どもや人々とともに生きることを目指す職業人や
　　　　　　家族にとっても、また、発達障害があるお友達を理解するためにも
　　　　　　よい本だと思う。

　　　　　　自分で書店を歩いて手に取る本はかなり限定されてしまう。
　　　　　　書店には 「売れ筋」 の本が平積み
　　　　　　どうしても、そればかりに目がいってしまうけど・・・
　　　　　　ときにはジャンルの違う本にも目を向けてみたいもの
　　　　　　
            
　　　　　　


　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　

『 生きていることを楽しんで 』

　　　
                  

　　　　　　生きていることを楽しんで　　　　　　喜びの泉
　　　　　　ターシャ・テューダーの言葉　　　　　タシャ・テューダーと言葉の花束

　　　　　　いくつに見られようと平気よ。　　　　    喜びをつかみなさいー
　　　　　　今の自分にできることをすれば　　　   シェークスピア、ワーズワース
　　　　　　９１歳でも堂々と生きられるわ。　　     エマーソンなど、作家や詩人の
　　　　　　ターシャが自らの価値観を語る。　　   言葉に美しい絵を組み合わせた本
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　   「ＢＯＯＫ」データべースより


　　　　　　
 　　　　　 昼下がりの図書館で次から次へと ターシャ・テューダーの本を読む。
　　　　　  彼女の美しい写真を繰り返し眺める。
 　　　　　 とても穏やかな気持ちになる。
　　　　　　信念を持った人間にだけある、美しい世界を堪能した。

　　　　　　　　　　　　　　　一粒の砂に世界を見
　　　　　　　　　　　  　　　一輪の野の花に天国を見る
　　　　　　　　　　　  　　　手の中に無限を収め
　　　　　　　　　　　　　　　ひとときの中に永遠をとらえる
　　　　　　　　　　 　　　　　＜ 喜びの泉より　ウィリアム・ブレーク ・無心の前兆＞

　　　　　　　　　　　　
             　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　今日は晴れ　　　暑い！
　　　　　　　　　　　　　洗濯にせいを出した。
　　　　　　　　　　　　　なのに・・・雨の写真　　（ これは昨日、撮影したもの）
　　　　　　　　　　　　　どうしたら、雨の写真が撮れるのか練習してみたが・・・
 　　　　                雨を捉えることは難しい。　カメラの性能？私の腕前のせい

『 東京・地震・たんぽぽ 』

　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　 東京・地震・たんぽぽ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　豊島ミホ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　集英社


　　　　　　　　　瓦礫の街で芽生えるのは、悲しい孤独？
　　　　　　　　　それとも明日を生きるための勇気と希望？
　　　　　　　　　２５歳の作家が恐れと祈りをこめて描いた、書き下ろし短編集
　　　　　　　　　「その時」露わになる、心の奥底とこれまでの人生のすべて。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　             　＜書籍おびより＞

　　　　　　　　　　　　   　東京・地震・たんぽぽ　試し読み

　　　　　　　　　


　　　　　　　　　本の書き出しから 引き込まれっていった。
　　　　　　　　　『 僕たちは毎日ちいさな選択をして生きている。』
　　　　　　　　　そう、たったひとつのちいさな選択が人の運命を変える時がある。

　　　　　　　　　「その時」　その場所にいなかったら、と
 　　　　　　　　 悲惨な事故や事件や災害があった時、しばしば思う。

　　　　　　　　　１４編の短編集なのだが
　　　　　　　　　「その時」に遭遇してしまった人々の心がよく描かれていると思う。
　　　　　　　　　それぞれの人の「その時」に風がびゅーと鳴るような話が続く。
　　　　　　　　　震災後、呆然とする人が
 　　　　　　　　 ふっと自分の足元のたんぽぽをみて
　　　　　　　　　＞この黄色の花だけは、さっきまでと同じ姿でそこにある。
　　　　　　　　  という表現がとても印象的だった。

　　　　　　　
         　　　

　　　　　　梅雨時の気分を一新するために・・・
　　　　    トイレの模様替え！

　　　　　　絵本作家 / 園芸家の ターシャ・テューダーさんの訃報を知りました。
　　　　　　残念です。　ターシャさんの世界にはあこがれていました。　
　　　　　　ご冥福をお祈ります。　
　　　　　　　　　



　　　

『 あべ弘士 どうぶつ友情辞典 』

　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　 　どうぶつ友情辞典

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　あべ弘士
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　クレヨンハウス

　　　　　　北海道の旭川市で２５年間動物園の飼育係りをしていたあべさん
　　　　　　『どうぶつ友情辞典』 は どうぶつとの関わりをかいたエッセイ集
　　　　　　ある時はガンが沼に飛び込む姿に
　　　　　　子育て中のクマゲラに
　　　　　　ゴリラの後姿に・・・楽しい話にクスっと笑えます。
　　　　　　「どうぶつ」も「ひと」も 大好きなあべさんのエッセイにほのぼのします。
　　　　　　とても動物園に出かけたくなりました。

　　　　　　　　　　動物園のファンサイト　ＴｏｋｙｏＺｏｏＮｅｔ

　　　　　　　　　　　　　動物の鳴き声図鑑　

　　　　　 　　　　　


　　　　　　　　また来ん春・・・
　　　　　　　　また来ん春と人は云ふ
　　　　　　　　しかし私は辛いのだ
　　　　　　　　春が来たつて何になる
　　　　　　　　あの子が返って来るぢゃない
　　　　　　　　
　　　　　　　　おもへば今年の５月には
　　　　　　　　おまへを抱いて動物園
　　　　　　　　象を見せても猫（にゃあ）といひ
　　　　　　　　鳥を見せても猫（にゃあ）といひ

　　　　　　　　最後に見せた鹿だけは
　　　　　　　　角によっぽど惹かれてか
　　　　　　　　なんとも云はず　眺めてた

　　　　　　　　ほんにおまへもあの時は
　　　　　　　　此の世の光のただ中に
　　　　　　　　立って眺めてゐたつけが・・・

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（ 中原中也・在りし日の詩より ）

　　　　　　　　　　　

『 パンダコパンダ 』

　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　パンダコパンダ　　　

　　　　　　　　　　　　　　「パンダコパンダ」公式サイト　　　　

　　　　　　宮崎駿さんが脚本、高畑勲さんが演出を担当したアニメ映画
　　　　　　とても楽しいアニメです。
　　　　　　子どもが幼い頃、何回も何回も観ていました。
 　　　　　  今日、＜ＴＳＵＴＡＹＡ＞で ＤＶＤを見つけてレンタル

　　　　　　 ♪　パンダコパンダコ　パンダ・・・　
　　　　　　 ほんとうに　いいな　このアニメ
　 　　　

　　　　　　  　　　

　　　　　　　　　　息子よ、そんなにいそいでどこいくの？　風みたい・・・

　　　　　　　　

『 あけるな 』

　　　　　　　 　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　あけるな

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　谷川俊太郎　作
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　安野光男     絵
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　       ブッキング

　　　　　　　　　ページをめくると　「あけるな」
　　　　　　　　　つぎのページには「あけるなったら」
　　　　　　　　　さらに「あけるとたいへん」「あけたらいけない」となる。
　　　　　　　　
　　　　　　　　　もうあけるしかないよ。
　　　　　　　　　すると、「扉」の中にまた「扉」
　　　　　　　　　閉ざされた扉を開けると・・・

　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　人の心の扉を開けられたら・・・
　　　　　　　　　苦しまないですむのだろうか？それとも、もっと苦しむのだろうか？
　　　　　　　　　衝撃的ニュースに接するたびに思う。

　　　　　　　　　　「ようやくかという印象」・ 佐木隆三 ＜宮崎勤事件＞